21日の日経平均は続伸。75日線を突破して始まり、一時39238.21円まで上げ幅を広げ、25日線水準まで回復。その後軟化し下げに転じる場面もみられたが、200日線が支持線として機能した。売り一巡後は再び75日線を突破し、39000円処での底堅さが意識された。ローソク足は陰線形成も、長い下ヒゲを残した。ボリンジャーバンドの-1σを一時下回ったが、これまでの-2σと-1σとのレンジを上回り、-1σと25日線とのレンジに移行した可能性が高い。一目均衡表では雲のねじれの局面で、雲上限を回復して終えた。週間形状では雲の中での推移で強弱感が対立しやすいが、雲上限は39066円辺りに下がってきたため、雲突破のハードルは低い。遅行スパンは昨年7月高値期間を通過し実線が切り下がったため、上方シグナルを発生させてきた。
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