CV. 安野希世乃
ゴールド商会の令嬢であり、売り出し中のトレジャーハンター。
ある時、ゴールド商会の基盤となった莫大な遺産を残したトレジャーハンターである曽祖父ウィリアムの手記を発見し、
ウィリアムが晩年を過ごした廃坑の町に隠された財宝を見つけようとその町を訪れ、ねこやの扉を発見した。
その日の日替わりがたまたまメンチカツ定食だった事からそれを頼んだ。
ねこやの常連であったウィリアムが最も好んだ料理であり、サラも一度食べた後は常連になった事は言うまでもない。
ウィリアムと交友のあった古株の常連客からはメンチカツ二世と呼ばれている。
アニメ版の中の人は本作のEDも歌っている。
CV. 諸星すみれ
サラの妹。
ウィリアムから受け継いだ冒険心、通称『ウィリアムの呪い』によってトレジャーハンターになってしまった姉を心配し、定期的にサラの家を訪れている。
ねこやの事はサラから秘密にされているが、アレッタが就職祝いに貰ってきたフライングパピーのクッキーにはまり、定期的にアレッタに買ってきてもらうほどのファンになった。
サラの従兄弟。本名はウィリアム=ゴールド。
サラにトレジャーハンターとしての心得を教えた師匠のような存在であったが、10年前にエルフの遺跡で消息を絶ち、死んだものと思われていた。
しかし実際はエルフの遺産によって南大陸に飛ばされ、そのまま帰れなくなっていた事が判明。
そして義妹で弟子のマリベルと共にねこやを訪れ、そこで偶然サラと再会を果たした。
両親に自分の生存を知らせるため、サラに自分の手記を託し、後にその手記の写本によって南大陸の存在が北方に広く知られることになる。
冒険者。
古王国最後の王がリッチと化した事でアンデッドの巣窟となった死都を訪れ、崩落に巻き込まれて足を骨折、絶体絶命の窮地に追いやられる。
しかし、死霊となっていたジュリアス=ゴールドの案内でねこやの扉を発見し、命を拾うことになる。
その後、ジュリアスに自分の遺品を家族に届けるよう頼まれ、ゴールド商会からちょっとした謝礼を受け取ることになったそうな。
CV.清川元夢
四英雄の一人。叡智を極めた大賢者。
先代の頃からねこやに通う古株の常連客であり、異世界のお客向けのメニューは彼が翻訳した。
魔法陣を使って扉を呼び寄せるという方法でねこやに通っており、店では常にビールとロースカツを食べている。
何故かメディアミックスのたびに姿が変わる。
CV. 櫻井孝宏
四英雄の一人。「剣神」の異名を持つハーフエルフの剣士。
帝国の祖である賢帝ヴィルヘルムの父であるが、ヴィルヘルムが生まれる前、帝母アーデルハイドを仲間の助けを借りて魔王の襲撃を受けた旧帝都から逃がし、その後身分の違いから一度も会いに行く事は無かった。
邪神戦争が終わった後は傭兵として世界を放浪していたが、ある時、ハーフリングからねこやの事を聞き、
ヴィルヘルムがそこの常連であり、「コロッケ」を好んでいた事を知り、アルトリウスにねこやに連れて行ってもらった。
そこで死んだと思っていたヨミの生存とその血縁の話を聞かされ、亡き恋人と息子の墓参りに行くことを決めるのだった。
CV. 大塚芳忠
西大陸出身の老侍にして伝説の傭兵。人間の身では倒せぬと言われた魔物を幾体も屠り、およそ剣を握る者なら知らぬ者はいないとまで言われている。
テリヤキチキン定食と清酒を特に好んでいる。
ウィリアムとも顔見知りであり、そのひ孫であるサラを見かけた事で自分もその内見どころのある奴をねこやに連れて行こうと思っている。
アルトリウス同様メディアミックスのたびに姿が変わっており、文庫版および九月タカアキ版は眉毛やもみあげと一体化したボリュームのある焦げ茶色の髪とまさに獅子を思わせる風貌だが、アニメでは黒髪ポニーテールに無精ひげの侍といった感じで、ヤミザワ版ではそれらの中間といってもよい風貌をしている。
CV. 杉田智和
公国の騎士。
ある時、モスマンと呼ばれる魔物が大量発生した異変を公国に伝えるために走り、空腹で力尽きかけていたところねこやの扉を発見。
ねこやで腹を満たし、疲れを癒したことで公国に事態を伝える事が出来、その功績で隊の一つを任せられる事となった。
注文した料理は「エビフライ」。
異世界においてエビ(異世界の言葉でシュライプ)は保存技術が未発達なため海辺の町でしか食べられず、
港町出身であったハインリヒは長い間食べていなかったエビの味を思い出して注文し、その味に感動。
しかし、任務の途中で金を持っていなかったため、代わりに担保として自分の剣を店主に預け、そのまま店を飛び出していった。
