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天才

登録日:2010/07/25 Sun 19:33:08
更新日:2024/09/10 Tue 19:38:56
所要時間:約 4 分で読めます




天才とは1%のひらめきと99%の努力である by トーマス・アルバ・エジソン

天才とは努力した凡人のことだ by アルベルト・アインシュタイン

【概要】

天才とは、天から与えられたかのごとく、努力や凡人では到達できない極めて高いレベルでの才能やそれを持つ人物のこと。
英語ではジーニアス、ギフテッドなどとも呼ぶ。
もっとも、一般的には才能があるかどうかといった点はあまり検証せず、単純に凄い事を成し遂げた人や、自分が思いつかない発想を出した人のことを「天才」と言っている場合が多い。
努力で成し遂げた場合、その人を秀才と呼ぶが、その境目は曖昧である。

例えば、普段運動をよくする人がリフティングを何十回もできる様子を、普段運動しない人やリフティング下手な人が見て「天才だ」と思ったとしよう。
しかし、サッカーのリフティングを調べれば、上達方法やコツはいくらでも出てくる。
運動を普段やらない人でもそういったコツを知り訓練すれば、ある程度リフティングができるようになってくるのである。
ちなみに運動神経がよいというのも、普段から体を動かしているから、体の動かし方がよく脳に染み付いており、初見のスポーツでもある程度模倣できるという場合が多い。

勉強や仕事ができる人についても類似点が多く、考え方のコツを把握して、訓練することで効率良く進められるからだという場合もある。

現在では資質ある者にサポートし、専門的な教育を施そうとするものも少なくなく、アメリカ等では特に積極的。

天才と凡人を区別するテストと言うのは存在するが、これも所詮は凡人が考えたもので、全ての天才に該当するわけではない。

また、IQが高い=天才という訳でもなく(逆もまた然り)。IQは一般的でも優れた業績を上げる人物は多い。
ただ、イギリスに本部を持つ非営利団体「Mensa(メンサ)」のように高いIQを持つ人材の交流を支援する「高IQ団体」は存在する。

サヴァン症候群のように知的障害があっても特定の分野で才能を発揮する者もいる。

なお天才だからといって人生がイージーということもない。
後述の様に感覚自体が他の人と異なれば、理解されず異常者扱いされたり、他の人との差異に悩みことになる。
特定分野で優れた功績を挙げられるだけの才能や頭脳を持っていたとしても、あまりに突飛すぎて周囲にそれらの考えが理解できないというケースもあり得る。
当人が「理解できるハズ」と思って話しても周囲から奇妙な目で見られるなんてことがあればギャップに苦しむし、
スポーツなど特定分野で優れた功績を挙げた場合に周囲に妬まれたり、すごいことでもできて当然という過度なプレッシャーがかかるなど心労もある。
その域に達したのが当人だけ、といった状態になると周囲に理解されない、あるいはできないことになり、共感されない孤独感を覚える人もいる。
「天才故の孤独」というやつである。

共感できる友人や理解者などがいても、頭が良い、優れた能力を持つならその分責任の重い難しい判断や、高度な仕事を任されることになり、そのプレッシャーは常人の比ではないということも。

社会へ貢献したり、人々から賛辞を受けた才能あるものが天才と言われるが、生前にそれと讃えられる者は実はあまり多くない。
ゴッホは死後にその才能を認められた一例である。

【天才にまつわる言葉】


天才も二十歳過ぎればただの人

世の中には10歳で大学に進学する子供もおり、神童、天才と呼んで持ち上げられることもある。
しかし、単に早熟だったという場合、10歳で大学に行ってもその後の学力の伸び代がなければ、20歳で他の人と遜色ない学力に落ち着く。
もしくは持ち上げられて自惚れて、才能があっても努力しなかった結果他の人と大差ないレベルになってしまうということも考えられる。
後者のケースになり、かつて天才と呼ばれた人が戒めの言葉として使うこともある。

天才とは1%のひらめきと99%の努力である

発明家のトーマス・エジソンの言葉。
「ひらめきと努力、どっちが大切か」で議論になることもあるが、
エジソン自身は実験を繰り返して基礎を固めるタイプであり、そう考えれば「発想が良くても下積みを怠るな」という意味にとれる。

天才とは努力した凡人のことだ

物理学者アルベルト・アインシュタインの言葉。
彼は自分を凡人だと考えており、天才などと思っていなかったという。


【奇行】

「天才と呼ばれる人物は、幼少期の頃におかしな行動をしていた」という例は結構ある。
上記のエジソンは、幼少期に「なぜAをピーと読んだりしないのか」、「粘土の球を2つ集めても1つの球になる」など突拍子もない質問をしまくった結果、小学校を中退させられている*1
アインシュタインも、幼少には数学には高い理解を示すものの、言葉の発達が遅れていたという話もある。

