登録日:2010/07/16 Fri 19:11:22
更新日:2025/01/05 Sun 15:49:49
所要時間:約 8 分で読めます
概要
裏技
裏技とは、隠されたテクニック、操作、攻略法のこと。
一般には
ゲームプログラムの仕様上で実行可能だが、取扱説明書やチュートリアルに記載が無く、ゲーム内のヒントも限られたものを指す……
と今なら言えなくも無いが、後述の「無敵」の「ロードランナー」の件にある通り、本来裏技とバグ技の境界線は非常に曖昧。上記はあくまで記事整理のための分類と思っていただきたい。
ゲームが下手なプレイヤーにとってどうしても越えられない壁が存在する。
どんなに頑張ってもクリア出来なかった
ゲームはいくつか存在するだろう。
そんな時に役に立つのが裏技である。
昔の
ゲームは難易度が高い作品が多く、難易度調整を実装する余裕も無かったので、スタッフの配慮でいくつか裏技が収録された作品があった。
ゲームによりけりだが、様々な方法でプレイヤーを助けてくれ、何度も挑戦する勇気を与えてくれた。
基本的に通信プレイでは使用禁止で、実行した結果はセーブされない、オンラインモードでは実行できないなどなっているのが通例。
オフラインの対戦
ゲームでは使えることもあるが、友達の間等で使ってしまったら友情関係が崩れてしまう場合があるので、基本的に一人プレイの時に遊ぶ事にしよう。
合意の上でなら全員で実行してカオスプレイを楽しむのもあり。
かつては
チート(改造)も裏技と呼ばれることがあったが、ユーザーの意識や法律の改正もあり、チートが裏技と呼ばれることは無くなった。
詳細は当該項目を参照。
バグ技
バグの中でも、プレイヤーに有利な現象が起きるものを意図的に誘発させること。
当然プログラム設計上想定されていないので、何らかの不具合が併発することもある。
セーブデータが破損したり、ソフトやハード自体に悪影響が及ぶことも……
勿論大会や通信プレイでは使用禁止。出入禁止やアカウントBANになっても文句は言えない。
不利なバグ共々二次出荷やベスト盤、AC基板更新で修正されたり、オンラインアップデートが出来るようになってからは
パッチ修正することで発生を抑制する。
ショック技
プログラムの領域を超えた裏技・バグ技どちらとも言え、どちらでもないとも言える技……
電源ボタンやカセット抜き差しやディスクトレー操作など、ゲーム機の物理的操作を意図しないタイミングで行うもの。
「ソフトの意図しない挙動」を超えて「ないはずのデータ」や「ハードが想定していない入力」が未知の現象を引き起こす。
これによって
TASでも不可能な早さを実機RTAが達成してしまうことも……RTAと言えるのかは別として。
やってることはぶっちゃけクラッキング。最早チート行為。当たり前だが危険度は非常に高い。
■有名な裏技
コナミコマンドと呼ばれる昔のコナミ作品では大体使えた隠しコマンド。
作品によっては
自爆したりするので注意。
↓効果
『
グラディウス』パワーUP
『
コントラ』残機30増加 等
作品によっては、
↑↑↓↓LRLRBA
の場合もあったりする。
特定のステージで条件を満たすと半永久的にスコアが獲得出来、1UPを何回もだすことが出来る現象。
ファミコン版では公式の想定外の動作であったため、やり過ぎると後述のオーバーフローにより残機マイナス状態になってしまう。
理論値への挑戦時はここの調整が非常にめんどい。
アーケードゲームでこれができてしまうと売り上げに多大な悪影響を与えるため、発見されると真っ先に公式が潰しにかかる。
特定のステージに隠しコースがあり、そこに行くと一気に新しいステージに行けるというもの。
マリオに限らず様々な作品で収録されている。
アーケード形式の作品に多く、アーケード形式が少ない最近の
ゲームでは採用されることが少ない。
ゲームをクリアしたりすると現れる裏技。
解禁の条件が厳しくて別途隠しコマンドが用意されている事もある。
