登録日:2016/12/15 (木) 21:00:53
更新日:2024/05/05 Sun 07:28:35
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闘士(ファイター)怪獣五獣士とは、
漫画『
ウルトラマン超闘士激伝』に登場するチームである。
(この記事ではチーム結成前である第1部から記載する)
概要
レッドキング、
ゴモラ、
エレキング、
ベムスター、
バキシムの5体からなる武闘集団。
元々宇宙で名が知れた怪獣たちであり、第1回銀河最強武闘会にも出場したが、これと言って活躍することもないまま敗退を期した。
以降は彼ら5人(?)で集まって全員で厳しい修業を積み、格闘技を完全にマスターしたうえで装鉄鋼を身に纏い、
「闘士」(ファイター)認定を受けた。
第2回銀河最強武闘会では全員がベスト16に入っており、
ウルトラマンからも「成長したな…! 君たちは紛れもない闘士だ!」と認められた。
しかし、ヤプール戦役以降はあまりにインフレが進みすぎたのもあり、あまり戦闘の役には立っていない。
- ヤプール戦役 → バラバにより敗北
- 第3回銀河最強武闘会 → エレキング、ベムスター、バキシムが予選落ち、残る2人もゴーデスにエネルギーを奪い取られ入院
- ツイフォン襲来 → 一瞬で露払いされ全滅
- エンペラ軍侵攻 → すっかりセブンの小間使いに
WEB連載された『
ウルトラマン超闘士激伝 新章』では全員が激しい予選を勝ち抜き、第4回銀河最強武闘会本選ベスト16に選ばれる。
結局誰もベスト4には入れなかったものの、
デスレムの妨害により試合は中断となり、五獣士はウルトラの星の防衛にあたっている。
メンバー
CVはOVA版における配役。
冒頭にて光の国のテレビモニターで
ゼットン、
テンペラー星人などと紹介され、鳴り物入りで参戦。会場にも他の怪獣たちの先陣を切って入場している。
漫画の前日譚と思われるカードダスでは
ギガスをボコボコにしてゴミのようにぶら下げ、「オレを倒せる奴ぁいねえのかよ!!」と大威張りしていた。
武闘会には椅子代わりに使えるほどの巨大な岩石を武器として持ち込み、指一本でクルクルと回して見せた。
予選ではトップバッターに選ばれ、対戦相手のウルトラマンが大幅に遅刻していることを知ると「こりゃ闘わずして不戦勝決定だな」とほくそ笑んでいたが、
間一髪で試合開始に間に合ったウルトラマンから「すぐに終わらせる」と言い放たれたことで激昂。
試合開始のゴングも待たずに巨岩をウルトラマンに投げつけるも、ワンパンで砕かれてしまう。
直後に審判の
ゾフィーが鳴らしたゴングと共にウルトラマンに猛然と襲いかかったが、
一瞬で放たれた六連突き(周囲からは
光が走ったようにしか見えなかった)でVIP席の
ウルトラの父の眼前まで吹っ飛ばされて完敗を喫した。
ウルトラの母の治療を受けて観戦に向かうと、暴走した
ハイパーゼットンに苦しめられる闘士ウルトラマンに向け
「しっかりしろウルトラマン!! オレを倒したヤツがそんな野郎に負けるんじゃねえ!!」と涙ながらに激励を送った。
GB版では最初の敵として登場。瞬殺ということはなく、普通に戦える。
激しい修業を積み、闘士として覚醒。五獣士の中ではリーダー的存在。
右目に黒、左目に赤の刺青を入れ、棘だらけの装鉄鋼を着用した世紀末ファッションになっている。
予選では強豪
宇宙人・
ガルタン大王をタワーブリッジで破り、ベスト16に進出。
第1回戦でかつて自分を数秒で完封した闘士ウルトラマンと因縁の対決となり、激しいぶつかり合いの末に背負い投げで客席防護壁に叩き付けられ敗北。
その実力をウルトラマンにも認められ、
多々良島の仲間たちからも「よくがんばったぞー」と称賛された。
「ストロングになったもんだぜ オレさまもよ・・・・」
なお、その後にセブンの代わりにベスト8の中に紛れ込んでいるコマがあったりする(小さい1コマなので、分かり辛いが)。
怪獣軍団の旗振り役を務め、
ヤプール軍団と対決。
しかし、超獣武器庫
バラバの襲来により惨敗し、とどめを刺されそうになる。
ところが駆け付けた闘士ゼットンによりバラバは返り討ちにされ、新たなる仲間の到来を歓迎した。
600人からベスト16を選ぶバトルロイヤルを制するが、1回戦で
メフィラス大魔王と当たってしまいやられるコマすらないまま敗退。
同族のパワードレッドキング(雄)とも顔を合わせている。
宇宙刑務所から仮出獄した
ササヒラーをこき使っていた。
闘士ゴモラの新技に敗れ1回戦落ち。
かつて破ったガルタン大王がベスト4に進出すると「スゲー強くなったもんなお前」と驚愕していた。
闘士ゴモラ
鎧を着込み、大金棒を持って参戦。
レッドキングを瞬殺したウルトラマンと対戦することとなり、「闘士となったオレに挑むとは運が無いぜ」と嘯いたが、
カッコだけで武術の技に疎いことを見抜いたウルトラマンからは
鼻で笑われてしまう。
怒りに任せ棍棒を振り下ろすも、逆にパンチ一発で金棒ごと武装を砕かれ、完全に戦意喪失して白旗を振った。
カードダスによれば武器商人の
チブル星人に騙されて武器を買ったらしい。
闘士として認められたのを機に武装を両刃斧に変更している。
ベスト16に残るも、取り組み決定の時に対戦相手の闘士ウルトラマンエースが大はしゃぎしたためコールが掻き消され涙目になっていた。
しかもエースには負けた(途中経過不明)。
怪獣帝王時代の悪友(
タイラント他)と出くわし、「ええかっこシイ」とバカにされてしまうが、
4体がかりで
ウルトラマンパワードに挑んで瞬殺されるという醜態を晒した彼らを尻目にベスト16に進出。
本選では
エースキラーと戦ったがベスト4には入れず。
長年の修練により、
遂に超振動波を獲得!!