これらは知能の偏った発達が理由と言われることもある。
知的障害はないが、定型的に知能が発達せず偏ったことで、特定の事象に対してずば抜けた集中力や興味を示す反面、他のことには興味がないといった行動をとりやすい。
発達障害、アスペルガー症候群などと今日では呼ばれるものも含まれると思われる。

常人とは異なる発想ができたり、集中できる反面、幼少期は他の人物と馴染めず、強いストレスを感じたり、集団行動ができないなど問題行動として挙げられやすい。
成人しても社会に馴染めなかったり、自分の健康や金銭面に無頓着といった社会的に問題となる行動に発展することもあり得る。
あるいは単純に何かしらの病気を患っているというパターンもあるか。

また、知能指数の群指数「言語理解」、「知覚統合」、「作動記憶」、「処理速度」のうち、難解な言語情報を記憶、理解して論理的に運用する「言語理解」や視覚情報を統合して関連付けを行う「知覚統合」が突出して高いと、自分が容易に理解出来る事象が他人に中々理解出来ない事が実感出来ずに、説明下手、話が難しい、回りくどい、共感性が低いと言う問題を抱えてしまう事が多々あり、論理的思考を優先させる事が出来るせいで他人も自分と同程度に感情を棚上げ出来ると錯覚して、本人に悪意や害意が無くとも冷徹で嫌な奴と思われてしまう例も多々ある。
性質が悪い事に、知能の高い人間は自分以上に優れた人間や成果を理解して受け入れる事が出来る人物*2が比較的多いので、自身の知能や分析能力が高い自覚がなく、「自分にすら理解出来るのだから他人にも容易に理解出来るだろう」と思い込み易い弊害を抱えてしまいがちである。
「おすわり」が通じる犬でも「お前はいつもワンワンとしか言えてない」といくら説明しても通じないのである。…そして、この例えを誰かに話して「意味がわからない」もしくは「犬の知能と一緒にするな」と怒られるようなもの。

なお、奇行と天才には相関関係があるわけではなく、成功を収めている人でも特に奇行が見られない場合もある。
というか、ほとんどの人には何かしら他の人に理解されない奇妙に見える癖や好みがあるもので、大抵は幼少期からの知能の発達の差とはまた別の話である。

【創作において】

フィクション、二次作品における天才は必ずしも現実世界の天才の特徴を持っている訳ではない。
主にそのキャラクターの特異性や優秀さを表す為の記号的な扱いで天才と称される場合が多い。
よく見られる類型として、現実世界に置き換えれば「秀才」と見られるようなタイプと、
優秀な分野とダメな分野が両極端な「欠点だらけの天才」と形容できるタイプが挙げられる。

その為フィクション、二次作品においては「天才」と称されるキャラクターは非常に多く、各作品に最低1人はいると言っても過言ではない。
ただし、『NARUTO』においては大半の登場人物が大した奴にして天才である。

メタ的な話にはなるが「作者より賢いキャラクターは作れない」なんて言葉も存在しており、
天才キャラとして描写されている割に、言動や行動が凡人でも思いつくような内容だったりすると、視聴者から嘲笑の要因になったりする。
『やたら学説的な表現や専門用語を多用しているが、紐解いてみると誰にでも思いつく事を極限まで回りくどく表現しているだけだったなど、視聴者の評価を下げる最もたるパターンのひとつだろう。
とはいえ、世界観の設定をきちんと練り、様々な手法を駆使すれば、「作者よりも賢い(ように見える)キャラクター」を作る事は可能だろう。

キャラを賢く見せるためのもう一つの手段として、周りの人物を極端に無能に描くという手段もよく使われる。
そうすれば確かにそのキャラは相対的に天才になるが、そのレベルが低すぎたりしたら読者視聴者からしたらサムい以外の何者でもなく、周囲のキャラ達の盆暗ぶりばかり叩かれ肝心の主人公の頭脳や策略などについては見向きもされない。
ましてや、実在する人間をモデルにする人物を描きながら、その人物の実績や功績は全て無視して無能扱いし、肝心の主人公や主人公が支持する政治家(実在人物がモデル)が「ぼくのかんがえたりそうてきなほうあん」をドヤ顔で主張したりした時には…相手が公人だから訴えられることはないが、基本は失笑されるものとみていいだろう。

