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小島印刷(群馬)、事業停止し弁護士一任-負債2億100万円

 小島印刷(株)(群馬県伊勢崎市西小保方町501-4、設立1982年9月、資本金1,000万円)は12月9日、事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。負債総額は約2億100万円。

 印刷業者として、パンフレットやチラシ、ポスター、カタログなどの印刷を手掛けていた。長年にわたる営業実績により地区では相応の知名度を有し、周辺地域の法人へ営業基盤を構築、ピークとなる2012年8月期の売上高は約6億円を計上した。

 しかし、近年は紙媒体から電子媒体への移り変わりにより減収基調を余儀なくされていた。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響も重なり2021年8月期の売上高は3億2,486万円にとどまり、2024年8月期は売上高が約2億9,000万円程度にまで減少し、赤字決算が続いていた。業況に回復の兆しが見えない中で資金繰りが限界に達したため、12月9日に事業を停止し今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)

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