学法石川(福島)は2時間4分28秒で5位に入り、22年の8位以来2年ぶりの入賞を果たした。アンカーを務めた保芦摩比呂(2年)は「チームの目標である5位以内を達成できた」。両手を広げてフィニッシュした。
過去最高の3位には届かなかったが、堂々の成績だ。保芦をはじめ、1区で区間6位の栗村凌、3区で同4位の増子陽太、5区で同17位ながらも5位を死守した末田唯久海(いくみ)の4選手は2年生。保芦は「来年もある。みんなで練習を積んで、また来年ここに帰ってくる」と誓った。そのためにも、今年の経験を生かしたい。「この大会の結果を次にひも付けられれば、自分たちは来年も上位に食い込める」。自分たちがチームを引っ張り、学法石川の歴史を塗り替える。