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デスザウラー(中央大陸)

登録日:2014/06/11 Wed 09:14:00
更新日:2024/06/03 Mon 21:06:23
所要時間:約 12 分で読めます




デスザウラーは、『ZOIDS-ゾイド-シリーズ』において、中央大陸戦争期にゼネバス帝国が開発した決戦兵器級超巨大ゾイド
本項では中央大陸戦争及び第一次大陸間戦争(いわゆる旧バトスト)におけるデスザウラーについて記載する。
新バトスト並びにアニメシリーズなどついては別項があるのでそっち見てくださいな。


【目次】




【スペック】


型式番号:EPZ-06
分類:ティラノサウルス
所属:ゼネバス帝国、暗黒軍(ガイロス帝国)
全長:32.4m
全高:21.0m
全幅:11.5m
重量:400t
最高速度:90km/h

武装
口腔部荷電粒子砲
電磁クロー
レーザービーム砲
連装ビーム砲座
接近戦用ビーム砲×4
全天候自己誘導ミサイルランチャー
ミサイルランチャー
加重力テイル
荷電粒子インテークファン
全天候3Dレーダー
赤外線レーザーサーチャー



【概要】


中央大陸戦争後期、暗黒軍の支援を受けて中央大陸への帰還を果たしたゼネバス帝国が総力を結集して開発した決戦兵器。開発者はドン・ホバート博士。
当時両軍に存在したあらゆる火砲に耐え切る超重装甲という絶対無敵の盾、荷電粒子砲という絶対勝利の矛を備える当時最大最強の絶対王者。
砲撃力のみならず格闘能力も傑出しており、サイズ的にだいたい同じゴジュラス1ダース以上を相手に荷電粒子砲を縛ってフルボッコするほど。
ついでに最高速度はともかく瞬発力はかなりのレベルで、シールドライガー程度の速力の機体ならばとっ捕まえて引き裂く程度は朝飯前。
目に見える弱点は背部の荷電粒子供給用のインテークファンで、これを破壊されると荷電粒子砲が使えなくなるだけでなく全性能が低下してしまう。
そのため、外部兵装の半分近くをこの周辺に配置して対応している。
後は装甲化されていない口腔内と、装甲の隙間や関節も一応弱点といえば弱点。……狙えればだが。

決戦兵器と銘打たれるだけあって、徹底した高性能と発展性の高さは半世紀後でも無双可能な領域。
ましてや主力戦闘機獣のスペックがインフレ起こしてなかった当時の戦場にとって、本機は言わばFPSに一人だけ無双キャラで参戦しているようなもの。
遠くから砲撃でどうにかしようとすれば荷電粒子砲で薙ぎ払われ、接近すればスクラップを大量生産する機体相手に戦いようなどなかった。
戦場に踊り出るやいなや両軍のパワーバランスをマッハで帝国側に叩き込み、共和国からは”死を呼ぶ巨竜”と恐れられた。

身に着けた火砲は荷電粒子砲以外はささやかに見えるが、実は帝国軍の大型ゾイド用共通兵装。
性能面では十分なレベルであり、余計な外部装備に回すエネルギーは機体と荷電粒子砲に回っているのでまったく問題ない。
そもそも、本機の外部装備は近寄ってきた小型機や背部のインテークファンに群がる航空ゾイドの迎撃用でしかない。
敵弾が効かないのだから、距離を詰めて腕と尾をぶん回すだけで大概の機体はスクラップ&スクラップ。

登場するやいなや、圧倒的な力とラスボス臭漂う威圧的なデザインで大小問わずお友達のハートをガッチリキャッチ。
ストーリー的には中ボスだけどな
当時本機のキットを所有していたブルジョワボーイはだいたいスネ夫か花輪くんの同類であり、当時の帝国派ゾイド少年にとっては所有=ステータスでもあった。
大きいお友達?知ら管。

一応言っておくと、俗にデス様と呼ばれるのはアニメ準拠の“破滅の魔獣”の方である。なんかゲームにも設定が輸入されてるが。
こっちは普通に強いだけのただの決戦ゾイドであって、あっちのような特殊な開発経緯やガチチートな戦闘能力は有していないので注意。