が、せっかちな性格が災いして、ねこやの扉が7日に一度にしか現れない事を聞かずに店を出てしまったため、以降3年間ねこやに辿り着けなかった。
しかし、一向に剣を取りに来ないため店主がタツゴロウに剣を返してもらうよう頼み、タツゴロウの案内で再びねこやを訪れる事になった。
以降は常連としてエビフライをもりもり食べている。
CV. 日笠陽子
エルフの女性。
偶然ねこやの扉が放つ魔法を探知し、ねこやを訪れた。
エルフは動物と会話ができることや、嗅覚が鋭く動物由来の食材が持つ臭みを苦手としている事から肉や魚を食べるという習慣がなく、動物の乳や卵も駄目。
その為、人間の料理を「野蛮」と見下しており、ねこやにも期待していなかったが、
「肉も魚も乳も卵も入っていない料理」を注文して出された「豆腐ステーキ」の美味さに衝撃を受ける。
そしてエルフ由来のプライドの高さから対抗心を燃やし、料理修行の旅に出た。
そして後にあらゆる種族から絶賛されるエルフ料理の開祖となった。
CV.戸田めぐみ
ハーフエルフの両親から純粋なエルフとして生まれた「取り替え子」。
エルフはハーフエルフと比べて成長が遅いために疎まれ、放逐されることになったが、偶然ファルダニアと出会い、共にねこやに入って食べたライスバーガーの味に感動。
ファルダニアの料理探求の旅に同行することになり、後にその一番弟子となる。
ちなみにエルフ的にはまだ30歳の子供だが、見た目はファルダニアより成長している(書籍版4巻に挿絵あり)
CV. 小西克幸
森都の結界の管理者。ファルダニアの父・エドモンド(CV.千葉進歩)の友人。
10年前に森都に現れたねこやの扉の調査に向かい、そこでファルダニアと同じく「肉も魚も乳も卵も入っていない料理」を注文して出された納豆スパにはまり、発酵の研究にのめり込むようになった。
納豆スパはメニューに「腐った豆を使ったソースをかけた麺料理」と書かれている事と独特な匂いからクリスティアン以外に注文する者はまずいない。
料理研究のために森都を訪れたファルダニアと共にねこやを訪れ、そこでファルダニアの見識を深めることになるが、同時にファルダニアの納豆をライスにかけるという独創的なアイディアに衝撃を受ける事になる。
そして発酵の研究中に偶然できた味噌をプレゼントし、彼女を送り出すのだった。
古きエルフの女賢者。
古代のエルフ達は永遠を生きるためにリッチとなる術を編み出したが、肉体を失った事で数百年で全員が発狂した。
しかし、その術を危惧していたセレナは別の手段での不老不死を実現させ、森の精気を取り込むことで三千年を生きている。ただしその代償に森を出れば十年程で朽ち果ててしまうという。
そのため、普段は森の中で思考と研究の日々を送っているが、正月だけは森を出てねこやにお汁粉を始めとした餅を食べに来ている。
港町の外れに住む魔女。
街の住人からは人間と思われているが、実際は『青の帝王』に仕える人魚の大神官。
邪神戦争で復活した『万色の混沌』の気配を感じ取った『青の帝王』から直々に調査を命じられ、混沌が四英雄によって滅ぼされた後も監視を続けるよう命令を受けたため北方に留まっている。
ちなみに本人は海の底での暮らしに飽き飽きしていたため、この暮らしにも別に不満は持っていない様子。
CV. 伊藤静
六柱の神の一柱。本来の姿は赤いドラゴンだが、ねこやに来る時は人間の姿に変身している。というかそうしないとデカすぎて店に入れない。
年齢は不明だが本人曰く、10万歳を超えているらしい。
24年前、自分の城に現れた扉を通ってねこやに入り、ビーフシチューを食べてすっかりはまってしまった。
以前は昼間から店にいてビーフシチューを頼もうとする客を睨み付けていたが、店主にやめるよう言われ、
それ以降は他の客が皆帰った真夜中に店に入り、ビーフシチューを鍋ごと持って帰っている。そのため、他の客の間では「真夜中の貴婦人」と呼ばれ、噂になっていたりする。
女王としてはビーフシチューにはいっぱいの黄金を出したいところだが、値引きもぼったくりもしない主義のねこやの流儀に倣い、金貨2枚で妥協している。
ちなみに本来の姿では鍋いっぱいの量でも物足りず、もっといっぱい作ってほしいなあと思っていたり。
自分が集めた財宝に状態を把握できる呪いをかけており、ねこや(や店主やアレッタ)もそれに含まれる。その為、ねこやで狼藉を働く者がいれば即座に赤の女王が飛んでくる。
CV.加藤将之
『赤の女王』の執事であり、彼女の眷属である炎の悪魔。
