登録日:2014/04/15 Tue 23:13:49
更新日:2024/04/08 Mon 10:50:18
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新しい世界はさらに広がったッピ!さらに前へゴーオンナウ!!
エキスパンション
- DMR-05「エピソード2 ゴールデン・エイジ」
- DMR-06「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」
- DMR-07「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」
- DMR-08「エピソード2 グレイト・ミラクル」
概要
はじめて無色こと
ゼロ文明が登場。文明を持たないクリーチャーであり、どんなデッキにも入り得るということが話題となる。
当初は敵のみだったが味方も文明に縛られなくなっていく。
覚醒編や前弾エピソード1で
サイキックが中心になり、
遊戯王の様に「エクストラ系中心で本元のデッキのモンスターとのインフレ、また没個性になる」事を防ぐ為、
今作では
覇ァ!に代表されるような大型ドラゴンやハンター、ウェディングなどのゼニスなど1枚で勝負が決まりかねないモンスターがプッシュされる。
特に《
勝利宣言 鬼丸「覇」》は「坊主めくり」「覇ゲー」と言われるほど
賛否両論でバランス崩壊などと騒がれたが、実際の所は聖拳編~転生編のような世紀末環境には至らず、
何だかんだでそれなりに良好であった。
一方、それらの大型を出す為に使われた呪文の殿堂入りは多く、この弾初出で殿堂入りを喰らったモノやとばっちりを喰らった物も結構ある。
また、様々な種族にスポットライトが当たる。
特にエンジェル・コマンド、デーモン・コマンドの文明シャッフルは話題になった。
また
ヒューマノイド、ガーディアンの二種族は擬似
ハイブリッド種族化した。
他方ハイブリッド種族だったはずのグレートメカオーとドリームメイトはそれぞれ水、自然のカードばかりが登場するなど、全体的にこの章でのフィーチャーの仕方はデッキデザインに大きく関わる。これらは漫画やアニメでも敵や味方が使っており、このエピソードで誕生したデッキタイプは非常に多い。
ただし、一部の種族のプッシュの仕方については賛否が分かれた。
まず、ハイブリッド種族に関しては前述したようにプッシュされた文明が偏っていて「ハイブリッドとは何ぞや」という状態になっていることには批判があった。
また、プッシュされるかと思われた
リヴァイアサンは新規カードも増えなかったうえに、新規カードも微妙だったり強くてもリヴァイアサン関係ないスペックだったりで、あまり上手くフィーチャーされなかった面が否定できない。
文明シャッフルされた二種族に関しても、
闇エンジェル・コマンドに強化が集中しすぎではないかという指摘があった(闇エンジェル・コマンドが単独で専用デッキを作れるのに対し、光デーモン・コマンドは従来のデーモン・コマンドと共有になりがち)。
メディアミックス
今作では
週刊少年サンデーに「Duel Masters Rev」の連載が行われていた為か、終盤辺りに少年漫画や青年漫画のコラボやパロディが非常に多く
サンデーの付録カードになったり、コラボカード屋や
この世の魔境と言っても過言ではないカードが収録された
ブラック・ボックス・パックなど話題になった。
コラボ、パロディ系でも
「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」や
黒蟲奉行、金属器の精獣 カーリ・ガネージャーなど実力を評価されたクリーチャーも多く、この少年漫画や青年漫画を意識したパロディや展開はドラゴンサーガにも受け継がれる。
背景ストーリー
エピソード1におけるアンノウンのパンドラ・スペースの強襲のあとの世界。超次元の向こう側の力である覚醒の力も弱体化してしまった。よってサイキック・クリーチャーは登場しない(ただし、
ブラック・ボックス・パックなどでは収録されている)。また、エピソード1が
バッドエンドだったのに対して、エピソード2は全編に希望がもてる作りになっている。
エイリアンを受け入れアンノウンと闘うことを決めたハンターを中心とするゴールデン・エイジと、ハンター、エイリアンを攻撃し「感情のない世界」を創りだそうとするアンノウン、そしてそのアンノウンを統べる存在であるゼニスが主なキーになる。
主人公の鬼丸はハンターであり、ハンターとして基本的に扱われるが、その出自はエイリアンの王家「パンドラ王家」であり、プリンプリンの弟に当たる。
対するゼニス、アンノウンのベートーベンもまた、パンドラ王家の出身でプリンプリンの弟、そして鬼丸の双子の兄である。この他ゼニスは和解しゴールデン・エイジに味方するライオネル、攻撃を続けようとするウェディング、サスペンス、Z-ファイルなどが登場する。この世界を大きく巻き込んだ戦争『ゼニス大戦』はありとあらゆる種族たちがフィーチャーされており、新旧のプレイヤーにとって良質なカードが供給される。
一方、カード名がハンター、エイリアン、アンノウンと命名法則を無視する者達が多いためにめちゃくちゃで、そういった部分での不満は多い。
ただし、エピソード1よりかはネタに走ったカード名は減少気味(ないとは言ってない)。
「偽りの名」や「○○の頂」などのネーミングセンスを評価する声もあり、いくらかは古参勢や復帰勢からの嫌悪感は少なくなったようにも見える。
この闘いのはじまりであるシャングリラの出自には、とんでもない秘密が隠されていて…
勢力別の動き
下記のなかでも登場人物はいろいろと動いており、プリンとリュウセイのラブロマンスとか、エンジェル・コマンドの抗争とか、ライオネルを討とうとするウェディング、サスペンス、Z-ファイルとか、野菜をひっこぬいたらどんぐりだったとか、とかくいろいろなドラマが展開されるが、ここには到底書ききれはしないので個別ページを参照のこと。
以下ではストーリーで最も重要な部分だけを抜いて書いている。
ゴールデン・エイジ
当初はオニナグリがリーダーだったが彼は鬼丸を守るために死んでしまう(だが後に…)。「カシラ」と呼び慕っていた鬼丸は彼の後を継ぐことになるが…
アンノウンを率いる存在で、クリーチャーの思念から生まれた「
頂点」を自ら称する存在。その頂点にいるのは《
「無情」の極 シャングリラ》。
ベートーベン(修羅丸)のようにあとからゼニスになることもできるらしく、鬼丸も後天的にゼニス化している。
アンノウン陣営としてエンジェル・コマンドの補佐をしていたりするが、どうやら彼らは彼らで独自の動きをしているようで…
追記・修正お願いします。
- ゼニスは命名法則しっかり定まってたと思う。 -- 名無しさん (2014-07-20 13:03:07)
- ゼニスはゼニスの命名法則に従ってるけど、付随するもう一方は無視してるからね -- 名無しさん (2014-07-20 13:18:18)
- ストーリーが王道で良い -- 名無しさん (2016-05-04 02:43:33)
- 2023年3月16日。『デュエル・マスターズ』エピソード2 拡張パック第4弾 DMR-08「グレイト・ミラクル」発売から、エピソード2完結から、10周年おめでとう。 -- 名無しさん (2023-03-16 20:35:43)
- 2023年3月16日、『デュエル・マスターズ』エピソード2 拡張パック第4弾 DMR-08「グレイト・ミラクル」発売、エピソード2完結10周年。本日2023年3月23日、『DUEL MASTERS PLAY'S』におけるエピソード2完結編となる第19弾カードパック「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」リリースおめでとうございます。 -- 名無しさん (2023-03-23 23:55:33)
最終更新:2024年04月08日 10:50