近親相姦
登録日：2010/03/26 Fri 04:57:01
更新日：2025/01/31 Fri 02:07:39
所要時間：約 12 分で読めます
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ビリッ
お気に入りのパジャマが少し裂け、ボタンが2つ飛んでいった。
「お兄ちゃん、お願いだから止めて」
薄々だが気付いていた。兄の私を見る目がいつからか変わったことを。
妹を見るものではないことを。
妹を見るものではないことを。
「ダメなんだ……本当の気持ちに気付いたんだ、今ならハッキリと言える。」
「オレはお前が好きだ!!」
気付いていても声に出し、言葉をぶつけられるまでは信じられなかった。信じたくなかった。
「なに言ってるの?ワケわかんないよ、私達兄妹なんだよ?」
兄のことは好き、なんでも出来る自慢のお兄ちゃん。
ただしそれは異性としてではなく、血の繋がった兄として。
ただしそれは異性としてではなく、血の繋がった兄として。
「お願い、本当に止めて。お父さんにも言わないから、お願いだから」
大好きな元のお兄ちゃんに戻って。心からの願いは届かない。
「ゴメン、ゴメン……」
謝りながらも、一歩一歩近づいてくる。
「優しくするから。ずっとずっと愛し続けるから」
兄の手が肩に触れる。
「きゃ……」
悲鳴を口づけでさえぎられた。
「むぐ……」
パジャマの中に手が入ってくる。
「ゴメン、ゴメン……」
ガタン
また謝りながら、私をベッドに押し倒した……
頭がボーッとする。
気付くとパジャマは脱がされていた。
気付くとパジャマは脱がされていた。
「ゴメン、ゴメン……」
兄も下は何も身につけていない。
(まだ謝ってる、変なお兄ちゃん)
兄の下半身がはっきり見えた。
「えへへ、昔一緒にお風呂入ってたよね」
私は何を言っているのだろう?
どうでもいいことを思い出し。
どうでもいいことを口にする。
何もおかしく無いのに、笑いながら。
どうでもいいことを思い出し。
どうでもいいことを口にする。
何もおかしく無いのに、笑いながら。
「あぁ、よく一緒に入ってた」
兄が応える。
「戻れるかな?」
次の瞬間、兄が私に覆い被さる。
それが兄の答え。
それが兄の答え。
そこから先は記憶が曖昧。
覚えているのは泣きながら私の顔を舐めまわし、何度もキスをする兄の顔だけ……
覚えているのは泣きながら私の顔を舐めまわし、何度もキスをする兄の顔だけ……
どのくらい経っただろう?
兄はまだ、私の部屋で泣いては泣き止んでを繰り返している。
何度も何度も……
何度も何度も……
私はベッドから立ち上がり兄に近付く。
下着もはぎ取られ、今はなにも身につけていない。
私に気付いた兄が震えている。
下着もはぎ取られ、今はなにも身につけていない。
私に気付いた兄が震えている。
(さっきと逆だね、お兄ちゃん)
心の中で呟き、震える兄を抱きしめる。
「オレは、オレは……」
「お兄ちゃん、大好き」
「えっ?」
「お兄ちゃん、大好き」
「えっ?」
「ずっとずっと愛してくれるんでしょ。
それなら、私も一生愛してあげる。
ずっとずっと、一緒だよお兄ちゃん」
私は兄を受け入れることにした。
だって大好きなお兄ちゃんだもの、愛するコトだってできるはず。
兄と見つめ合い、顔を近づける。
今度は私からキスをした。
だって大好きなお兄ちゃんだもの、愛するコトだってできるはず。
兄と見つめ合い、顔を近づける。
今度は私からキスをした。
「お兄ちゃん……」
……とか
―――最近、娘が私を屑呼ばわりする。彼氏が出来たかなんだか知らないが……
娘が生まれてすぐ女房は他界した。――そんなある日、私は娘に対し芽生えては行けない感情が……。
「娘も女房に似てきたな…。そろそろ…」
娘が生まれてすぐ女房は他界した。――そんなある日、私は娘に対し芽生えては行けない感情が……。
「娘も女房に似てきたな…。そろそろ…」
こんな感じのやつ。
ここでは血縁関係のある近親者の間柄で性行為を行うことを指す。