基本的に
ラスボス、若しくはお遊びキャラ。
ノーコンテニュー等特定の条件を満たすと現れる裏技。
理不尽な強さでプレイヤーを
絶望に追い込む。
作品によってゴールデンだったりシャドウだったり、何かの波動に目覚めてたり。
大抵の格ゲーには用意されている。対人メイン格ゲーとしてはこいつらを倒してようやくスタート地点。
特定の条件を満たすと解禁される技。
ほぼ一撃でどんなキャラクターでも倒せる。
X2では
昇龍拳が代わりに使える。
ボスに壮大な出オチをさせることができる。
ロックマンXで通常の方法では手に入らない隠しアーマー。普通に入手するアーマーよりかなり強い。
ぶっちゃけ手に入れられるほど強いならなくても変わらない、それほどの難しさ。
戦闘中に765hitを達成すると操作しているキャラが「ナムコ!」と叫ぶ。
正直無理ゲー。
ロミアスはいわゆるチュートリアル担当。初期拠点にて、基礎的な操作や戦い方を教えてくれる。
「
全員が装備とステータスを持つ(=干渉可能な存在)」なElonaシステムに基づき、
彼ともう一人、ラーネイレも
ケンカを売れるし多種多様な干渉ができる相手となる。
画策するのは、所持している強力なアイテムをいただき、序盤を快適にしてしまおう……という謀略だ。
……が、いわゆるユニークモブであるところの彼ら。
初期能力配分によっては
スライム相当の雑魚にも苦戦し下手すれば負けるLv1主人公にとって、
逆立ちしても勝てないぐらいの差が立ちはだかる。
そもそも正面切って勝てるぐらいになったらそんなにいらない装備だしね
だが正攻法で無理なら
正攻法で倒さなければいいのがElona。以下、その手順。
1.NPC・ロミアスによるチュートリアル中に外出。
2.別の街でステージ(と自分)を吹き飛ばす爆弾を購入。
3.重すぎてまず持ち帰れないのでその場で自殺。
4.リスポーンで家に戻ったら起動し、ロミアスともう一人のNPCを爆殺。
5.またリスポーンした後、ロミアスたちが落としたアイテムを回収する。
すごくお手軽。
……というのも、彼らが去ってもまた会える手段はあるし、盗むなりで方法は他にもある。
しかし前述したように正攻法で攻略可能な段階ならコレクター用途以外さほど意味はないし、いわゆる「呪い酒」でも倒せはする。
が、「呪い酒」はある程度の仕様に関する前提知識が必要なほか必要アイテム収集に運も絡み、
ある種の禁じ手であることも重なって序盤でそこまでするか? というそもそも論が頭をよぎる。
ここで改めてロミアス爆破の手順を見てみよう。
簡潔に言えば、「ちょっと稼いでいつでも売ってるものを買い、自宅でボタン押すだけ」。
計算されたかのように簡単で初心者でもできる。
本来かなり鍛えないと運べないアイテムであり、
ドロップする装備がかたつむりでも装備できる【遠隔】カテゴリかつ、
強力さの割には非常に軽量なのも含め、裏技的な手法なのにできすぎているまである。
ついでに言うともう一つのユニークアイテムの短剣はペットに装備させると良い。
あれやこれや理由を語ったが、彼は乞食の肉を渡して「…本当に食べてしまったのか?」するような性格であるため、
特に理由がなくともお決まりの儀式的に、私怨を交えてロミアスの装備が必要なくとも爆殺される。
金のしおり入手後に特定のシーンで背景がモザイクになり、その後の選択肢が猟奇的で意味不明な内容になっているというもの。
バグと思われがちだが、スタッフが遊び心で収録した裏技。
マップ上のコースに沿って走らず、想定外のルートを通る事で一気にゴールに近くなるというレースゲームによくある裏技。
マリオカーでは壁を乗り越えることで一周10秒未満と言うか意味不明なことができるコースもある。
仕様だったりバグだったり様々で、大会等でも使用が認められるかはまちまち。
個人間の対戦では節度を守らないとリアルファイト案件になる。
スタッフがゲーム内に置いた分身やメッセージが置かれた場所。