良くも悪くも如何わしい感情は持っておらず、人間に変身した『赤の女王』の裸を見ても何とも思わない。
恐ろしい外見とは裏腹に執事らしい忠誠心を持っているが、『赤の女王』がねこやから持ち帰ったビーフシチューを少しつまみ食いするつもりで一鍋全部食べてしまった事がある。
CV. 屋良有作
アルフェイド商会を王都屈指の大商会へと育て上げた立役者。
ねこやの常連でもあり、店で食べた麺料理のソースをこっちでも食べたいと開発をし続けた結果、そのソースが大流行し、アルフェイド商会は一気にのし上がることになった。
先代の頃からねこやと契約を結んでおり、四週間に一度、土曜の売り上げと自分の世界の食材を取引している。
その食材を自分で食べ、異世界の味覚を研究するのがねこやの伝統となっている。
最近になって孫に扉を譲ったが、未練は残しており、孫がまだ再現できていないソースを自分が生きているうちに作ってくれないかなあと期待している。
CV. 下野紘
トマスの孫。
祖父に連れられてねこやに入り、いずれ商会を継ぐ者として異世界の料理を学ばせるため、トマスから扉を譲られた。
祖父はミートソースが一番だと思っていたが、シリウスはナポリタンこそ至高と言う結論に至った様子。
CV.保住有哉
アルフェイド商会の料理人。
親も料理人である事からアルフェイド商会とは幼い頃から関わりがあり、歳が近い事もあってシリウスとは友人同士。
商売拡大のため、シリウスにねこやに連れていかれ、異世界の料理の味を盗んでやろうと画策中。
アルフェイド商会帝国支店の次期当主。
砂の国の大使からシャリーフを迎えるための料理の手配を任され、アイーシャの案内でねこやを訪れることになった。
そしてやっぱり料理の味を盗んでやろうと画策中。
しかし美味しいし、異世界より発展しているとは言え、ねこやこの商会に狙われすぎだろう。
砂の国の大使の娘と雇われ従者のコンビ。
ホームシックにかかっている主を励ますため、帝国ではまず食べられない故郷と似た食材を使った料理を出しているねこやを訪れた。
CV.保村真
リザードマンの一族の一つ、青尻尾族の勇者。
青い尻尾族の村にはねこやの扉があり、その扉が開いた時、年に一度の祭りで勇者に選ばれた者がねこやに赴き、パーティー用のオムレツを持ち帰るという習わしがある。
その時、勇者は店で腹いっぱいオムライスを食べていいという特権があり、青尻尾族の男はみな勇者になりたがっている。
しかし、ガガンポもオムライスを食べたいのでまだまだ後進に譲ってやる気はない様子。
文中ではリザードマンの村では流暢に話している一方、ねこやでは片言かつ無口になっているが、これはリザードマンの扱う言語が異世界でも独自のものであるため。ねこやの中では異世界言語が自動翻訳されるのだが、他の客が主に使うサマナーク語は流暢な日本語に、リザードマン語は片言になる。
CV. 上田麗奈
帝国の皇女。
4歳の頃、祖父である初代皇帝ヴィルヘイムが住まう離宮へ避暑に出かけた際、祖父に連れられてねこやに入った事があり、
その時に食べたチョコレートパフェが一番の好物となった。
しかし、それから12年程時が経ち、当時の記憶も薄れて夢だと思い込んでいたが、
肺の病を煩った事で離宮で療養生活を送ることになり、思い出の味と再会する事となった。
以降は常連となり、チョコレートパフェを始めとしたスイーツを食べに来ている。
長音をはっきりと発音する癖がある(チョコレートパフェ→チョコレイトパフェ、コーヒーゼリーパフェ→コオヒイゼリイパフェ)。
CV.中博史
アーデルハイドの祖父。帝国初代皇帝。
邪神戦争で滅ぼされた旧帝都の王族の生き残りであり、邪神戦争の終結後、その地を支配していた最後の魔王アルティーナと同盟を組み、帝国を建国した。
その後は帝国を東大陸の大国の一つに数えられるほどに育て上げ、賢帝として名を馳せることになる。
ちなみにその躍進はまだ異世界の存在を知らなかった小さかった頃の店主がヴィルヘルムに渡した男爵イモが、麦が育つ土地が少なかった帝国で流行し、食料生産力を爆発的に高めたおかげだったりする。
これはヴィルヘルムの最たる偉業として挙げられているが、実際のところは向こうでもコロッケが食べたかったから買ってきただけなのだった。
ねこやの常連さん、マジぱねぇ。
帝国の元将軍。ハーフエルフ。
元々は帝母アーデルハイドの屋敷の門番であり、その縁もあってヴィルヘルムに重宝され、『剣』と呼ばれたアルティーナと並んで帝国の『盾』として活躍した。
