女性将棋の公式タイトル戦「大山名人杯第32期倉敷藤花戦」(日本将棋連盟、倉敷市、市文化振興財団、山陽新聞社主催)の3番勝負第1局が19日、大阪府高槻市の関西将棋会館であり、10連覇を目指す福間香奈倉敷藤花(32)=清麗、女流王座、女流名人、女流王位との女流五冠=が127手で挑戦者の伊藤沙恵女流四段(31)を下し先勝した。
先手は福間倉敷藤花。伊藤女流四段の向かい飛車に対し、福間倉敷藤花も中飛車から向かい飛車に戦法を変え対抗、巧みな指し回しで序盤から主導権争いをリードした。中盤以降も福間倉敷藤花の積極的な攻めが続き、耐える展開だった伊藤女流四段を押し切った。持ち時間は各2時間で、残りは福間倉敷藤花が13分、伊藤女流四段は使い切った。
防衛に王手をかけた福間倉敷藤花は「あまり見ない戦型で一手一手が難しい対局だった。しっかり準備し第2局に臨みたい」とし、産休(昨年11月17日~2月12日)明けの勝負勘については「対局を重ね徐々に取り戻していきたい」と話した。5期ぶり3度目の挑戦で初戴冠を目指す伊藤女流四段は「(第1局の)結果は気にせず、第2局に全力を尽くしたい」とした。
3番勝負は昨年11月開催予定だったが、福間倉敷藤花の体調を考慮し変更。第2局は3月25日に倉敷市芸文館(同市中央)で行われる。
先手は福間倉敷藤花。伊藤女流四段の向かい飛車に対し、福間倉敷藤花も中飛車から向かい飛車に戦法を変え対抗、巧みな指し回しで序盤から主導権争いをリードした。中盤以降も福間倉敷藤花の積極的な攻めが続き、耐える展開だった伊藤女流四段を押し切った。持ち時間は各2時間で、残りは福間倉敷藤花が13分、伊藤女流四段は使い切った。
防衛に王手をかけた福間倉敷藤花は「あまり見ない戦型で一手一手が難しい対局だった。しっかり準備し第2局に臨みたい」とし、産休(昨年11月17日~2月12日)明けの勝負勘については「対局を重ね徐々に取り戻していきたい」と話した。5期ぶり3度目の挑戦で初戴冠を目指す伊藤女流四段は「(第1局の)結果は気にせず、第2局に全力を尽くしたい」とした。
3番勝負は昨年11月開催予定だったが、福間倉敷藤花の体調を考慮し変更。第2局は3月25日に倉敷市芸文館(同市中央)で行われる。