普通にプレイしていても入れる(ポケモン等)場合もあれば、ちょっと変わったプレイが必要なこともある。
大抵は後者の方がディープな裏話を聞ける。
有名なのは
クロノ・トリガーや、テイルズシリーズ、ファルコム作品。
特にクロノトリガーは楽屋裏が大量にあり部屋ごとに変なスタッフロールが見られる(超高速版など)。
■有名なバグ技
攻撃を受け付けなくなる技。
風来のシレンシリーズの無敵草やマリオシリーズにおけるスター、アクションゲームやシューティングゲーム全般で見られるダメージ後の食らい判定がなくなるなど、ゲームの仕様としての無敵状態は様々なゲームに存在する。
RPGならレベルを上げて回避率などのステータスを上げたり
装備で属性や
状態異常の耐性を付与したりすることで実質無敵になることもできる。
だが
ゲームによってはそれ以外の方法でダメージを受けなくなったり死ななくなるといった、開発者の意図しない形で無敵になる方法も存在している。
逆に
敵のHPが2047になるといった敵が死ななくなる形での無敵化も存在しており、起こしてしまうと負ける以外の解除手段がなくなったりする。
特にファミコン版ロードランナーにおけるハシゴ片手すり抜けバグは、コンピュータゲーム用語としての「裏技」の歴史上重要な位置に存在している。
このバグが発覚した時、ハドソンは販売済みのソフトを回収すべきかどうかの選択を迫られることになったが、
高橋名人が
コロコロコミック編集部に相談を持ち掛けたところ、「
表の技ではなく裏の技として紹介してみては」と提案され、これによって「裏技」という言葉が広まったのだという。
この経緯より、8~16ビットゲーム機全盛の時代を生きてきた
ゲーマーの多くにとって「バグ技=裏技の一種」であるため、しばしばそれよりも若い層と間で、バグ技に関する認識の齟齬を引き起こすこととなる。
本来は壁があって通れない筈なのだが、何故か入れるというバグ。
衝突判定を無理やり突破することで可能。入れたとしてもフリーズになる場合が多い。
ここからコード書き換えなど新たなバグ技へと派生することもある。
裏技として、おまけ部屋への入り口に採用されたり、
ゲームの要素として採用されることもある。
後者の場合新たなバグ技を呼ぶこともあるが。
扱う数字のケタが変わって内部の数値がおかしくなってしまうことで、上述の無限1UPで取り上げたような事例の原因。
10進数で端的に言えば9999の次は10000だが、4桁しか処理できない場合はこの1がどこかに行ってしまうのである。
ステータスを滅茶苦茶に上げるなどして9999を超える大ダメージを与えようとしても、1がどこにも行かず消えてしまう場合は0000となりカスみたいなダメージになってしまう。
逆に0000の前は9999であり、ステータスがマイナスに達したりした場合に滅茶苦茶に大きなダメージが出せたりする。これは負のオーバーフローと呼ばれる。
こちらは有利に働くが、能力をマイナスにする装備は序盤に出て来ないことが多く条件を満たすのが難しい。
問題はあぶれた桁、すなわち1が前の領域に割り込んで保持されてしまう場合。
プログラムは根幹的には2進数で表現されているため、たった1でも割り込んできただけで重大なエラーを起こす場合がある。
チョコボの不思議なダンジョン2が顕著で、データ上でツメ・クラを多く持ちすぎるとバグでおかしなことになってしまう。
負のオーバーフローをアンダーフローと言う者もいるがこれは誤用であり、扱う数字が小数点以下など小さすぎて0にされるのがアンダーフローである。
ここで起きている事象は「正負のオーバーフロー」というのが正しい。
開発・
テスト用に作られたステージやマップは当然製品版では入れないのだが
バグによって無理矢理突入できてしまうことがある。
テストの様子をうかがうことが出来たり、プレイヤーに見せないのをいいことに変な文章があることも……
ポケモン赤・緑(