ハーフエルフなため、まだまだ現役だが、ハーフエルフが王となった事で滅んだ古王国の過ちを繰り返さないためにヴィルヘルムが将軍と大臣の任期を50年と定めたため、引退する事となった。
その後、公国を訪れた際にアルフォンスと知り合い、ヴィルヘルムが常連だったねこやへと案内されることになる。
そしてアーデルハイドと再会し、いずれ砂の国に嫁ぐことになるであろうアーデルハイドをヴィルヘルムに代わって見守る為、彼女に同行する事を決める。
CV. 花澤香菜
魔王アルティーナの娘。
しかし、邪神の加護は微々たるもので、魔王と呼べるほどの力はなく、「最弱王」とも呼ばれる。
その事を内心気にしてたが、偶然自室に現れた扉から入ったねこやでアーデルハイドと再会し、彼女がヴィルヘルムから聞かされた教えを聞いたことで考えを改める事となる。
帝国の大地の神の司祭。
赴任した開拓村の森で偶然ねこやの扉を発見し、そこでポテトチップスを食べ、フライドポテトの屋台をやっている両親にこんな料理があると報告したところ、帝国でポテトチップスが流行することになった。
ちなみに男爵芋ことダンシャクの実はヴィルヘルムが出自を明かさないまま崩御したため、
大地の神がヴィルヘルムに与えたものとされており、帝国で大地の神の神殿が勢力を拡大する一因となっていたりする。
CV: 髙橋ミナミ(ピッケ)/ 高田憂希(パッケ)
ハーフリングの料理人夫婦。
王国で大人気の騎士のソース(ホワイトソース)を使ったシチューを旅をしながら売り歩いている。
CV.加隈亜衣
宿屋の娘。
父がパッケとピッケから騎士のソースの作り方を売ってもらった事で宿屋は大繁盛。
そんな時に隣のパン屋のジョナサンからねこやの事を教えられ、騎士のソースを使ったマカロニグラタンを食べ、
それを新たな商品として売り出すために作り方を盗もうと画策中。
CV:小山剛志
山国の近衛侍。
知り合いのハーフリングからねこやの事を教えられ、何回か訪れた後食べたお好み焼きの豚玉にはまり、常連となった。
国規模で仲の悪い海国のドウシュンとは折り合いが悪いが、何やかんやで彼との掛け合いを楽しんでいる。
CV: 平川大輔
海国の陰陽師。
こちらも知り合いのハーフリングからねこやの事を教えられ、常連となった。
ドウシュンも注文するのはお好み焼きだが、こちらは豚玉ではなくシーフード。海の幸をふんだんに使ったこの料理をどうにか自分の国でも再現できないものかと頭をひねらせている。
仕事柄ソウエモンとはねこやを訪れるのが大体同じ時間であり、毎度かち合うのを苦々しく思っているが、
どちらも時間をずらしたりすれば負けだと思っているのでそのままになっている。
そしてどうせかち合ったのならと相手の国の情報収集のために同席し、目の前で美味そうにお好み焼きを食うのを見て自分も食べたくなり、相手のお好み焼きを注文する、というところまでがお決まりの流れ。
海国の姫。
2年前にネズミによってねこやの存在を知り、その時に食べたカルビ丼にはまった。
しかし、宮殿の近くにある扉にはドウシュンによって道に迷う呪いがかけられている為、ドウシュン以外は近付くことが出来ず、
土曜とドウシュンが仕事で宮殿を空ける日が重ならないとフェイリーはねこやに行くことが出来ない。
ちなみにドウシュンは全部知っているため、数ヶ月に一度は土曜に宮殿を離れている。
光の神の高司祭。
尼僧院の院長を務めている。
光の神の教団には「享楽を知らぬままに耐えるのは容易い。修行を妨げるものの魅力を知ってこそ、それを耐えることが禁欲の修行に繋がる」という教えがあり、
高司祭には1年間あらゆる娯楽を享受し、その後でそれを絶つ「一年の享受」という風習がある。といっても1つや2つの娯楽を嗜む程度は許される。
若くして高司祭となったセレスティーヌは見事すべての娯楽を断ってみせたが、
ある時ねこやに入り、パウンドケーキを食べた事で常連となってしまった。
ちょうど1年が経った後、どうにか通うのをやめようとしたがラムレーズンのパウンドケーキの誘惑に負けて無理だった。
そしてフライングパピーが常連にプレゼントしているブランデーケーキまで貰ってしまい、開き直ったセレスティーヌはそれを弟子たちにも振る舞い、彼女らと共にケーキの再現を試みるのだった。
この事から光の神殿は菓子作りの聖地としても崇められることになり、法王となった後もセレスティーヌはケーキを断てぬままだったとか。
光の神の高司祭。セレスティーヌの前任者。先代の頃の常連。