【荷電粒子砲】


本機の代名詞であり、オーバーテクノロジー以外でゾイドに搭載可能な兵器としては最強クラスの攻性兵装。
本機の場合は背部のインテークファンから空気中の粒子を取り込み体内で荷電粒子変換、首のシンクロトロンジェネレータで光速レベルにまで加速させて撃ち放つ。
体躯やコア出力も相まって他の荷電粒子砲搭載機とはエネルギー量・威力ともに桁違いであり、直撃すれば同サイズのゾイドを一撃で原子の塵と化し、
小中型であれば部隊ごと殲滅することすら可能なレベル。
ジェノザウラーでさえ同クラスの完全破壊が精一杯であることを考えると、冗談では済まされない破壊力だ。
ただし、エネルギー消費も相応に激しく、連射は不可能。



【戦歴】


ZAC2044年にロールアウトした試作壱号機はトビー・ダンカン少尉をパイロットとし、運用試験を兼ねて共和国侵攻作戦に投入される。
手始めに仮面兵団追跡中のプテラス飛行隊の対処を行い、荷電粒子砲の掃射で全機まとめて焼け爛れる鉄屑へと変えた。
続いてゴジュラスの駐屯地へと単機突入、格闘戦のみで1ダース以上のゴジュラスを撃滅し基地司令部を絶望に叩き落とす。
決死の基地自爆で撃破出来たかと思いきや、荷電粒子砲を地面に撃ち込むダイナミック☆土遁で回避。
半世紀後には『荷電粒子砲で基地を消し飛ばした』という都市伝説と化した。

トビー機の猛攻は衰えを見せず、24ゾイドで編成された特務部隊“スケルトン”を率いて共和国首都まで一気呵成に侵攻。
兄の敵であるヨハン・エリクソン大佐の駆るウルトラザウルスを一騎討ちで撃破する。
首都防衛の要を失った共和国軍は首都放棄を余儀なくされ、事実上ほぼ単機(後続機や支援機はいただろうが)で首都失陥を成し遂げるという前人未到の大戦果を挙げる。

その後も量産と改良が続けられ、共和国軍の残党狩りに勤しむこととなる。
最強とはいえ山岳地帯や寒冷地などの局地適応性が低いことが災いし、極限環境下では格下のマンモス(冷凍砲装備)相手に不覚を取ることもあった。
が、それでもZAC2048年のマッドサンダー登場までの4年間、共和国を脅かす高く険しい壁として君臨し続ける。
その発展性の高さから様々な強化試作機が誕生し、共和国軍の前に立ちはだかった。
マッドサンダー登場で無敵性こそ失われたものの、ゼネバス帝国滅亡後も暗黒軍によって接収・追加生産され、主力機のひとつとして戦場に立ち続ける。
最終的にZAC2056年の大異変でノーゲームとなるまでの12年間、共和国を苦しめ抜いた。
また改造機の稼働データからギル・ベイダーが開発されるなど、超大型ゾイド開発史にとっても欠かすことのできない機体となっている。

惑星Zi大異変で野生体がほぼ絶滅し、オーガノイドシステムのちょっとした応用で復活するまで表舞台に上ることはなかった。



【バリエーション】


真面目な改良型からイロモノまで幅広いが、これもデス様の度量か。
ほとんどイロモノなのは置いとこう

○デスザウラー高機動実験機

デスザウラーの試作壱号機であり、トビー・ダンカン搭乗機。背部のアイアンコング用のマニューバスラスターで機動力を、頭部の荷電粒子集中針で荷電粒子砲の命中精度を強化し、
腹部の四連ビーム砲と首の高圧濃硫酸噴射砲で足元の雑魚掃討能力も強化された。
ブースターからのエネルギー供給で荷電粒子砲の連射が可能になったが、エネルギー消費は増大し稼働時間に悪影響を及ぼしている。
ロールアウト直後にゴジュラス大部隊を基地ごと壊滅させ、立ち塞がるあらゆるゾイド部隊も撃滅。
実質的単騎で共和国首都まで進撃しデスザウラー伝説の祖となった。

