登録日:2024/02/02 Sun 15:30:00
更新日:2025/02/06 Thu 01:33:29
所要時間:約 10 分で読めます
「というわけで、松本チーム、罰ゲーーーーーーーム!!」
「【松本チーム罰ゲーム】絶対笑ってはいけない温泉宿一泊二日の旅!!」とは、
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!の企画である。
数年前までは大晦日の裏定番だった
笑ってはいけないシリーズの記念すべき第一回目。
放送日は2003年7月27日~8月17日(全4回に分割して放送)で、唯一夏頃に放送された。
DVDでは第3巻に収録されている。
概要
この企画より少し前に開催された
「史上空前4対1変則ボウリング対決」にて、一人側である浜田が勝利したことで他の4人(松本・ココリコ・
他山崎)に執行された
罰ゲーム企画。
あのドS浜田が考案した罰ゲームというだけあってその内容は
過酷。松本考案の
24時間耐久鬼ごっことどちらが上かは分からないが、どちらにせよ地獄である。
「あなたたちが笑ってしまうと……何かがあるわな!」
当時はまだ大掛かりなものではなかったため15時間で終了し、仕掛けもそこまで多くはなかった。(場所移動や引き出しネタなども無い)
その一方で大物ゲストなどを起用せず、芸人や自社の関係者、片言な外国人などを起用した素朴な進行を評価する声もある。後期のような「バラエティ」ではなく「罰ゲーム」だからか雰囲気もやや暗め。
ナレーションは柴田秀勝。
一部の箇所は未公開・未放送となっており若干不自然なシーンがある。
ルール
一、この旅館では何があっても絶対に笑ってはいけない
一、笑ったらその場でキツイ罰が執行される
一、この旅館の敷居を跨いだ時点からスタート
皆さんご存じ、いかなることがあろうとも「絶対に笑ってはいけない」。
笑ってしまった時点できついお仕置きが執行される。
しかし笑いの感情を禁じられた人間は、些細なことでも笑ってしまうのである。
笑いの判定は良くも悪くもだいぶゆるく、普通に笑っていてもスルーされるor上手くごまかせることもあれば、逆に笑っていないorかなり堪えている状態でもアウト判定にされる時がある。
笑った上で罰自体を他者になすりつけることも…
罰
通常の罰。吹き矢隊(宿屋の番頭と仲居たち)が執行。
本物の矢がケツに突き刺さる、間違いなく歴代最凶クラスの痛さ。たまに太ももに刺さる。
浴槽の中にもやってくるその様は狂気すら感じる。
なぜか一回だけダブル吹き矢があった。
この罰ゲームの後、松本の下着は真っ赤に染まっていたらしい。他のメンバーもおそらくは…
もちろんこれが続けられるはずもなく、次回の湯河原は競走馬の鞭になった。痛いのに変わりはない。
罰ゲームサイコロの出目にあった罰。愉快なbgmとともに執行。
松本が餌食となったが…
「誰がやんの?」
( 'д'⊂彡☆))Д´) パンッ!
「お前がやんのかぇ!?」
罰ゲームサイコロの出目にあった罰。ムエタイキックが炸裂する。
ちなみにタイキックする人はホテルマン以降のいつもの人ではなく別の人。
割と本気で打ち込んでくる。
松本、田中、山崎がその餌食となり、松本を笑わせようとした山崎は利き足(右足)で蹴られてしまった。
出演者
主要メンバー
尼崎の黒光りピータン。浜田の相方。もともと笑いの沸点が低いのか、ほとんどの仕掛けで笑ってしまった。加えて松本だけ妙に判定がシビアだった。鬼ごっこの仕打ちへの仕返しだろうか。
仕掛けの合間などで他者(特に山崎)を笑わせようとするもしばしば自爆し、終盤ではひとりでに笑うほど壊れかかっていた。
「ア!マタ!ビテイコツ!」
西宮のとっちゃんぼうや。他。常に半笑いのためたまに助かるときもあり、その点を松本に批判されて以降判定がやや厳しめになった。
以降の笑ってはいけないシリーズにも出演し、メンバーでは唯一皆勤賞となった。
「俺ホンマに熱出るわ」「どういうことやねん!いちいちお前はコメントがおかしい(ワイプ)」
四国のМ芸人。えんどう豆さん。この頃はまだ千秋ネタはなかった。
笑いを誤魔化そうと水を飲む。
「俺におわへん」
豊中の若禿ガッパ。田中。この回のみイメージカラーが水色だった。
かなり耐えたのか、はたまた判定が甘かったのかは分からないがアウトになった回数が少ない。
たまに高い声が出る。
ちなみにタイキックを受けた後何のリアクションもなく倒れていた。これを踏まえて後作品を見ると…
「おらぁ…大変だと思うけども…(ズーズー弁)」
ダウンタウンの片割れにして
罰ゲーム執行者。
ドSな一面が遺憾なく発揮されており4人を苦しめる。指令を出している様子は