厳密には「近親相姦」の場合は双方略取無しの合意の上での性行為を指し、一方的な行為の場合は「近親強姦」となる。
だが基本的に近親間での性行為は合意でも基本的に犯罪やタブー扱いのため、区別せずに「近親相姦」と呼ぶのが一般的である。
厳密には「近親相姦」の場合は双方略取無しの合意の上での性行為を指し、一方的な行為の場合は「近親強姦」となる。
だが基本的に近親間での性行為は合意でも基本的に犯罪やタブー扱いのため、区別せずに「近親相姦」と呼ぶのが一般的である。
概要
- 父親が娘に手を出す
- 母親が息子に犯される
- 異性のきょうだい同士が関係を持つ
大体は上記で関係の説明が付く。
このうち、3つ目については兄(弟)と姉(妹)のどちらが主導で行ったのか等は分かれるが、現実でも割と多いケースとされる。
このうち、3つ目については兄(弟)と姉(妹)のどちらが主導で行ったのか等は分かれるが、現実でも割と多いケースとされる。
上述したような関係性の者同士の結婚が法律で認められている国は世界でもほとんど無い。
もちろん日本でも認められていないため、どれだけ異性として愛し合っていようと、公的な夫婦になることはできない。
もちろん日本でも認められていないため、どれだけ異性として愛し合っていようと、公的な夫婦になることはできない。
法律
現代日本において近親相姦は文化的タブーとして扱われているが、社会的な例外さから近親姦そのものを取り締まる法律は制定されていないので、
双方合意の関係で、かつ両者とも成人しているなら罪には問われない。
あくまで制度上の夫婦になれないだけであり、異性のきょうだいと恋愛しようが事実婚状態になろうが、
あるいはただ互いに身近な異性で性欲処理するだけの関係だろうが、それは個人の判断の範疇となる。
乱暴に言えば、日本が民主主義国家である以上「誰とヤろうが個人の勝手」で制度が踏み込んでいい領域にないからである(*1)。
双方合意の関係で、かつ両者とも成人しているなら罪には問われない。
あくまで制度上の夫婦になれないだけであり、異性のきょうだいと恋愛しようが事実婚状態になろうが、
あるいはただ互いに身近な異性で性欲処理するだけの関係だろうが、それは個人の判断の範疇となる。
乱暴に言えば、日本が民主主義国家である以上「誰とヤろうが個人の勝手」で制度が踏み込んでいい領域にないからである(*1)。
ただし、2023年に改正された不同意性交罪（以前は強姦罪・強制性行罪）によって、
16歳未満と性的な行為をした場合は合意の有無に関係なく懲役5年以上の実刑に処せられる。
そのためどちらかが未成年の場合は、近親相姦自体ではなく「未成年と性行為をした」ことが咎められることになる。
一応、相思相愛であることが証明されれば執行猶予が付く可能性はある。
しかし、双方の関係が親子などの完全な上下関係にあった場合、本当に相思相愛(合意があった)か、
それとも片方が完全に委縮していて、事実上強要されていたのかの判別が困難なので実刑が付く可能性が高い。
16歳未満と性的な行為をした場合は合意の有無に関係なく懲役5年以上の実刑に処せられる。
そのためどちらかが未成年の場合は、近親相姦自体ではなく「未成年と性行為をした」ことが咎められることになる。
一応、相思相愛であることが証明されれば執行猶予が付く可能性はある。
しかし、双方の関係が親子などの完全な上下関係にあった場合、本当に相思相愛(合意があった)か、
それとも片方が完全に委縮していて、事実上強要されていたのかの判別が困難なので実刑が付く可能性が高い。
なお、一度でも戸籍上の親子になった者同士は婚姻はできない。
- 養子縁組を解消した義理親子
- 結婚相手の連れ子
- 妻の浮気による所謂「托卵」された娘
などは血縁が無くても婚姻不可となる。
一方で、単に家系図・系譜上でのみ兄妹(姉弟)……要するに片方が養子の兄妹(姉弟)の場合は結婚できる。(*2)
近親相姦(相愛)を扱った作品では、それらの制度、または「義理のきょうだいである」ことを知らない登場人物に誤解される描写はよくあり、