GB)であるコマンド(非公式の手順)を入れてバグらせると起こる裏技。
なんで欠番なのかというと開発中に空いていた部分に仮で入れておいた内容が表示されているため。
なぜそのままなのかというと、かつてのゲーム開発は容量との戦いで余裕が無く「関係ない要素消したと思ったらゲーム全体がぶっ壊れ起動不能」なんてこともありうるため。
ゲーム機の性能が向上した最近では、「結局使わなかったけど無害だし」といったことなのか1ステージまるごと放置ということもよくある。
ちなみに
ミュウはゲーム内に登場しないけどきちんと用意されていたキャラクターなので半分バグ半分裏技である。
キャラセレクトであることをして決定すると何故か
マスターハンドが使える。
タイミングがかなりシビア。
これ自体は無害だが、本来出ないはずのアイテムが自然発生しているという危険な状況なのでステータスがおかしくなったりエラーで落ちるといったことが頻発する。
最悪セーブデータを削除する羽目になることも。
数百数千と時間をかけたセーブデータを消さないよう、妙な真似はしない方が良い。
バグ技の宝庫というより鉱脈のような
ゲームであり、それらを前提とした対戦環境が形成されたまさに世紀末。
詳細は作品の項目等を参照されたし。
プッシャータイプのメダルゲームでできたり起きることのある裏技。
この手のメダルゲームは先端の方にメダルが横に入ってしまう穴が存在し、前側に落とせばメダルを獲得できるが、横穴に入るとホッパーに呑まれてしまう。
そこで片側にだけ大量のメダルを投入し、その圧力によって横穴を塞いでしまうのである。
これによってメダルは前に進みやすくなり、そのままプレイを続ければ通常より多くのメダルを獲得できる
というわけである。
しかしこれができるかは機種の横穴の上にあるガード部分によってまちまちであり、基本的に多くの機種がメダルでボールを押す→ボールを落としてジャックポットチャンスに行くという流れなので、ボールの流れを制御するため新しい機種ほどガード部分を広くして詰まりにくくしている。
また詰まるかどうかは運によるところも多く元手も結構かかるため、かなりの時間とメダルを要しプラス収支で終えるのも大変である。
ショック技
コロコロコミックの袋とじで紹介された、おそらく最初のショック技。
投球時の特定のタイミングでファミコン前面のコネクターピンの一部を鉛筆などで触ることにより、滅茶苦茶な速度と軌道を描くボールを投げられるというもの。
しかしこの記事に対して
任天堂が激怒、後に誌面で「ミラクル電磁誘導は絶対にやらないでください」という記事を載せることとなった。
しかもこれを使った本体に危険が及ぶのはもちろんのこと、後に
使用されたソフトを介して別の本体をも破壊する可能性があるという副作用もあったことが判明している。
ショック技の起源でありながら恐るべき危険性をも秘めていた、ショック技とはどんなものかというのを知らしめるものだと言えよう。
ちなみに原理はコネクターピンを介した電気回路の短絡であり、この技自体コネクターに刺せる周辺機器などを使うことで他の
ゲームに応用することが可能。
中には無敵やステージセレクトといった便利になるものもあるが、ショートさせたことでソフトを物理的に破壊してしまい上記のような副作用を起こすことがあるものと思われる。
ソフト・ハード両面で解析が進んだ現代ならともかく、今そんなことをやっている当時の純粋な子供たちがこれを鵜呑みにしてやっていたならとてつもない被害を生んでいたかもしれないのは想像に難くなく、
任天堂が激怒したのも当然と言える。
特定のタイミングでPSの蓋を開けるというとんでもない方法で行う裏技。
モドキベタモンが
べんり君になり偉そうな口調で、時間経過、パラメータ操作、技全修得をさせてくれる。
またこの蓋を開ける操作を指す言葉でもある。
おそらく開発中に用意されていたデバッグモードがそのまま残された結果、特殊な動作で偶然呼び出されてしまったものと思われる。