トビー機以外に同仕様の存在しない、ある意味ではバトストにおけるオリジナル・デスザウラー。


○デスザウラーMk-Ⅱ

デスザウラーにMk-Ⅱ仕様の追加装備を施した機体。背部にマニューバスラスター(ウイングスラスターユニットのみ)とグレートサーベル用のミサイルランチャー、
腕にコング用のパルスレーザーガンと対空ミサイル、尾にグレートサーベルのウイングが増設されている。
パッと見ありあわせの強化武装のようだが、コンバット・プローヴン済みの信頼性の高い装備群であり、性能向上率は意外にも高い。


○デスザウラー(ゼネバス皇帝機)

ニカイドス島に追い詰められたゼネバス・ムーロア皇帝が搭乗した機体。暗黒軍へ救援を求めたものの自軍を吸収され、裏切りに嚇怒するゼネバスの感情のままに暗黒軍に戦いを挑むが、
自身の理解していた通り勝ち目のない戦いであり、デッド・ボーダー初号機のG-カノンに叩き潰される。
マニューバスラスターを搭載していることから、おそらくMk-Ⅱや試作壱号機の稼働データを元に皇帝専用機としてフルチューンされていると思われる。
最大速度以外の面でゼネバス帝国屈指の性能を誇るデスザウラーであれば、皇帝の威光を背負って立つに相応しかったのだろう。末路はあまりにもあっけなかったが。
首後方の3対の突起の用途は不明。


○デスドッグ

デスザウラー強化改造機第一弾。歩行形式を四足歩行に変更することで、山岳地帯のような不整地での戦闘適性を高めた機体。
荷電粒子砲は撤去されたが、胸部に大型機をも屠る高出力ビーム砲が増設され、火力面でも抜かりはない。
ヘリック大統領殺害を狙うフランツ・ハルトマン元大尉が帝国軍脱走時に持ち出した機体が大統領専用機“ケンタウロス”*1と交戦。
ケンタウロスに同乗していたヘリック親衛隊員ローザ・ラウリの機転でヘリックを取り逃がし、高々度からの飯綱落とし的な相打ち覚悟の自爆攻撃で大破。


○デスバード

デスザウラーに飛行可能な大出力のブースターとどデカいウイングを貼っ付けた巨大爆撃機。
ドン・ホバート博士の息子であるマイケル・ホバート少佐は完全新型を作るつもりだったが急がされたためにそれが叶わず、
大型爆撃機のベースとなる機体がなかったのでデスザウラーを素体に使ったらしい。いや、その発想はおかしい。
対地ミサイルや四連ミサイルポッドなどの爆撃装備が豊富で、高度30,000mを超音速で航行可能。可変翼の形状がB-1爆撃機そっくり。


○デスシャドー

デスバードや後述のデスファイター共々、マイケル・ホバート少佐*2の手になる改造機。
雑誌版では「デスソルジャー」という名前で登場している。
敵機追跡用のポインティングビーム砲・イエローフラッシュを装備している。
これは着弾箇所から決して消えることのない、デスシャドーにのみ探知可能な特殊電波を発するもので、残党の追跡と殲滅に効果を発揮する。
ハンドパーツをアイアンコングのものに交換しており、様々な手持ち武器を扱ったり急峻な地形の迅速な突破が可能。


○デスファイター

マイケル・ホバートブランドの改造デスザウラー最終型。手足の延長とマニューバスラスターで機動性を、大型ライフルや電磁剣『エクスカリバー』で攻撃力を高めている。
肩には大型装甲が追加された。手持ち武器を使うならデスシャドーでいいのでは、という突っ込みは禁句。
ZAC2048年末にマイケル自らが搭乗し首都奪還を目指すマッドサンダーと交戦するが、攻撃を尽く防がれてマグネーザーでブチ抜かれ、マイケルは共和国の虜囚となる。
本機以降、改造デスザウラーはそのイロモノ具合を徐々に深めていく。……実はマイケルってリミッターだった?