これの影響などで「仮に血縁関係になくとも『きょうだい』とは結婚できない」と誤解している人もそれなりにいる。
近親相姦(相愛)を扱った作品では、それらの制度、または「義理のきょうだいである」ことを知らない登場人物に誤解される描写はよくあり、
これの影響などで「仮に血縁関係になくとも『きょうだい』とは結婚できない」と誤解している人もそれなりにいる。
海外では近親姦が重要な意味を持っている地域もあり、近現代にも文化として根強く残っていることもある。
しかし、やはり多くの国では日本同様、近親姦はタブーとされている。
しかし、やはり多くの国では日本同様、近親姦はタブーとされている。
創作において
創作でも「近親相姦」を扱った作品は少なくないが、あくまで「そういう設定」で撮影されたAVなどの実写作品はともかくとして、
エロゲなどの二次元作品においては、本当に血縁関係のあるキャラクター同士の性行為を描くものは多くない。
フィクションとはいえ、やはり日本において「タブー」という認識が根強い故なのか、
一時期は主人公にとって「姉」「妹」「母」にあたる女性が攻略対象となる作品でも、「義理」という前提が無いケースは稀といってよかった。
前情報などではあたかもヒロイン(攻略対象)が主人公の実の姉妹、あるいは母のように書かれていたのに、
いざ攻略してみると「互いに血縁関係がなかった」ことが発覚して凄まじい絶望感＆失望感を抱いた者もいるだろう。
エロゲなどの二次元作品においては、本当に血縁関係のあるキャラクター同士の性行為を描くものは多くない。
フィクションとはいえ、やはり日本において「タブー」という認識が根強い故なのか、
一時期は主人公にとって「姉」「妹」「母」にあたる女性が攻略対象となる作品でも、「義理」という前提が無いケースは稀といってよかった。
前情報などではあたかもヒロイン(攻略対象)が主人公の実の姉妹、あるいは母のように書かれていたのに、
いざ攻略してみると「互いに血縁関係がなかった」ことが発覚して凄まじい絶望感＆失望感を抱いた者もいるだろう。
また、あくまで性行為に及ぶ者同士が実際に血の繋がったきょうだいであることが問題なので、
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」と呼んでいた年上の異性と恋仲になり、性行為に及ぶ…というシチュエーションは全く問題ない。
無論、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」が血の繋がった親族で、それも「いとこ」ではなく年の近い叔父や叔母だったりするとアウトになるが、
互いに血縁関係にないのであれば、性行為をしたところで近親相姦には当たらない。
さらに、例え互いに血縁関係にはなく、言うなれば「疑似きょうだい」のような関係であっても、
「幼い頃から兄妹(姉弟)同然に過ごしてきた相手と性的な関係になる」というシチュエーションが背徳感を煽るためか、
成年向けの作品では割合よく見るシチュエーションである。
ただ、仮に現実世界でそのような相手と恋人、あるいは夫婦関係になった後も呼び方を変えなかった場合、
特に年齢が離れているのなら、もし他人にそう呼んでいるところを見られたら思いっきり誤解されるだろう。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」と呼んでいた年上の異性と恋仲になり、性行為に及ぶ…というシチュエーションは全く問題ない。
無論、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」が血の繋がった親族で、それも「いとこ」ではなく年の近い叔父や叔母だったりするとアウトになるが、
互いに血縁関係にないのであれば、性行為をしたところで近親相姦には当たらない。
さらに、例え互いに血縁関係にはなく、言うなれば「疑似きょうだい」のような関係であっても、
「幼い頃から兄妹(姉弟)同然に過ごしてきた相手と性的な関係になる」というシチュエーションが背徳感を煽るためか、