どちらかというとバグ技に近いジャンルで、よりバグっぽい挙動でデバッグを呼び出す方法は他の
ゲームにも見られる。
当作をプレイするものならほとんど誰もが知っている有名なバグ。
CD再生の手順の途中でフタを明けて本来の
ゲームディスクと入れ替えるなどの手順を踏むと、条件を満たさないと再生出来ない種族が再生出来てしまう。
再生したモンスターを一度冬眠して戻す等すれば再生ロックを完全に解除することもできる。
このバグのおかげではじめから通してプレイする必要のあるRTAでは解放条件を経由せず隠し種族でも走る事が出来るようになり、もはや前提級の技となった。
データベース再生となった
Switch・アプリ移植版では不可。
ディスク媒体のPS2版でのみ可能な裏技。
フィールド上でPS2のディスクトレイを開けると画面外のフィールドが読み込まれなくなり、一時的に消滅する。
消滅した領域は歩く事が可能なため、これを利用すると本来の順番を無視してストーリーを進める事が可能になる。
特に本来ならメンバーの出入りが固定されている幼少期に仲間モンスターを解禁する事で連鎖的にバグを誘発させる「仲間増殖技」は有名で、特定のタイミングで起こす事で
パパスやベラといった幼少期限定のNPCを最後まで連れ歩く事が可能となる。
- BGM変更(リッジレーサー等)、ディスク入れ替えバグ
トレイが開けられる
PS系のハードで出来るバグ技。
ポーズしてディスクトレイを開け、音楽DISCを変えると変えたCDの曲が
BGMになるという裏技。
ステージが変わるまでに元の
ゲームCDに戻さないとよりバグる。
リッジレーサーに関わらず、ファイナルファンタジーをプレイ中にチョコボ入れたらキャラが死ぬイベントをスルーするとか、MGS3プレイ中に同作の完全版のディスク入れたらそのまま完全版としてプレイできる。
できるわけがないッ!
ほとんどのコントローラーでは不可能で、想定されていない場合が多い。それ故にアクションゲームにおいて壁抜けや超高速移動といったバグ技を引き起こす。
実機でやるには十字キー入力を別の場所に設定してやる必要があるため、
DanceDanceRevolution専用コントローラーのようなものを用いるかコントローラーを改造したりしない限り不可能。
稀にスティック入力と十字キー入力に同じキーが割り当てられている
ゲームでこの操作が可能になる場合がある。
有名な例としては、
星のカービィ トリプルデラックスにおいてパラソル能力でスティックと十字キーで上下入力を同時に行うことでパラソルを瞬時に開閉を繰り返して攻撃する「高速落下傘」が挙げられる。
なお、ゲームパッドでは確かに不可能だがキーボードでは可能であり、とある格闘ゲームではガードゲージ、
必殺技ゲージの減少というペナルティが課せられている
RPGツクール3に付属している描画ツールで、256色のカラーパレットを使い描画する。
これを
セーブ中にリセットするとセーブデータが破壊され、別のゲームで読み込めるようになる。
256色は16進数の数字に対応しており、特定の箇所に特定の色を置いておくことで都合の良いように改竄したセーブデータを用意することができる。
セーブデータのどこがどう対応しているかというのは事前に知っておかなければ無意味ではあるが、
ドラクエ7を4分でクリアするなど実機ではまず不可能なこともたやすくできるため一躍注目を浴びた。
誰よりも速く
ゲームをクリアすることを目指した人々の狂気の産物。
上下同時押しに加えて別のボタンを押す、壁抜けバグから内部データにアクセスするなどの特定の行為を行い
ゲームソフトのメモリやデータそのものにアクセスして改竄、エンディングを呼び出しゲームをクリアしたことにする。
最早
ゲームハードとコントローラーを介したゲームソフトへのクラッキングになってしまっている。
バグの行きつく先は実機で出来るということ以外チートや改造と変わらないのか。そして