この
必殺技でレッドキングを破りベスト8に進出。余談だがこの次のコマには『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』の
レイモンとケイトが観客に交じっている。
準々決勝ではガルタン大王の
私怨健闘により敗北した。
レッドキングやベムスターと共に入場した。そんだけ。
闘士にジョブチェンジ。装鉄鋼は両腕がコンセントとプラグになっており、繋げることで大電流を放ち周囲を焼き尽くす。ちなみに
応募キャラ。
ベスト16に進出し、
ライバルの闘士
ウルトラセブンと対決。
激戦の末に敗れはしたものの、レッドキング同様相手に実力を素直に認め、去っていった。
うっかり予選落ち。
グインジェ(←マイナーすぎ)を撃破してベスト8に選ばれたが、準々決勝で優勝候補・
テンペラー星人に敗れた。
なお、この試合は闘士
ウルトラマンメビウスが闘士グローザムと共に皇帝空間に消えた直後のため、空気はかなり微妙だった。
また、親戚(?)のリムエレキングも
CREW GUYSのコノミ隊員と共に登場を果たした。
入場した
だけで出番終了。「五獣士で一番影の薄いキャラ」というイメージはこの頃からだった…。
カードダスによれば
ジャックと戦ったらしく、漫画でも「対戦相手が手ごわい奴らばっかりじゃねえか?」と漏らすエースに同意しているので、
コマの外では結構ジャックを苦しめたのかもしんない。
闘士に昇格。右手に
シザース、左手にハンマーが付属し、足は
ドリル、尻尾は鉄球という変わった装鉄鋼を纏っている。
腹部の口はエネルギーを
吸収するクリスタルで保護されている。これもエレキング・カネゴン同様応募キャラ。
ベスト16に進出するも、
ミスターサンタにより自滅負けを喫する(実際は装鉄鋼を超スピードで解体されているのだが、殆どの観客が気づかなかった)。
ウルトラマンがハイパーテレポーションを果たした後はウルトラ戦士たちと共に後を追おうとしたが、
エレキングやレッドキング、ゴモラが次々と背中に飛び乗ったため「重くて飛べん…」と文句を言った。
乱戦に巻き込まれて予選落ち。
本選でエースと対決し、瞬間移動を駆使したヒットアンドアウェイで苦しめたが、
空間を割って出現する一瞬のスキを突かれて
メタリウム光線で丸焦げにされ敗北。
闘士になった後は鋭角的な装鉄鋼を身に纏い、両腕を頭にぴったりと付けて回転して相手に体当たりする
「トルネードアタック」なる新技を習得。
ベスト16進出後は、このトルネードアタックで闘士
ウルトラマンレオを撃破するという大金星を挙げた。
しかし、準々決勝にて
怪僧マザロンの催眠術を受け、自らトルネードアタックで電磁光
バリアに突っ込みまたも丸焦げになって敗北。
造物主であるヤプール(厳密にいえば、バキシムを作ったヤツの上司の上司の上司の上司あたりに該当する首領格)に反旗を翻し、
「もう支配者の好きにはさせねえぜ!」と
エースキラー(の首)と共に決意を新たにした。
かつての仲間である超獣軍と戦い、サンド星の激戦地をあと一息のところまで片付けるも、圧倒的物量とバラバの登場に押され膝をつく。
乱戦に巻き込まれて予選で敗退。
デスレムにやられて1回戦落ちした。
「なんだぁ、このバカ記事は!」
「みんなで追記・修正したろか!!」
- 闘士エレキングの右手は応募デザインでは本数が二本のベアークローみたいな感じだった(左手がコンセントだからプラグをイメージしていたのは事実だろう)が、栗原先生によるリデザインでプラグそのものになった -- 名無しさん (2017-01-08 22:28:32)
- 闘士レッドキングはペイントやトゲ付きのプロテクターでプロレスのロード・ウォリアーズ意識してるのかな -- 名無しさん (2024-05-05 07:28:35)
最終更新:2024年05月05日 07:28