成年向けの作品では割合よく見るシチュエーションである。
ただ、仮に現実世界でそのような相手と恋人、あるいは夫婦関係になった後も呼び方を変えなかった場合、
特に年齢が離れているのなら、もし他人にそう呼んでいるところを見られたら思いっきり誤解されるだろう。
種類
近親相姦と一口に言っても、色々なパターンが存在する。
兄妹、姉弟
冒頭にも一例としてこのシチュエーションの会話劇が挿入されているように、最も近親相姦モノではポピュラーな型。
基本的には年上のきょうだいが迫る形が主流だが、勿論逆のパターンもある。
基本的には年上のきょうだいが迫る形が主流だが、勿論逆のパターンもある。
小悪魔的妹が兄を責めるというものもいい。
セクシーな微S姉が弟を誘惑するのもジャスティス。腹違いと種違いのパターンも多々ある。
特に男性向けの創作物では姉萌えと妹萌えはジャンルとして確立されている。
なお、実際に姉妹がいる男性からは「こんな可愛い姉(妹)がリアルにいてたまるか！」とツッコまれるのはご愛敬。
また、姉がいる男性が妹萌えだったり、妹がいる男性が姉萌えだったりするケースも割とある。
セクシーな微S姉が弟を誘惑するのもジャスティス。腹違いと種違いのパターンも多々ある。
特に男性向けの創作物では姉萌えと妹萌えはジャンルとして確立されている。
なお、実際に姉妹がいる男性からは「こんな可愛い姉(妹)がリアルにいてたまるか！」とツッコまれるのはご愛敬。
また、姉がいる男性が妹萌えだったり、妹がいる男性が姉萌えだったりするケースも割とある。
母子、父娘、父息子
わりと多い。
父娘間での近親相姦は父親からの一方的な性的暴行(レイプ)が大半を占める。
父親に妊娠させられた娘、というシチュは燃(萌)える人が多い。
父娘間での近親相姦は父親からの一方的な性的暴行(レイプ)が大半を占める。
父親に妊娠させられた娘、というシチュは燃(萌)える人が多い。
- 娘が反抗期になり、自分を屑呼ばわりしていたから
- 父親が精神的に疲弊していたから
などが行為に及ぶ理由に良く使われる。
どちらも父からの陵辱が続いていくという形で締めるのがほとんどではあるが、
前者では娘が父との行為にハマり、父親が逆に戸惑うようになるというパターンも。
後者では父を不憫に思った娘がそれを受け入れ、純愛パターンに変化することもある。
前者では娘が父との行為にハマり、父親が逆に戸惑うようになるというパターンも。
後者では父を不憫に思った娘がそれを受け入れ、純愛パターンに変化することもある。
父子家庭で娘が父親を襲うというのもある。
- ずっと頑張っている父親を労って、性欲も満たしてあげようとする。
- いつしか父親を異性として愛してしまった娘が父親に女の気配を感じて暴走する。
などがある。
実は母親は娘に殺されていたというオチがつくこともある。(「お父さんには私が相応しい……」という理屈。)
実は母親は娘に殺されていたというオチがつくこともある。(「お父さんには私が相応しい……」という理屈。)
母子での近親相姦は当然ながら、自分が産まれた膣に生殖器を挿入する。この背徳的快楽はこの世のあらゆる性交に勝るらしい。
容姿は当然美人が多いが、若くて美人の妻(恋人)そっちのけで醜く老けた実母を求める構図で近親姦の異常性やおぞましさを強調させるパターンもある。
容姿は当然美人が多いが、若くて美人の妻(恋人)そっちのけで醜く老けた実母を求める構図で近親姦の異常性やおぞましさを強調させるパターンもある。
BLでは父と息子モノも存在する。
数としてはかなり少なく、ほぼ専門誌か同人レベルではあるが母娘の百合作品も存在はする。
数としてはかなり少なく、ほぼ専門誌か同人レベルではあるが母娘の百合作品も存在はする。
いとこ型
法律的にも、血縁的にもおいしい型。
- 従妹だけどお兄ちゃん(兄さん)と呼んでくるヒロイン
- 主人公が従姉であるヒロインを姉さん(お姉ちゃん)と呼ぶ
というのは割と定番。
祖父孫、祖母孫型
上級者向け型。普通に考えるとあり得ない。
三次元のAVでもジャンルとしてはマイナーでキワモノ扱い。