デスラー総統に例えられるほど。
「こういう時の浜田は腕が2本とは思えない」らしい。
また、メンバーの僅かな笑いも見逃さずアウト判定にしたりする。
その一方で一瞬だけ笑っていい時間を与えたり、食事や差し入れは普通のものを用意したりと若干の情けをかけることも。
「もう笑てるやろこれ!? 松本や、いけ!」
\デデーン/
松本、アウト
「え待って!今のは大丈夫やろ!」
「あかん!あかん!」
「浜田さん来たんちゃいます?」
\デデーン/
松本、アウト
{「来とるな!間違いなく来とるな!」}
ダウンタウンの元マネージャーで、本企画では進行を務める。女将に扮しており以降も女装が定番となる。
ため口で喋りメンバーを小馬鹿にしたりするが、根が真面目な人なので時折敬語になってしまうことがあり、また進行ぶりはかなりたどたどしく、加えて喋っている途中で噛んだり突然笑いだしてメンバーを誘い笑いしてしまうときがある。
「ホンマに浜田さんの優しさは、東洋一の神秘やで」「なんやそれ!(ワイプ)」
「○○、アウト」の声も彼が担当しているが当時はテンション低めだった。
たまに2度繰り返す。
主な仕掛け人
ガースー。
うそポスターとして何度も出たりモンゴル相撲してたりする。
シャーン♪シャーン♪シャーン♪
1号と3号が出演。t.A.T.u.のコスプレをして歩いていた。
トイレの窓に現れ「あじゃぱー」と叫んだりもした。
おばちゃん1号が喋るという結構珍しいシーンだったりする。
黒人。温泉に浸かろうとしたが「熱い」となかなか入ろうとしなかった。
そして脱衣所では「パンツないわぁ」とオロオロしていた。
ちなみにパンツは山崎の籠に入っていた。
遠藤の客人として罰ゲームの陣中見舞いにやってきた。しかしなぜか外人も現れ…
「一言ナタネタやってよ」「消しゴムの角使ったぐらいで怒るなよ」「AHAHAHAHA~ 消しゴムの…かどって」
ふかわは頑なに帰ろうとせず、何度も外国人が笑うため四人は爆笑した。
「けっ…けっ…けっ…消しモノの…消しゴムの…かどって」
その後謝罪に来るがまたもや外国人が登場。しかももう一人…
「お前ん家天井低くない?」「消しゴムの角って~www」
イッツジー。
今回は何かを楽しみに待つ男として登場。なぜか田中を待っており、何度も催促に来た。
結局田中は行かなかったので何があったのかは不明。まあ行ったとしてもろくなものは無さそうだが…
「すっごい楽しみにしてたんや俺」
番組プロデューサー。
企画では矢沢永吉に扮し「アリよさらば」を歌うも、マイクが入っておらずメンバーを笑わせた。
味を占めた浜田は、以降も何度か登場させた。
「ハッ」「ハッて言うた!ハッて言うたもん!」
総合演出。
ラジオ番組「オールナイトヘイポン」のDJとして10分くらい喋るも、誰一人笑わなかった。
その後本人が肝試しで八つ墓村に扮して現れるも全く効果がなかった。
企画進行
- 18:00 罰ゲームスタート・お風呂タイム
- 19:00
(田中が初めて笑った)
- 20:00 夕食タイム
- 21:00
- 22:00 浜田登場・ものまね古今東西
- 23:00 鼻毛抜きゲーム
- 24:00 ナイトショー・お風呂タイム
- 01:00
- 02:00
- 03:00 肝だめしタイム
- 04:00 睡眠
- 05:00
- 06:00
- 07:00 起床・罰ゲーム終了
主な出来事
露天風呂でのんびりと浸かる…なんてことは許されず、刺客が現れる。
生ケツに突き刺さる矢は痛々しい。
そして風呂上がりには着替えの中にコスプレセットが置いてあった。
(一回目…
ダイナマイト四国(遠藤)、二回目…
ピンクレディー(松本・田中))
ご飯は普通だったが、何故か横でふかわとイジリー岡田が食事していた。
イジリーはものまねの営業の帰りに宿泊している…らしい。
そして黒人板長が現れ、料理の質問をうかがったがいずれも「知らねぇ」と返すだけだった。
山崎はツボにはまってしまいしばらく笑い転げていた。
「ザキさん…もういい加減にしてくださいよ… ザキさん!もう!いつまで…もう言ってるから…」
突如どんでん返しで部屋にやってくる浜田。
ついでに差し入れも持ってくる優しさも見せる。
そして気分転換にものまね古今東西を開催。
お題は「森進一のマネで赤いもの」「桑田佳祐のマネで緑色のもの」など。
浜田はメンバー達の潰し合いを楽しそうに眺めていた。
「古今東西緑色のもの!桑田佳祐で! 見ろお前ら…」「ァピーマーーーン!!」「なに言うてるかわからへん」「お前フィーバーって何やねん!」
お次は罰ゲームサイコロを持ち出す。
鼻毛抜きゲームで0本だった松本・田中がタイキックを受けた。