最近流行りの「追放モノ」と呼ばれる作品群では、「主人公様の能力を正しく理解しない節穴勇者()パーティーどもサイテー!逆境に負けず本来の才能を発揮し世界を救うなりして節穴勇者パーティーを見返す主人公様サイコー!」と言わんばかりにただひたすら主人公を持ち上げるが、そもそも追放されるまではガチの無能でメンバーの足を引っ張っていたり、自分の強みに気づくなりするまでの流れがあまりに陳腐過ぎて『その程度の事を何故勇者パーティに在籍していた時に気づかなかったの?』と素で問いたくなるなど、「主人公の方に問題があるよね?」と思われても仕方ない作品が多々ある。
そのあたりにも適切に触れているならともかく、無理筋でフォローしたり無視して追放したパーティ側を無理やり悪者扱いして所謂ざまぁ展開にしてしまうと、被害者かつ再起していく主人公が忌み嫌われ、逆に加害者で理不尽な仕打ちに没落していく勇者パーティ側が同情され考察議論の中で人気が出るという皮肉過ぎる結果になりかねない。
偏差値10の俺がい世界で知恵の勇者になれたワケ」という作品が、その手の作品を全力でネタにしている。

軍人や工学者等は比較的天才を演出し易い。
現実において、同時代や近い時代の資料や証言者が比較的豊富で、
彼等が作ったものが後世の常識や基幹技術になっている場合も多いからである。
「戦争に勝った」「凄い性能の新製品が出来た」等、本人程のお頭を持たない人にも理解出来る証拠を突き付ける事が出来る上に、周囲もその天才の真似をしようと徹底的に分析するので、後世からだと『何でそんな基本的な事を成し遂げただけで天才扱いされるんだ?』と思われてしまう例すら存在する。
尤も、フィクションで天才軍人や工学者を描写しようとするならば、モデルとなる現実の天才の資料を当時の社会や時代背景を含めて深く分析すると同時に、物語世界の社会体制や技術レベルを丁寧に設定しなければならない。
逆説的では有るが、先に述べた知能指数の群指数のうち難解な言語情報を記憶・理解して運用する<言語理解>の能力が相応に高く無ければ天才を描くことは難しい。

そして、「天才ゆえの孤独」はギャルゲーの天才系ヒロインによく付け加えやすい。
理由は単純で、凡人である主人公が、天才ゆえに孤独なヒロインを癒すというベタながら王道な展開が古今東西問わず人気だからである。
真逆でかつ極端な例だが、「ダイヤモンドの功罪」という漫画が、天才ゆえにサイコパスに片足突っ込んだキャラクターが孤独に悩み、チームメイトの仲間や大人たちは主人公に寄り添おうともしないという、重く苦しい作品となっている。

また、天才を理解する事は必要条件であって十分条件ではない
仮にハンニバルやナポレオン、東郷平八郎の戦術を思いついた人間が居たとしても、
使うタイミングを察する勝負勘や補佐・実行する協力者達からの信望が無ければ、
アイデアだけを持っていても下は従わないだろうし、上も金や人を回さないだろう。
特に、戦争となると兵士達にしてみたら自分の命も、後方の母国に居る家族の命もかかっている上に、
ある程度の地位・財産が有る人間にとっても、失敗した時に失われる多大な人命や資金が理解出来るのだから、突飛なアイデアに従わせようとするのは大変だろう。
後述のゲーテが言っている様に、『人間は自分より凄い人間や作品に感動した時に其処に至り、
追い越す道が開ける』のは確かだが、その道を走破出来るパワーやスタミナが有るかどうかという問題が次に立ち塞がるのだ。

それに「技術的な限度」というものもある。
例えば、日本の戦国時代で「戦艦大和を作ろう!」と言い出した人物がいたとする。
当時は鉄板や鉄砲、火薬、遠洋航海が可能な船と言う概念が常識として広まっているから、
知性に優れた人物なら『20km先の厚さ50cmの高品質鉄板を貫通する徹甲弾や直径1㎞を焦土と化す炸裂弾を連射出来て、その攻撃に抗堪する軍艦が実現したら凄い』ぐらいは理解出来るかもしれない。
ただ、『原料となる鋼材の製造設備』、『腕の良い職工多数と優れた工作機械無数』、『全長200mを超える巨体を建造・整備出来る造船所』等、解決すべき問題が、あまりにも多過ぎる。
それこそフィクション作家以外の実用性は無く、その物語世界で調達可能な人材と資材で何とか解決出来る範囲の事しか天才と言えども出来ないのだ。

もっとも、クラフト系の科学漫画では「知識に工夫を凝らして作ったものは、次からは無条件で量産出来る」という暗黙の了解がある。
いちいち原材料からものつくりをしていたら話が進まないので致し方なし。