○デスクロス

金ピカのデスザウラー。超合金Gメタル製の装甲で全身を鎧っている、らしい。背中の翼はブーメラン
ライジャーが奪取してきた「サイバーディスク」を元にマッドサンダーを研究することで生み出された。
ゼネバス皇帝自らの操縦でデストゲラーとともにマッドサンダーに挑む。ブーメランぶちかましてマッドサンダーのアイデンティティーをへし折るが、
折れ曲がったマグネーザーに首を挟まれ、そのまま再生したマグネーザーの再回転で首を抉り切られて撃破された。
が、ちぎれた首には脱出用のロケットが仕込まれていたらしく、皇帝は飛頭蛮よろしく乗機の首だけで脱出に成功する。


○デストゲラー

黒いボディに真っ赤な目……もとい、鋭利な棘を生やした改造デスザウラー。体を丸めてアルマジロよろしく回転アタックが可能。
棘にはあらゆる金属を溶かす毒が仕込まれている。マッドサンダーに回転タックルを仕掛けるが、あっさり躱されてマグネーザーでブチ抜かれた。
これと下記のデスウイング、ビッグハンドは雑誌連載版ではゼネバス帝国製の改造デスザウラーとして登場しているが、新バトルストーリーではガイロス帝国製の改造デスザウラーとして紹介されておりそちらでの戦果は不明。


○ビッグハンド

両手が巨大な磁石に換装されたデスザウラー。
占領したヘリックシティに進撃してくるマッドサンダーを迎え撃った。
まず両手の磁石でマッドサンダーの進退をマグネーザーの回転諸共封じ、その間に僚機に反荷電粒子シールドのない背面から荷電粒子砲を撃たせようとする。
だが僚機がマッドサンダーが発射した荷電粒子に反応する誘導ミサイルで口を爆破されて倒され、ビッグハンドもマグネーザー水平斬りで倒された。
新バトルストーリーでは両手の磁石で小型ゾイドを引き寄せ握りつぶす戦法を用いるとされる。


○デスウイング

飛行型デスザウラーその2。例によってデスザウラーに巨大な翼をくくりつけて無理やり飛ばしている。
だから何で君らはそんなにデス様飛ばすのにやっきになるのかと……*3
吹雪の中出撃しディバイソンを破壊し、迎撃に現れたマッドサンダーと交戦。
上空からマッドサンダーに荷電粒子砲を掃射、ハイパーローリングチャージャーを破壊し追い詰めたが、駆けつけたレイノスに翼を破壊されて墜落、大破した。
新バトルストーリーでは主に本機の稼働データがベースとなってギル・ベイダーが開発されることとなる。


○デスクラッシャー

ここから暗黒軍式改造デスザウラー。パワーもはっちゃけ具合も急上昇。
すべての部品が通常サイズの倍という、何を考えて造ったのかいまいちわからない……というか改造機じゃなくてもう新造機だよなこれ。
手足はデスファイター以上に延長されており、右腕はゴジュラスの胴を握り潰すほどの握撃粉砕装備「パワーハンド」に換装されている。
共和国軍を急襲しゴジュラスを踏み潰すなど暴れまわったが、新兵器ガンブラスターお披露目の的になり関節を吹き飛ばされ、そのまま自重で崩壊した。


○デスエイリアン

その名の通り、そこはかとなくエイリアン・クイーンっぽい形状に頭部を改修された改造デスザウラー。肩に大型の追加装甲が増設されている。
手持ちの装備として長大なレーザーアックスを装備しており、これでマッドサンダーを叩き斬ったことも。
角から吸収した暗黒粒子を口から吐き出す暗黒粒子砲が武器。暗黒大陸に逆侵攻をかけようとする共和国軍を懐中から襲撃しウルトラザウルスを葬り去る。
その後暗黒大陸に上陸した共和国軍を迎撃し、マッドフライ(爆撃機仕様のマッドサンダー)を撃破するなど、改造デスザウラーの中でも数少ない金星を挙げた機体。


○デスキャタピラ

下半身をガンヘッド的な四脚に改修された機体。足のキャタピラで不整地を疾走する。
両腕はアイアンコングの改修タイプで、ハイブリッドバルカンやビームランチャーなど増設火器も強力。
ゴジュラス程度なら容易く倒せる戦闘力を持つが、ハウンドソルジャーにゾイドコアを貫かれて撃破された。
もっともこの戦闘で共和国の注意がデスキャタピラに集中したことで、僚機のジークドーベルが共和国軍の陣形を突破しウルトラザウルスの首を切断して撃破するという大戦果を挙げた。
デスタンクというガンタンクとか恐竜戦車っぽい類似機が存在する。