『ドワーフ殺し』と呼ばれる程の酒好きであったが、ねこやに通うようになってからは美味い酒を飲むためにねこや以外では飲まないようになったとか。
セレスティーヌの弟子。平民の出身で、ドワーフ並の酒好き。
セレスティーヌの弟子。ヴィクトリアと同じく、人間の両親から生まれたハーフエルフであり、生まれてすぐに僧院に引き渡された。
セレスティーヌの弟子。王国のさるやんごとなき筋の血を引いており、王都の贅沢を知り尽くしているが、流石に異世界の菓子の存在は知らなかった。
CV:八代拓(ロメロ)/ 富田美憂(ジュリエッタ)
吸血鬼の夫婦。
領主の娘であったジュリエッタは吸血鬼のロメロと恋仲となり、自身も吸血鬼となった事で追われる身となった。
そして洞窟に追い詰められたが、そこで偶然ねこやの扉を発見し、どうにか逃げ切ることが出来た。
その後もちょくちょく食べに来ており、特にワインがお気に入りで、夜になると他の酒飲み達と盛り上がっている。
ちなみに光の神の高司祭も店に来ているが、ねこやは客同士の争いはご法度なので放っておかれている。
CV.沼倉愛美
黒の神の神官。
黒の眷属には、己の血を分け与える事で人間を眷属に変える力がある。
黒の神の信徒が集まる黒の都では、眷属の活動のために必要な血を人間に血を提供させ、その代償として人間を庇護している。
そしていずれ大神官になる才覚を持つと認められた人間は黒の眷属の血を受け、自らも眷属へと変わる。
要するに黒の眷属とは吸血鬼の事。北方の吸血鬼の間では黒の都の存在は「吸血鬼の国」として実しやかに噂されている。
ちなみに大神官ともなれば竜鱗で体を覆って太陽も克服しているらしい。
眷属になったばかりの時に偶然ねこやの扉を発見し、吸血鬼のロメロとジュリエッタの友人となる。
ちなみに『黒』が店にいる事は知らない。
手のひらサイズの小人の種族。
村の近くにねこやの扉があり、土曜には村人総出でホットケーキを食べに行く。リリパット達にとっては扉は巨大すぎるため、毎回結構な重労働だったりする。
ちなみにホットケーキに何をかけて食べるかについて村が分かれかけた事があった為、以来全種類を少しずつ出してもらっている。
狩人の少年。
師匠のマシラの計らいによってねこやの存在を知ることになり、仕留めた猪の肉を調理してもらった。
その後も師匠と一緒にねこやで豚のしょうが焼きをがつがつ食べているそうな。
CV. 立木文彦
公国の将軍。
最強の海軍将軍と謳われたが、20年前にクラーケンとの戦いで船を沈められ、無人島に漂流。その島で主を倒したりしている内にねこやの扉を見つけた。
その時、最初に注文したカレーライスにはまり、以来20年間土曜には欠かさず食べに行っていた。
というよりは無人島にはろくな食べ物がなく、異世界の料理の方が美味しいからである。
しかし、公国の船がその島に漂着した事で公国に戻ることになり、もう食べられないのかと諦めていたが、
最近訪れるようになったエビフライ好きの公国騎士がいた事で公国にも探せば扉はある筈と確信。
三ヶ月かけて扉を探し出し、変わらずカレーライスを毎回注文している。
ちなみに主のキマイラを倒した事から近隣の魔物からは「キマイラ殺し」と呼ばれて恐れられたりしている。
CV: 東山奈央(イリス)/朝井彩加(アーリウス)
セイレーンの子供。
セイレーンは人を食う魔物として恐れられているが、主食は生の魚で人間には特に興味が無い。
新しい巣を探していた時、「キマイラ殺しの島」に辿り着き、そこでアルフォンスが残していった書き置きとお金を見つけた事でねこやを訪れることになった。
異世界の人間には生の魚を食べる風習がなかったが、ねこやではカルパッチョをメニューとして出していたため、それにはまり、キマイラ殺しの島は彼女らの新しい巣になったのだった。
CV. 田村ゆかり
公国の魔女姫。
現公王(CV.川原慶久)の姉であるが、人間の両親からハーフエルフの「取り替え子」として生まれた事で真っ当に人間として生きる事が出来なくなった。
そのため、魔術師としての道を選び、その才能から大賢者アルトリウスに弟子入りし、二年前に免許皆伝をもらって公国に戻り、表舞台に出ない代わりに豊富な研究資金を与えられ、魔術の研究を行っている。
アルトリウスに連れられてねこやを訪れた事でその存在を知り、プリンアラモードを食べた事で常連となった。ちなみにスイーツ系のメニューの翻訳は彼女が行った。
ねこやに来た時は必ずカスタードプリンをお土産として持ち帰り、魔術で再現した冷蔵庫に保存している。
