岡山県教委は16日、2026年度公立学校教員採用試験について、小学校教諭の2次試験で課している体育実技を廃止すると発表した。近年、採用試験の倍率が伸び悩んでいることを踏まえ、受験の負担軽減を図り、志願者の増加につなげる。
県教委が実施する小学校教諭の採用試験を巡っては、25年度の最終倍率は2・2倍となり、17年度に岡山市教委との共同選考を解消して以降で最低を更新した。一方、体育実技については大阪府が25年度から廃止に踏み切るなど全国的に同様の動きが出ている。
県教委によると、県の25年度の体育実技ではマット運動とバスケットボールを実施した。廃止を受け、採用後の研修などで指導力を担保する方針。
26年度試験では他に、県北部で原則10年以上勤務することを条件にした地域枠の1次で課しているプレゼンテーションを廃止したり、秋選考の職種を現在の小学校に加えて中学、高校、特別支援学校に広げたりする。
県教委は「多様な視点で試験方法を見直し、優秀な人材の確保に努めたい」としている。試験概要は県教委ホームページに掲載している。
県教委が実施する小学校教諭の採用試験を巡っては、25年度の最終倍率は2・2倍となり、17年度に岡山市教委との共同選考を解消して以降で最低を更新した。一方、体育実技については大阪府が25年度から廃止に踏み切るなど全国的に同様の動きが出ている。
県教委によると、県の25年度の体育実技ではマット運動とバスケットボールを実施した。廃止を受け、採用後の研修などで指導力を担保する方針。
26年度試験では他に、県北部で原則10年以上勤務することを条件にした地域枠の1次で課しているプレゼンテーションを廃止したり、秋選考の職種を現在の小学校に加えて中学、高校、特別支援学校に広げたりする。
県教委は「多様な視点で試験方法を見直し、優秀な人材の確保に努めたい」としている。試験概要は県教委ホームページに掲載している。