すでにビンタを受けた松本が狂乱して逃げたので先に田中が蹴られ、そして松本はタイキックを受けた後の田中に衝突し追加ダメージを与えた。
「嫌や…あ゛あ゛ぁっ!!」「俺この人嫌いやねん!」
その後山崎は尻のブツブツを浜田に見せ(浜田のリアクションから相当な様子だった模様)、覗き込んできた松本に若干ケツを動かして笑わせようとした。
その後の顛末は上記の通り。
ようやくまともに休める…と思ったのも束の間、藤原がなぜか読み聞かせを始める。
しかも途中で笑いだす始末。
それが終わると、今度は
「今夜が山田」の放送がスタート。
たまに変化球を交えてメンバーを笑わせた。
この時なぜか熟睡している山崎もアウトにされた。
ようやく地獄の夜が明け目覚める四人。結局まともに寝れたのは2時間程度だった。
すると突然\デデーン/とSEが…
「な~んちゃって!」
ただのいたずらだった。「……なんじゃそら!」
その後全員一言も交わさず朝食、着替えをし、エントランスで従業員にお礼を言って終了…
と、思いきや最後の最後に…
余談
部屋には鏡が備え付けられており、4人は自身のケツの具合を確認していたが実際はマジックミラーで内側から丸見えだった。
罰ゲームは山梨県東八代郡石和町にある「石和温泉ホテル平安」で行われた。
宿泊時にうっかり笑ってしまっても吹き矢で刺されることはない。
第1位 松本 52回+タイキック+ビンタ
第2位 山崎 39回+タイキック
第3位 遠藤 29回
第4位 田中 20回+タイキック
合計 140本
現在に比べるとだいぶ少なく感じるが、そもそも罰の痛みのレベルが違うので致し方ないだろう。
田中がだいぶ少なかったが、次回の湯河原では田中が弱いあのネタが登場する…
4人にとって
地獄の1泊2日の旅は終わった
その吹き矢の針の痛みは
彼らの心に深く刻まれるだろう
「分からんけど…今夜だけやと思うよ! ものすごっツボ入った!」
- これエピソード項目に当てはまるのでは? -- 名無しさん (2025-02-02 16:11:10)
- 毎回同じこと言う人湧くけどスルーされるの草 -- 名無しさん (2025-02-02 20:12:41)
- エピソード項目が禁止な理由すら分かってない上にこの記事がバラエティ企画なことすら気づいてないんだろ -- 名無しさん (2025-02-03 00:10:45)
- 流石に吹き矢は止めて正解だったけど罰ゲームが痛くなくなってからは普通に笑うようになってなんだかなあって -- 名無しさん (2025-02-03 14:25:18)
- 吹き矢はマジで痛そう -- 名無しさん (2025-02-03 16:16:58)
- 作成日2024年になってるけどミスだよね? -- 名無しさん (2025-02-03 16:21:34)
- 生ケツに吹き矢は当時は大らかな時代だったとしてもヤベーだろw -- 名無しさん (2025-02-03 20:42:01)
- 規約違反項目に持ち込まれましたねー -- 名無しさん (2025-02-03 22:36:04)
- 項目作成時のルールの注意する点には「漫画・アニメ・ドラマ「など」のあらすじをなぞるだけの本文を入れる」との記述があり、「など」としてる以上バラエティとかも含まれると考えたほうが妥当では -- 名無しさん (2025-02-03 23:10:12)
- 概要やルール、メンバーの紹介などを経て本編内容もダイジェストに近いもの、いわば番組企画全体を総合的に紹介している記事なのに「あらすじやセリフをなぞってるだけの項目」って断ずるのは無理がある。 -- 名無しさん (2025-02-03 23:34:43)
- 普通に規約違反でもなんでもないだろ -- 名無しさん (2025-02-04 09:08:04)
- 事細かに登場人物のセリフを時系列で並べてるならアカンだろうけど、ダイジェストとして見どころ書いてるだけじゃ違反にならなくない? -- 名無しさん (2025-02-04 09:59:30)
- これが規約違反とか申請したやつ頭大丈夫か?ほとんどのキャラの項目とかすらアウトになるぞ -- 名無しさん (2025-02-04 10:00:16)
- 削除申請されているけれど、別に何も問題なくね? -- 名無しさん (2025-02-04 11:13:58)
- 申請してるやつ「法的措置を取られる危険性を容認」とか無茶苦茶な暴論振り翳してて草も生えないんだが -- 名無しさん (2025-02-05 22:03:32)
- 反対意見だけで議論にすらなってないやん -- 名無しさん (2025-02-06 01:33:29)
最終更新:2025年02月06日 01:33