二次元だと魔族やらなんやらで、実年齢には差があるものの見た目的には同じくらいという設定で絡み等もある。
80歳位の魔族ロリババアが孫に孕まされる…等は燃(萌)える。
ファンタジー設定でないものでも、たまにアダルトゲームであったりする。
三次元のAVでもジャンルとしてはマイナーでキワモノ扱い。
二次元だと魔族やらなんやらで、実年齢には差があるものの見た目的には同じくらいという設定で絡み等もある。
80歳位の魔族ロリババアが孫に孕まされる…等は燃(萌)える。
ファンタジー設定でないものでも、たまにアダルトゲームであったりする。
「祖母を孕ませるとは、お主、ババ専にも程があろうぞ」
「姉さんよりも若いナリして何をいうかこの脱法ロリ」
「主の母が産まれた膣に毎日何度も子種汁を出すのは気持ち良いか?」
「毎日毎日夜這いかけてきて騎乗位で朝まで搾り続けてたくせにー」
叔父姪(伯父姪)、叔母甥(伯母甥)型
親子近親相姦に近いタイプ。
- 両親の借金の形、あるいは資金援助の条件として叔父と寝る（同時に兄弟からのNTR物であることも多い）
- 両親を失った子が引き取り先の叔父・叔母から虐待される凌辱物
- 懐いている甥・姪との無知シチュ
- 子供の頃から想いを寄せられていた甥(姪)に迫られる歳の差シチュ
など、近親相姦の他に別の要素を含んでいるのも多い。
叔父、叔母の方は大概独身、もしくは配偶者に先立たれていることが多いが、結婚している叔父や叔母と姪・甥が不倫するケースもある。
双子型
兄妹・姉弟型の派生。
間違って2つに分かれてしまった2人が、本来の形に戻るという考え方。
元は同じ1人の人間であるのだから身体の相性は最高と言われる。
ただし一卵性だと性別が同じになるため、異性愛ならば(現実なら)まず二卵性となる。
間違って2つに分かれてしまった2人が、本来の形に戻るという考え方。
元は同じ1人の人間であるのだから身体の相性は最高と言われる。
ただし一卵性だと性別が同じになるため、異性愛ならば(現実なら)まず二卵性となる。
兄弟、姉妹型
同性愛タイプ。兄弟型はショタが絡む事が多い。
血縁しかも同性という二重の背徳…だが壁は厚いほど萌えるものである。
血縁しかも同性という二重の背徳…だが壁は厚いほど萌えるものである。
義理の兄妹、姉弟型
厳密には近親相姦ではないが、参考まで。
ソフ倫はこの型でしか認められていなかった。理由としては現実でも婚姻可能な関係性だからである。
ソフ倫はこの型でしか認められていなかった。理由としては現実でも婚姻可能な関係性だからである。
- 幼少期に互いの親が再婚
- 片方が現在の両親に養子として引き取られる
などで血は繋がっていない、あるいは実際にはいとこの関係性にあるが、幼い頃から兄妹(姉弟)として育ったパターン。
親の再婚により、既に恋仲にあった相手ときょうだいになってしまうというのも割とある。
親の再婚により、既に恋仲にあった相手ときょうだいになってしまうというのも割とある。
また自身のきょうだいの配偶者と恋仲になるパターンもある。
このケースは現実でも、特に戦時下や戦後すぐの、人が多く死んだり、一人では生活が厳しかった時代に多く見られ、
兄弟が戦死して未亡人となった義理の姉、あるいは妹と再婚することは珍しくなかった(オナニーの語源になったあの人もこのパターン)。
このケースは現実でも、特に戦時下や戦後すぐの、人が多く死んだり、一人では生活が厳しかった時代に多く見られ、
兄弟が戦死して未亡人となった義理の姉、あるいは妹と再婚することは珍しくなかった(オナニーの語源になったあの人もこのパターン)。
なお、仮に血が繋がっていなくとも、一度義理の親子か祖父母関係になった事がある(＝直系血族になる)場合は結婚出来ない。
余談
ちなみに、古代の日本では母親が違えば腹違いの姉弟、ないし兄妹でも結婚はできた。
古代エジプト王朝では平然と近親婚が行われており、ファラオの配偶者が実のきょうだいということは少なくなかった。
古代エジプトの女性ファラオとして知られるニトクリスは、自身の兄弟である先王を排除して自分を王位に付けた臣下を密かに憎悪し続け、
