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【3669】辰泉 純米吟醸 辰ラベルNo.2 純米吟醸 中取り一回火入れ瓶囲い(たついずみ)【福島県】 福島県会津若松市 辰泉酒造

2018年12月20日 22時31分
福島県会津若松市 辰泉酒造
福島県会津若松市 辰泉酒造

【日本酒研究会番外編 全7回の④】

 日本酒研究会の遠征場所が開かれた。この会は単なる異業種間交流の飲み会だが、毎月欠かさず延々、足掛け12年も続けている。会員のみなさまは、研究熱心なのだ。12年もやっていると、異動でメンバーがかなり変わる。OBとも旧交を温めたい。ということで年に1~2回、OBが多く居住している市に遠征し、飲み会を開いている。場所はMうなぎ屋さんと決まっている。今回は新旧研究員10人が集まった。

 この番外編を開くときは、お酒を持ち寄る。それを順不同で飲んでいく。「秩父小次郎 純米生原酒」「直実 特別純米」「おら酒 雷神 純米大吟醸」と飲み進め、4番目にいただいたのは「辰泉 純米吟醸 辰ラベルNo.2 純米吟醸 中取り一回火入れ瓶囲い」だった。

「辰泉」は、今回の酒を含めこれまで、当連載で6種類を取り上げている。さて、今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「美味しい。直前に飲んだ『雷神 純米大吟醸』と似たタイプに感じる」
 M 「辛い。旨い」
 B 「旨いね」
 SA「辛みが強い」
 B 「酸味がありますね」
 酒蛙「はい、酸味は適度にあります」
 SI「けっこう旨いね」
 F 「香りは抑えている。辛みがある」
 T 「わたしゃ、これが好きです」
 女将さん「飲んだ瞬間、旨い。ベタベタ感が無い。すっきりとした甘み」
 酒蛙「甘旨みと酸が感じられ、中盤から余韻は辛み」
 M 「飲み進めていけば、甘みが増す」

 瓶の裏ラベルは、この酒を「滑らかでクリアーな甘み・旨み」と紹介している。

 裏ラベルの表示は「アルコール分16度、原材料名 米(会津産)米麹(会津産米)、原料米 五百万石100%、精米歩合50%、日本酒度±0、酸度1.5、製造年月2018.9」。

 酒名および蔵名の「辰泉」の由来について、福島県産酒のPR&応援サイトの「fukunomo」は「名前の由来は、『白鹿』で有名な灘の辰馬本家に初代が勉強に行った縁でと伝えられますが、詳細は不明だそう」と説明している。

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