ゲームクリアはどこまで速くなるのだろうか…
ホットプレートを使った加熱で特殊な条件を満たすという何言ってんだお前と言いたくなるようなバグ技。
まず
ゲーム開始後、王様に話してセーブした後に電源を入れ直すとデータがバグる技があるのだが、
プレイヤーによって結果が異なり終盤のキーアイテムを入手済みになるなどして一気にシナリオを飛ばせるというとんでもないものなのだ。
そしてこのデータ変化が
ファミコン本体の個体と温度によって左右されることが判明したのである。
いわゆる上記の任意コード実行によるエンディング直行に該当する手段だがこれに目をつけたRTA走者により、
ホットプレートでファミコンを熱しながら記録が叩き出されてしまう。この衝撃的な光景が多くの人々の度肝を脱いた事は言うまでもあるまい。
RTA in Japanで披露された事により知名度を増した。
他にも『
ドクターマリオ』『
星のカービィ 夢の泉の物語』『ファイナルファンタジー』の3カセットを抜き差ししてエンディングに直行したり
『ファミリーベーシック』でコードを生成したりと様々な手法が開拓されており、最早プレイ時間よりエンディングの方が長くなっている。
追記・修正おナムコ!
- チートと裏技、あとツール?はそれぞれ別もんだと思うけどな -- 名無しさん (2014-03-07 16:26:42)
- 裏技も仕様(意図していれたもの)、考慮漏れ(仕様の範囲内で出来てしまうもの)、除去漏れ(デバックモード系)、バグ(純然たるミス)といろいろあるな -- 名無しさん (2014-12-24 18:06:43)
- メタルギアシリーズの無限バンダナとステルス迷彩は周回特典かやり込み特典だから裏技ではないだろ。 -- 名無しさん (2014-12-24 18:37:06)
- 実は没アイテムを見れるのは内緒 -- 名無しさん (2016-01-21 21:31:28)
- 割りとオンラインでは通られてる やはり完全不可は厳しいか -- 名無しさん (2016-01-21 21:35:26)
- 存在自体がデフォでチートな眼鏡かけたお医者さんがいたなぁ・・・ -- 名無しさん (2016-01-22 00:55:24)
- チートと対策はイタチごっこだから、完全に改造を封じることは理論上不可能。まぁこれいったら身も蓋もないんだが -- 名無しさん (2016-02-15 00:11:16)
- 裏ワザとバグ技は別だろ。何で一緒くたなん? -- 名無しさん (2016-03-09 22:43:40)
- 個人的には裏技と言ったらけしからん隠し画像が見られるやつ… -- 名無しさん (2016-09-14 11:17:17)
- 裏技とバグ技とチートは全然違うし荒れやすいから個別の記事にしたほうがいいと思う。 -- 名無しさん (2017-03-08 11:17:17)
- 裏技とチート混ぜる意味ないし、バランスブレイカーあたりとも微妙にかぶってるな -- 名無しさん (2017-03-08 12:44:07)
- 「広義の裏技=バグ技・チート・狭義の裏技」で、「狭義の裏技≠バグ技」「狭義の裏技≠チート」ってところかな? -- 名無しさん (2017-03-08 13:47:44)
- ↑チートは裏技じゃないでしょ、ゲームそのものを作り変える行為なんだから -- 名無しさん (2017-03-08 18:52:13)
- 当項目の作者じゃないんですけどどちらも有名な裏技、バグ技を挙げるだけでもかなりの量になりそうなので分けてもよろしいでしょうか? -- 名無しさん (2017-03-08 19:01:04)
- カセット半抜きorカセット半挿しもこれかな? -- 名無しさん (2017-11-16 20:02:08)
- 初代ストIIで通常技ヒット後に必殺技でキャンセルできるのも元はバグだったとか。(面白いので後に仕様化された) -- 名無しさん (2017-11-16 20:53:51)