やがて陥穽を仕掛けて一網打尽に抹殺し、自身もその後自殺したとされるが、これは先の殺された兄弟とは夫婦関係にあり、それもあって深く憎んでいたと推測されている(*9)。
暴君と名高いローマ皇帝ネロも、実母アグリッピナと近親相姦の関係にあったとする歴史書も存在しており、
特に古代文明においては、近親相姦や近親婚はタブーとされていなかったようである。
古代エジプト王朝では平然と近親婚が行われており、ファラオの配偶者が実のきょうだいということは少なくなかった。
古代エジプトの女性ファラオとして知られるニトクリスは、自身の兄弟である先王を排除して自分を王位に付けた臣下を密かに憎悪し続け、
やがて陥穽を仕掛けて一網打尽に抹殺し、自身もその後自殺したとされるが、これは先の殺された兄弟とは夫婦関係にあり、それもあって深く憎んでいたと推測されている(*9)。
暴君と名高いローマ皇帝ネロも、実母アグリッピナと近親相姦の関係にあったとする歴史書も存在しており、
特に古代文明においては、近親相姦や近親婚はタブーとされていなかったようである。
また、西洋ではスペイン・ハプスブルク家がやいとこ婚や叔父姪婚をしていた。
これは、結婚相手がカトリックかつ同格の家柄でなければならない制約があり、
この条件を満たす家が敵対するフランスのブルボン家以外絶えてしまったため。
これは、結婚相手がカトリックかつ同格の家柄でなければならない制約があり、
この条件を満たす家が敵対するフランスのブルボン家以外絶えてしまったため。
近親姦が原因となって殺人事件が起きたケースもあり、特に有名なのは「栃木実父殺害事件」である。
これはおよそ15年間に渡って父親から性的虐待を継続的に受け、子供まで産まされた娘(*10)が、自身の結婚を許さず監禁した父親を思い余って殺害したというもので、
当時は『尊属加重規定』(*11)が存在していたが、被告(娘)の情状を考慮して過剰防衛の殺人罪を適用し、
『尊属加重規定』で適用される尊属殺人罪で科されるのが無期懲役か死刑しかなく、執行猶予も付けられないことを違憲とする判断(*12)を下し、被告には執行猶予付きの懲役を言い渡した。
現在『尊属加重規定』が存在しないのはこの事件が発端であるため、「尊属殺重罰規定違憲判決」という別名で呼ばれることもある。
これはおよそ15年間に渡って父親から性的虐待を継続的に受け、子供まで産まされた娘(*10)が、自身の結婚を許さず監禁した父親を思い余って殺害したというもので、
当時は『尊属加重規定』(*11)が存在していたが、被告(娘)の情状を考慮して過剰防衛の殺人罪を適用し、
『尊属加重規定』で適用される尊属殺人罪で科されるのが無期懲役か死刑しかなく、執行猶予も付けられないことを違憲とする判断(*12)を下し、被告には執行猶予付きの懲役を言い渡した。
現在『尊属加重規定』が存在しないのはこの事件が発端であるため、「尊属殺重罰規定違憲判決」という別名で呼ばれることもある。
フィクションでは近親相姦を主眼に置いた作品以外でも、
推理小説やファンタジー小説において尊き血を守る為に近親婚を繰り返してきたという旧家や王家等が出てくるシチュエーションがある。
（それ故病弱であったり、一族特有の能力を持っていたりする）
推理小説やファンタジー小説において尊き血を守る為に近親婚を繰り返してきたという旧家や王家等が出てくるシチュエーションがある。
（それ故病弱であったり、一族特有の能力を持っていたりする）
- 近親関係にある男女は関係を知らない場合互いに惹かれやすいとも言われる。
女性は「フェロモン体臭」で相手が自分と近しい遺伝子を持っているかを感知し、本能的に避けるようになるという説もあるが、
これはむしろ幼少期に接していた異性のフェロモンを避ける物でしかなく、
幼少期に様々な理由で遠くに別離された近親者（特に兄妹姉弟）同士が性愛関係になるケースは少なくない為、限定的な物と言える。
これはむしろ幼少期に接していた異性のフェロモンを避ける物でしかなく、