CV.森日菜子(1期)→海田朱音(アルフレッド)、星谷美緒(マルガレーテ)
公国の王子と王女の兄妹。現公王の子であり、ヴィクトリアの甥と姪にあたる。
母である王妃(CV.桜木可奈子)がヴィクトリアを嫌っている為、近づかないように言われていたが、好奇心からヴィクトリアの住む塔に冒険に出かけ、ねこやに連れて行ってもらった。
その後、ヴィクトリアに懐いてよく遊びに来ているらしい。
CV.吉永拓斗(ジャック)、山本颯侍(ケント)、土田玲央(テリー)
田舎の少年三人組。
町外れの古井戸で偶然ねこやの扉を発見し、以来小遣いを稼いで毎週通ってハンバーガーを食べている。
ねこやで色んな種族を目にする事で世界の広さを実感し、いずれ3人で冒険者になる夢を抱いている。
後に3人で正式に冒険者になった様子。
CV.田丸篤志
砂の国の王子。
元々は月に一度、砂漠が冷える夜にねこやを訪れていたが、ある時、まだ日が高い時間に気まぐれで行ってみたところ、そこにいたアーデルハイドに一目惚れし、それから毎週通うようになった。
アーデルハイドの病が治った時には正式に求婚したいと思っているが、アーデルハイドを目の前にするとガチガチに緊張してうまく話せず、妹のラナーからは呆れられている。なお、普段は凄くモテる。
ちなみに砂の国には「カッファ」というコーヒーに似た飲み物があり、シャリーフがねこやで飲んだアイスコーヒーを宮廷の召使いに魔術で作らせてみたところ、
いつの間にやら国中に広まり、「冷やしカッファ」として名物になっている。
CV.下地紫野
シャリーフの腹違いの妹。
現国王が側室である宮廷魔術師に孕ませた子供で、兄に対しては男っぽい言葉で接する。
アーデルハイドへの求婚の為のフォローをシャリーフから頼まれており、まともにアーデルハイドと喋れない兄を色々と助けている。
ちなみにラナーはカッファが苦手で、シャリーフは炭酸が苦手。その為、相手の好きなものは決して頼まないそうな。
山国の老侍。
既に隠居の身であるが、今でも鬼の首を取ってきたりと実力は健在。
20年前、マシラの師匠と共にねこやを訪れた事があり、身の回りが落ち着いたこともあってその時食べた豚の角煮をもう一度食べたいとねこやを再び訪れた。
先代の味に及ばないという事で豚の角煮はメニューからは消えていたが、店主はこれを機に豚の角煮の復活に着手し、
表の常連客からも評判だったため、日替わりのメニューとして時々載るようになったそうな。
CV. 稲田徹
ドワーフの酒職人。
ねこやの常連であり、異世界の酒をどうにか再現しようと苦心している。
本人としてはまだまだ及ばないと思っているが、それでも他の酒よりはるかに旨い為、最も旨い酒を造るドワーフとも言われる。
ちなみにねこやで浴びるように酒を呑んでそのまま酔い潰れてしまう為、自分が通る扉の場所に寝床として掘っ立て小屋を作っている。
後に友人のガラス職人・ガルド(CV.志村知幸)と共に小屋を立派なものに建て直し、旅人に重宝されることになるが、ねこやの扉の前には頑丈な扉を作って鍵をかけ、自分たちと友人以外は決して入れないようにしているそうな。
流れの商人。
ある時、ギレムとガルドが使っている扉からねこやに入ってしまい、食事を楽しんだのはいいが2人に殺されかかるというひどい目にあった。
ねこやから買ってきていた酒を渡す事で何とか許してもらい、それからなんだかんだで意気投合して一緒にねこやで酒盛りした結果友人となった。
その後、ねこやに用がある際はギレムとガルドを待ってから入るようにしているそうな。
海国のドワーフの老婆。先代の頃の常連。
近隣の湯治場にあるねこやの扉から店に通っており、梅酒の味にはまってから自分でもそれを作っていた。
しかしある時、ねこやの店子としてレオンハートが加わった事で酒の味が大幅に良くなったことに気付き、更に梅酒の味を追求する事を決意した。
CV:東山奈央
猫の目と耳を持つ魔族の傭兵。
仕事中にねこやの扉を偶然発見し、アレッタと仲良くなった。
CV:國立幸(アリシア)/ 名塚佳織(ラニージャ)
魔族の傭兵。
最近様子がおかしいヒルダを訝しみ、こっそり追跡してねこやの扉を発見した。
そしてヒルダおすすめのチーズケーキを食べ、全部で三種あるチーズケーキのどれが一番美味いかで大喧嘩する事に。
その後何だかんだで正式に手を組んだそうな。
ごく普通の木こりの家庭。
まだ結婚する前からの15年来の常連であり、月に一度の贅沢としてねこやを訪れている。
ちなみに読み書きは出来ないので頼むのは日替わり定食に決まっている。