- ポケモンの場合はVC版でも使えるんだよな。 -- 名無しさん (2018-02-14 01:26:25)
- 裏技とバグ技って全然違うよな。なんで一緒くたなんだ -- 名無しさん (2018-11-22 17:26:15)
- SFC版DQ2のマヌーサザラキとサマルカンスト技にはお世話になりました -- 名無しさん (2018-11-22 18:10:11)
- 桃伝や桃鉄の女湯は裏技だろうか? -- 名無しさん (2019-12-19 03:24:45)
- >裏技とバグ技が一緒くた 記事内にもあるが、ゲーム界隈で初めて「裏技」とされたのがバグ技だから。元々はプレイヤーに発見されたバグをメーカー側が「裏技です」で押し通したのがきっかけ。そのためFC時代はユーザー側にとっては裏技とバグ技の区別は曖昧だったのさ -- 名無しさん (2020-08-29 19:08:38)
- スパロボOGのトロンベBGMとか? -- 名無しさん (2020-09-12 23:16:03)
- PSOのアンシエントセイバーのバグ攻撃もこのクチやね -- 名無しさん (2020-11-20 07:18:49)
- つい最近でもFCまじかるタルるートくんで今まで不出だった裏ワザが見つけ出される。凄いね -- 名無しさん (2021-08-27 16:26:19)
- 裏技にもプログラマーが仕込んだモノから、仕様を逆手に取って有利に働くモノまで様々。バグはバグで別物扱いでもいいが、再現できてフリーズしないなら裏技扱いでもいい気も?それとも裏テクになるのかな? -- 名無しさん (2021-08-27 17:23:42)
- メトロイドシリーズは公式裏技とバグの双方があるね。少なくともドレッドのボム先行入手は公式 -- 名無しさん (2021-11-29 00:37:52)
- ファミコンをホットプレートで温めるRTAあったけどここで言うショック技に分類されるのか… -- 名無しさん (2022-03-12 18:46:50)
- PSOでフォマールがインフェルノバズーカを装備すると爆速で連射できるようになるのはバグなのか意図的な裏技なのか -- 名無しさん (2023-04-28 16:39:20)
- FF7のディスク交換の裏技とか懐かしい。FF9はそもそもエクスカリバー2はディスク開けムービースキップ(裏技?)を使用しないと絶対間に合わないとかのは何気に好き。遊び心があるね -- 名無しさん (2023-06-05 07:31:49)
- リマスター版が昨今色々なゲームで出ているが、修正されていたりあえてそのままだったりスタンスは色々。進行不能になりかねないヤツは当然修正されているが -- 名無しさん (2023-06-05 16:40:42)
- ↑温度調整をする理由は電源を素早くON/OFFすることで発生するバグの内容調整なのでショック技であってる。なお、ホットプレートを使うのは互換機で純正本体だとむしろ冷やす -- 名無しさん (2023-11-28 17:16:38)
- すり抜け系や裏世界系でシナリオ上やレベル制限の都合で本来行けないところに行くの好き、そうすると通常進行よりハイリスクハイリターンゲーになったりで楽しい -- 名無しさん (2024-07-17 12:59:07)
- 悪魔城ドラキュラのDS移植版、アプデで「一部のバグ技が正しく再現するように修正」というパワーワードが生まれてて草 -- 名無しさん (2024-10-19 06:01:28)
- バグ技使ってようやく丁度良いバランスになる時はプログラマーが少しでもクソゲーを楽しんで貰おうと意図的にバグを入れてる可能性!デバッグ不足が大半だろうけど -- 名無しさん (2024-10-19 07:13:10)
最終更新:2025年01月05日 15:49