幼少期に様々な理由で遠くに別離された近親者（特に兄妹姉弟）同士が性愛関係になるケースは少なくない為、限定的な物と言える。
二次元ではこれはあまり関係ないが、やはり実際に姉がいると姉モノを、妹がいると妹モノを「理解できない」と遠ざける人は少なくない。
ただ、姉がいる人が妹モノ好きだったり、妹がいる人が姉モノ好きだったりするケースは割と多い。単にないものねだりなのかもしれない。
単純に「妹がいるのに妹モノ好きとか誤解されそうで言えない…」みたいな人もいるだろう。
とはいえ本気で嫌悪している場合もあるので、姉妹がいる人に迂闊に話題を振らない方が良いのは間違いない。
やんわりと話を拒絶されるならまだいい方で、吐き気を催す邪悪扱いされても本Wikiは一切責任は取りません。
ただ、姉がいる人が妹モノ好きだったり、妹がいる人が姉モノ好きだったりするケースは割と多い。単にないものねだりなのかもしれない。
単純に「妹がいるのに妹モノ好きとか誤解されそうで言えない…」みたいな人もいるだろう。
とはいえ本気で嫌悪している場合もあるので、姉妹がいる人に迂闊に話題を振らない方が良いのは間違いない。
やんわりと話を拒絶されるならまだいい方で、吐き気を催す邪悪扱いされても本Wikiは一切責任は取りません。
- 近親同士の子供は身体的異常が出やすいと言われる。
これは異常を誘発する遺伝子が、劣性遺伝型(対となる遺伝子が揃わないと機能しない遺伝)の場合、機能する確率が上がってしまうという話。
何代も近親交配を続けると異常が出る確率が格段に跳ね上がるが、1～2代程度なら確率としてはコンマ数％くらい上がるかどうかレベルで、
その場合は、一般の遺伝子が遠い者同士の子供の異常発生率とほとんど差は無い。
有益な因子同士がかけ合わさって優秀な人材が産まれるなんてのも全くの0ではなく、伝記物では特異な能力を高める手段であるとされていることも多い。
何代も近親交配を続けると異常が出る確率が格段に跳ね上がるが、1～2代程度なら確率としてはコンマ数％くらい上がるかどうかレベルで、
その場合は、一般の遺伝子が遠い者同士の子供の異常発生率とほとんど差は無い。
有益な因子同士がかけ合わさって優秀な人材が産まれるなんてのも全くの0ではなく、伝記物では特異な能力を高める手段であるとされていることも多い。
ただし、極端に代を重ねた場合はまた別である。
上述のスペイン・ハプスブルク家でも、オーストリア・ハプスブルク家との近親婚を繰り返した結果病弱な子供ばかりとなった。
事実、ただでさえ当時高かった乳幼児死亡率が非常に高く、成人しても性格に難がある、
下顎が異様に発達する、短命といろいろ問題を抱えた王が連続している（特に最後のカルロス2世）。
その結果スペイン・ハプスブルク家は断絶し、ハプスブルク家の女性の血を引くブルボン家の人物が王になっている（2021年現在の王もブルボン家）。
上述のスペイン・ハプスブルク家でも、オーストリア・ハプスブルク家との近親婚を繰り返した結果病弱な子供ばかりとなった。
事実、ただでさえ当時高かった乳幼児死亡率が非常に高く、成人しても性格に難がある、
下顎が異様に発達する、短命といろいろ問題を抱えた王が連続している（特に最後のカルロス2世）。
その結果スペイン・ハプスブルク家は断絶し、ハプスブルク家の女性の血を引くブルボン家の人物が王になっている（2021年現在の王もブルボン家）。
2016年の研究によると、兄妹等で子供が出来た場合と35歳以上で出産した場合のリスクは、
比較対象にしたサンプルに対してそれぞれ2.2倍と1.9倍になるという統計データが得られており、この条件だとほぼその差は無い。
また、年齢が高くなるにつれてリスクは上がるが、40歳を境に大幅に上昇する。
具体的には、35歳と40歳以上で出産した場合を比較すると、後者のリスクは前者に比して4～10倍以上。
そのため、上記の比較対象を40歳以上に設定すると、数値が全く違ってくる。
このように、突然変異などのリスクは、むしろ男女共に年齢による部分が大きい。(精子卵子の機能低下が原因)。