ハーフリングの“自称”吟遊詩人。
過去にねこやで食い逃げをしたため入店拒否を食らい、店主には許してもらったものの、自分で扉を開ける事が出来なくなった。
そのため、色んな種族を言葉巧みに扉に誘導し、彼らに扉を開いてもらう事でねこやに入店している。
鬼の夫婦。
ネズミを捕まえて食おうとしていたところ、近くになったねこやの扉の事を教えられ、そのまま焼酎で酔い潰れてしまい、ネズミを逃がしてしまった。
しかし、それよりもよっぽど旨いものが食えたので別に気にしてはいない。
その後、扉に近い場所に引っ越したらしく、街道が安全になったと旅人は安心しているとかなんとか。
CV.青山吉能
フェアリーの女王。
フェアリーは手の平サイズの体と裏腹に強力な魔法力を持つ種族であり、邪神戦争では花の国に攻め込んできた人間と魔族の双方に大打撃を与えて敗走させ、以降花の国は踏み入ってはならない禁足地として扱われる事となった。
しかし城の真ん前にねこやの扉が出現し、調査のために扉に入ってヴィクトリアから薦められたクレープにはまり、常連となった。
フェアリー達の食事は花畑の果物や花の蜜を生で摂取しているため、料理と言う概念がない模様。
また、身体的な制約から自力で扉を開ける事が出来ないため、ティアナが種から生み出した使い魔に扉を開けて貰っている。
その後は女王と無作為に選ばれた国民200名で毎週ねこやに通っており、「扉対策会議」と称した今度のクレープは何を食べるか議論は毎度白熱し、結局ねこやに行くまで決まらずにいる。
ちなみに人間と関わりを持たないフェアリーは彼らの通貨など持っていないが、花の国の希少な種を代価にヴィクトリアに代金を払ってもらっている。
ヴィクトリア曰く、自分が一生肩代わりしても種の対価としては安いとの事。
緑の神に仕えるリリパットの大神官。
最近北方で何かを探っている青の神官たちの動きを知り、緑の神官の代表として送り出された。
しかし、神の教えを解さない蛮族の土地である北方での布教はうまくいかず、竜の翼を生やした新種のリリパットとして売り飛ばされそうになったりしていた。
そんな時、眷属でありながら神を軽んじる愚か者の吸血鬼と出くわし、その不敬に激怒して吸血鬼を退治。襲われていたティアナの妹のティエリアを救う結果となった。
その後、ティエリアの紹介で花の国を訪れ、友好の宴としてねこやに招かれた。
そして友誼を結んだ花の国を拠点に緑の神の教えを広めていく予定。
六柱の神の一柱、『金の神』に仕える神官。
フライングパピーが秋限定で販売するスイートポテトのタルトの大ファンであり、時期になるとねこやを欠かさず訪れる。
尚、見た目は下記の息子共々、某世紀末覇王とのこと。
アントニオの息子。
最近になって竜の翼を生やす技を身につけ、その祝いとしてねこやに連れて行ってもらった。
そこでリンゴとサツマイモのタルトを食べさせてもらい、気になる女性への土産として持って帰ってきた。
その後、尻に敷かれたのか一年を通してねこやに通わされるようになったそうな。
CV. 檜山修之
「 獅子王」と呼ばれる魔族最強の剣闘士。
魔王にも匹敵すると言われるほどの邪神の加護を受けた魔族の戦士であり、戦いを求めて暴れ回っていったが、
四英雄の一人、剣神アレクサンデルに敗れ、見せしめとして闘技場に送られることになった。
アレクサンデルに手も足も出せずに負けた事で自信を失っていたが、自分の部屋に偶然現れた扉からねこやを訪れ、先代にカツ丼を食べさせてもらった事で気力を取り戻した。
以降、20年以上に渡って最強の剣闘士として名を馳せることになり、毎週ねこやにも通ってカツ丼を頼んでいる。
ちなみにアルフォンスとはねこやを最初に訪れたのが同じ日であり、それ以来2人とも常連になったため、長い付き合いで友人とも言える仲。
CV: 木村良平
「探し屋」と呼ばれる調査専門の冒険者。
ねこやの常連であったマローネの街の領主の館のメイド長が亡くなってしまったため、入手できなくなってしまったモンブラン捜索の依頼を受け、ねこやに辿り着いた。
ねこやの扉は領主の館の倉庫にあったため、その扉は使えなくなってしまったが、どこかに扉がないか探してみる予定。
CV: 久川綾
赤の神に仕えるラミアの大神官。
赤の神の鱗を祭る聖殻神殿にはねこやの扉が存在しており、真なる赤の神の聖地として崇められている。
そしてラミア達は土曜になる度に交代でねこやを訪れ、スコッチエッグを注文している。
CV:天﨑滉平
ルシアに目を付けられた、間違えた、目をかけられている若手の神官。