二次作品における天才

沢山いるので割愛する。調べたい人は天才のタグをクリックして下さい。

実在する(した)天才


  • ゴッホ
ひまわり等の芸術品を遺した。
自画像を描いた時、同居していたゴーギャンと喧嘩し「耳が邪魔」と言って切り取ってしまったらしい。

  • モーツァルト
稀代の音楽家。だが、下品で浪費癖があったとされる。「俺のけつを舐めろ」と言う題名の曲を作ったことでも有名。

  • ロバート・フックとアイザック・ニュートン
17世紀末から18世紀初頭のイギリスに存在した<観察の天才>と<実証の天才>。
元々、二人は友人であり、特にフックはニュートンを高く買っており、
『物体間には質量の積と距離の関数である力が働く』と言う自身の観察データと其れを基にした仮説を送って検証を依頼した程。
ニュートンはフックから贈られたデータを基に、万有引力の法則、
即ち、物体の間に働く重力が距離の二乗の逆数と質量の積に比例すると言う法則を実証したが・・・。
フックへの返書も彼が頼んでいた仮説の検証論文も忘れて、自著として公開してしまったのでフックを激怒させてしまい、以降犬猿の仲になってしまった。

  • ヨハン・ウォルフガング・ゲーテ
文豪として有名だが、本職はワイマール公国の内務大臣→首相。
生物学や物理学の面でも成果を残している。

貧乏貴族からフランス皇帝に成りあがり、ヨーロッパを蹂躙した軍事と政治の天才。

  • 山下清
貼り絵で有名。放浪先の風景を全て記憶しており、家に帰ってから製作を開始する。ドラマのように画材は持ち歩いていなかった。日本のゴッホ。

ご存知、日本野球の神様。

ご存知、漫画の神様。
現在、日本に存在する全ての漫画とアニメの基礎を作った天才。
3つの漫画を同時に、そしてページをバラバラに描いたという逸話もあり、もはや何がなんだかわからない。
だが、そんな彼でも運動があまり得意ではなかったため「スポ根」ものだけは描けなかった。当時人気絶頂だった「巨人の星」に嫉妬していたらしい。

落語芸術協会(芸協)に所属する落語家。
セールスマンから落語家に転身し、抜擢真打で昇進する程の実力派。
抜擢真打昇進後に『笑点』のレギュラー回答者に選ばれた愛すべき天才

  • レオンハルト・オイラー
18世紀フランスの大数学者。大どころかスーパーウルトラ天才数学者。
彼が残した業績は計り知れず、数論・解析学・幾何学・果ては数学を超えて物理学・天文学にまでその名を残す。
「並の数学者が生涯をかけて執筆する量の論文を、オイラーは毎年のように執筆した」という逸話が残るほどたくさんの論文を書き、
オイラーが執筆した論文をすべて集めて書籍にしようとしたプロジェクトは、なんと多すぎてデジタルアーカイブに舵を切り替えるほど。
またその大量の功績から「オイラー」の名を冠した定理・関数・等式なども多数あり、
「オイラーの定理」と言われただけではどの「オイラーの定理」なのか分からない、なんてことも。

  • グロゴリー・ペレルマン
ロシアの数学の天才。16歳で数学オリンピックで優勝し、数学史上最大の難問と言われた「ポアンカレ予想」を解いた。
そしてその際の栄誉を讃えた授与式を「キノコ狩り」を理由に辞退した

  • ジョン・フォン・ノイマン
人類史上最高の天才と呼ばれた数学者。
コンピューターより計算が速かった。
「彼が人類の科学を500年進めた」とまで言われる。

  • 楠木正成・正儀
天才ゆえの悲劇を体現した親子。
周囲とのお頭のレベルが違い過ぎて、必勝策*3を悉く主君に潰され、最大の理解者が敵の総大将として大軍を率いて来た為に、700人VS気合全開の20万人と言う無茶の極みの戦いに散った父・正成と主君の無茶振りに耐えながら寡勢の南朝を孤軍奮闘の形で支えて来たものの、和平交渉を潰されて遂に愛想を尽かした息子・正儀と悲惨なエピソードに事欠かない。

人間外の種族の天才として名高い。
単なる大柄なメキシコオオカミなのだが、経験豊富な猟師や動物学者を手玉に取って家畜を餌食にし続けた頭脳は正に天才*4
実際、妻に甘いと言う一点を除けば付け入る隙が無かった。


追記・修正は努力できる凡人がお願いします。

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  • パプテマス・シロッコ
  • 天賦の才
  • 孤高
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  • 超えられない壁
  • 選ばれた人間
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最終更新:2024年09月10日 19:38

*1 当時はまだ義務教育が制度として確立する以前で、家庭の事情なんかで小学校へ行かない子供がいることは珍しくなかった。

*2 極端な例だが、ドイツの政治家、文豪、科学者であるヨハン・ウォルフガング・ゲーテは「自分以上に優れた人間や作品に対する感動の心が人間を一番自由にする」「感動の心が生じた時に高みに進む道が生まれる」と語っている。

*3 「勝った今なら此方が有利な条件で和睦出来ます!!」「敵が大軍で攻めて来たなら、京都に引き込んで補給線を狙いましょう!!」

*4 ただし、銃器の危険性も理解していて、人間には当時の銃の有効射程以内に絶対に近付かなかったので、人的被害は皆無だったりする。