比較対象にしたサンプルに対してそれぞれ2.2倍と1.9倍になるという統計データが得られており、この条件だとほぼその差は無い。
また、年齢が高くなるにつれてリスクは上がるが、40歳を境に大幅に上昇する。
具体的には、35歳と40歳以上で出産した場合を比較すると、後者のリスクは前者に比して4～10倍以上。
そのため、上記の比較対象を40歳以上に設定すると、数値が全く違ってくる。
このように、突然変異などのリスクは、むしろ男女共に年齢による部分が大きい。(精子卵子の機能低下が原因)。
良くも悪くも確率の問題なので避けた方が無難ではあるが、上記の高齢出産の為に妊活を頑張る夫婦にも言えることで、
社会通念に対する当人達の覚悟次第だろう。
社会通念に対する当人達の覚悟次第だろう。
競走馬やレース鳩、愛玩動物といった経済動物では人間が意図して近親交配を行うことがある。これをインブリードと呼ぶ。
有名な非常に濃いインブリードとしてコロネーションの両親が共にトウルビヨン産駒のDjebelとEsmeraldaという、人間で言えば異母兄妹の間の子供の事例がある。
有名な非常に濃いインブリードとしてコロネーションの両親が共にトウルビヨン産駒のDjebelとEsmeraldaという、人間で言えば異母兄妹の間の子供の事例がある。
なお、上記で説明した関係性の兄弟、姉妹以外のほとんどを沢越止を絡めて説明可能である。そこにシビれる！あこがれるゥ！
関連項目
【インセストタブー】
「追記・修正は感情的に音読してからお願いね、お兄ちゃん」
「いつもいつも父親である俺を屑呼ばわりしやがって!もう我慢できん!追記・修正してやるーーー!!」
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最終更新：2025年01月31日 02:07
*1 海外では宗教上のタブーとしてそのまま法制化されているケースもあるが、道徳的理由のみで成り立っている法律は合理性を欠き廃止すべきとの論もある。というか日本はこれを理由に1881年に規制が撤廃された経緯がある。
*2 反面、仮に養子縁組などで生家とは戸籍上別の家に入ったとしても、実の親や実のきょうだいと結婚することは当然できない。
*3 本人たちも知らないが実は血が繋がっていたという展開の他、システムのバグで妹にあたる後期ヒロインの1人と後期主人公がプロフィール上恋仲になってしまう場合がある。
*4 設定上は近親相姦になるのだが、あくまでも設定で明かされたのみであり、作中で明確に描写されてはいない。また当人同士はその事実を一切知らない。
*5 二組描写されているのだが、片方は明確な親子関係にある者同士であり、もう片方は「血縁関係である可能性が高い」者との性交渉となっている。いずれもアニメ版ではカットされている
*6 ヨーロッパでいとこ婚を法で禁止しているのは２ヶ国のみ。アフリカ・ラテンアメリカ・オセアニアではほぼ野放しである。アメリカでは５０州のうち半数で禁止されているが、人口に比例する大統領選挙の選挙人の合計値は、禁止していない州が禁止している州の倍に及ぶ
*7 主人公は祖国である白夜王国と、生まれ育った暗夜王国それぞれに「きょうだい」がおり、白夜王国の方は主人公と血が繋がっていると思いきや、実は義理の「きょうだい」であり、異性であれば結婚して子供が産まれる。
*8 3番目のパターンの変則型。きょうだいになる以前に一度破局し、その後関係を再構築した上ではじめて性的関係を持った
*9 ただ、そもそも女王ニトクリスに関しては情報がかなり少ないため、現在では実在したかが疑問視されている。
*10 父親に異性的な愛情を抱いていたわけではなく、自分が拒めば妹が襲われる可能性を危惧して、長年自らの身を呈していたとされる。
*11 加害者が父母や祖父母などの直系尊属の親族を殺害した場合、通常の殺人罪より重い尊属殺人罪を適用するというもの
*12 正確には規定そのものは合憲であるが、最低刑が無期懲役というのはやり過ぎで違憲という判断。