ルシアに連れられて赤の神の聖地たるねこやを訪れた。
後にその才能を開花させて竜に変じる術を身につけ、ルシアの孫との間に10人の娘を設けたという。
山国の商人。
旅の途中で死霊に襲われ、殺されそうになっていたところでねこやの扉を発見。咄嗟に飛び込んだことで難を逃れた。
店主に山国では珍しい秋刀魚の塩焼きを食べさせてもらい、扉の近くを通ったら必ずねこやに行こうと決めている。
闇の神の高司祭にして侍。鬼と人間の間に生まれた鬼子。
がけ崩れに巻き込まれて鬼に匿われていた姫君と鬼の間に生まれた子であったが、父はオニワカが赤ん坊の頃に討ち取られ、国に戻った母はすぐに病で亡くなった。
その後、姫の護衛であったショウジロウと共に闇の神殿に入り、高司祭として認められることになった。
死霊退治の依頼を受け、ショウジロウと共に現地に赴いたところ、偶然ねこやの扉を発見。その時は一人で入ってしまったが、次はショウジロウも一緒に連れて行こうと思っている。
ハーフエルフの魔法戦士。先代の頃の常連客。
冒険者の仲間と共に探索した遺跡でねこやの扉を発見し、それ以来特別な事がある度にねこやを訪れていた。
しかしパーティーの解散を機に故郷に戻ることになり、先代から餞別としてエルフ豆で作った豆乳のクリームシチューをご馳走になった。
それを故郷で再現し、エルフの間では人気メニューとして大繁盛しているという。
CV.諏訪彩花
『青の帝王』に仕えるマーメイドの神官。褐色の肌と青い髪と瞳を持つ少女。
竜の脚を手に入れたことのご褒美として、先輩の神官に連れてきてもらったことで「ねこや」を知り、常連となる。
北の海に言った際、嵐にあった人間の漁師ロウケイを救い、代償として「ねこや」で使う銀貨を求めるとともに、近くにあった扉を使ってロウケイを「ねこや」に連れて行った。
CV. 松岡禎丞
海国の漁師。黒い髪に日焼けした肌を持つ青年。
嵐で海に飲み込まれそうになっていたところをアルテアに救われ、そのついでに「ねこや」に誘われた。
白の神の大神官。
『白の子』にお使いを命じられ、その度にねこやに赴いてティラミスを買ってきている。
大神官でありながらパシリを命じられているわけだが、本人はねこやで自分もティラミスを食べられる役得と親心から特に気にしてはいない。
白の神の眷属。
この世のものとは思えぬほどに白い肌と銀髪、黄金に輝く縦に瞳孔が入った竜の瞳を持つ。
白の神は百年に一度信徒たちの前に姿を現し、その世代で選び抜かれた男と女から生まれた赤子に己の血を一滴分け与え、信徒を導く『白の子』とする。当代の白の子の母はカタリーナ。
3年前、ねこやを訪れた際、ティラミスにはまり、店主を連れ去ろうとしたが、それを察知した赤の女王によって店からつまみ出され、それ以来扉に拒絶されている。誰かに開けてもらえば入れるが、内心赤の女王にびびっているため、カタリーナに買い出しを命じている。
ちなみに近くにあるねこやの扉には誰も入れないよう隠蔽を施し、それに気付ける者でも不用意に近づけば裁きの光で焼き尽くす罠まで仕掛けている。が、やりすぎという事で毎度カタリーナに解除されている。
あと他の神からは『白』の愛玩用のペットくらいに思われている。
旅の芸人。
幼い頃に口減らしで山に捨てられたところをハーフリングの夫婦に助けられ、最初は心を閉ざしていたが、
夫婦にねこやに連れて行ってもらい、親子丼を食べさせてもらい、彼らを両親として慕うようになった。
芸人として旅に出てからも夏の初めには必ずねこやを訪れ、親子で一緒に親子丼を食べている。
CV.家中宏
王国の諜報担当大臣。
情報収集の場としてねこやに通っており、そこで集めた情報を元に国際情勢の動きを読んでいる。
最近は賢帝ヴィルヘルム亡き帝国など恐るるに足らずと考えている上層部の能天気さが悩みの種。
CV:渡辺明乃
空に浮かぶ島で暮らすエルフ。
彼の両親は古のエルフの生き残りであり、今のエルフを「非文明的」と呼んで嫌っていた。
そのため、研究施設である島に籠り、自分たちの研究を続けていたが、寿命が近付いたため研究を託すためにイルゼガンドを生み、そのまま死去した。
それ以来島から出る事もなく過ごしている為、世俗の事は全く知らない。
そして研究をつづける事にも飽き飽きしていた頃、偶然島にねこやの扉が出現し、そこで世界の変化に気付いたイルゼガンドはその研究を始めるのだった。
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