○暗黒デスザウラー

暗黒軍(ガイロス帝国)に強化改造されたデスザウラー。
形状自体はノーマル機と同じだが、装甲が黒くなっており、おそらくダークホーンと同様にディオハリコンで強化されているものと思われる。
背中にブースターパックを装備している。
デッドボーダー、ヘルディガンナーと共に進軍し、シールドライガーを破壊した。


○デスデプス

海戦用に改造されたデスザウラー。
僚機のガン・ギャラドと共にウルトラザウルスを破壊し、脱出した小型艇を追って共和国の海底基地を発見する。
そこで警備のオルディオスマリナーと交戦、海底深くに引きずり込まれ、機体強度の差から水圧で圧壊した。
だがその直前、全暗黒軍に向けて海底基地の場所を知らせる通信を送った。


○ギル・ザウラー

旧バトストの最終決戦に登場したガイロス皇帝専用機。背部にギル・ベイダーの飛行ユニットをそのままポン付けというやっつけにも程がある外観だが、その戦闘力は極めて高い。
手の甲はアイアンコングのものに交換され、右腕にビームサーベル、左腕にハイブリッドバルカンを備えた超重火力型。
何度も言うが、見た目のやっつけ感とは真逆の高性能である。
デスザウラーの格闘性能とギルの飛行能力を併せ持つだけあって強敵で、ゾイド界のチートオブチート禁ゴジュを機動性で翻弄し、
ビームスマッシャーで尾を叩き斬り、ビームサーベルを腹部に叩き込むなど大健闘、一方的に撃破寸前まで追い詰める。
正面決戦で禁ゴジュに手傷を負わせた唯一無二の機体という、暗黒軍のラスボスたるに相応しい活躍ぶりだった。
が、やはりチートには勝てず、とどめを刺そうとうっかり接近しすぎたところを両腕で捕らえられて零距離全門斉射で粉砕された。なんというオーバーキル。



【キット】


既存機に追加装備を加えたグレートサーベルや24ゾイドのゴーレムを除けば、ゼネバス陣営最後のモーター駆動ゾイド。
単二電池2本を動力源とする。歩行時には両腕の上下・口の開閉・尾の振り回しを行う。
連動ギミックとして口と目が発光し、目の発光は一定時間で点滅に移行する。
インテークファンも歩行時に回転するが、これは輪ゴムでモーターから動力を受け取っているため。
経年劣化でゴムがちぎれてしまうので、分解整備と輪ゴムの交換は忘れないようにしよう。

2024年には40th Anniversary Zoids改めAdvanced Ziの一発目としてリメイク版玩具の発売が決定。
AZの大型ゾイド一発目はゴジュラスを有力視する声が多かっただけに、いきなりデスザウラーが登場したことは多くのファンを驚かせた*4
基本的なスタイリングは旧キットを尊重したものだが、細部は勿論最新技術で徹底的にブラッシュアップされ、また歩行はさせずに発光のみ楽しめる「ディスプレイモード」も実装される模様。
その分お値段も定価3万2千円とAZ最高額だが、プレミアがついた旧キットを漁り続けてきた古参ゾイダー達からは「安い」「実質タダ」と専らの評判
さらに、これに併せて昭和のTVCMを完全再現したスペシャルPV(勿論実際のキットを使ったミニチュア特撮)が公開され、ナレーションにはアニメでプロイツェンを演じた大塚芳忠氏が起用されている。




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最終更新:2024年06月03日 21:06

*1 ウルトラザウルスの下半身にゴジュラスの上半身、サラマンダーの翼、ゴルドスの背びれをブチ込んだお大尽な改造機。どうあがいても生産性は絶無

*2 ドン・ホバートの息子。父を超えることに血道を上げる、素敵な発想とぶっ飛んだ装備開発に定評のある御仁である

*3 おそらく敵軍の正面が無敵のゾイドが天敵のためだろう。

*4 実際タカラトミー社内でもゴジュラスを推す声が強かったが、開発チームの田島豊氏が「デスザウラーだ!デスザウラーだ!デスザウラーだ!俺がやる!」と根気強く主張したことでデスザウラーに決まった模様