Canon Powershot A20
またこのデザインかよ! が続いてしまいましたが、
これでPowershotのA10からA50まで全て揃ってしまった事になります。
ええ、A10?A40までが一続きでA50は古い機種だって事は存じておりますよw
購入価格は1575円。
当時の価格は56,000円前後です。
以前紹介したA10の上位機のようですね。
・カタログスペック
1/2.7型の211万画素CCDで原色フィルター。
レンズは3倍ズームで、F2.8-4.8の35-105mmでオートフォーカス。
レンズはキャノンズームレンズ。
液晶は1.5型の低温ポリシリコンTFT液晶
マクロは16cm、メディアはコンパクトフラッシュ(Type1)、駆動は単三乾電池4本と、
マクロが弱いですが、性能的にはなかなか使い易いと思います。
CFだったり単三電池だったりもあり、
丈夫で大量に売れたため、現在においても入手しやすいので初めての古デジに最適と言えます。
なお、画素数以外にもデジタルズームの倍率に違いがあり、
A10は2倍なのに対し、
A20は2.5倍で撮影が出来ます。
まぁ、デジタルズームなんて使いませんけどね。
機能としては、
デジタルズーム、連写、セルフタイマーぐらいですかね。
・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :良好
機能 :良好
台数 :1台
・デザイン・メカ・インターフェイス
筐体はA10と差はありません。
厚ぼったく、安っぽいわけですが、
意外としっかり作ってあって握りやすいです。
カラーリングは結構好みが分かれますが、
結構キャノンが好きな色らしく、このようなラインナップで結構見かける色です。
コンバーションレンズの取り付けネジはA40とは異なり、
スイッチはなく手でグリグリ回して着脱するような感じです。
そのために鏡筒周りは結構すっきりしてますね。
背面もおなじみな感じですので、特に取り立てて書くこともないわけですが、
モードダイヤルが硬く、ボタン類が押しづらいということは相変わらずです、
あと、CFスロットの蓋は結構怖い。
変なところで引っかかる感じですね。
・機能・仕様
起動は5秒程度と遅く、
全体的にもっさりとしております。
レンズのモーダー音もうるさく、
なんというか、メカチックです。
UIは横移動のタイプで使いづらく、
反応が鈍いので結構イライラします。
液晶は外でも見えますし、
電池のもちも悪くないので長時間の使用にも耐えうるタフさはありますが、
のちのPowershotのように色々といじれるわけでもないので、
電池が使える大きなIXYという感じですね。
・画質・撮影
●AF・挙動
AFはソコソコ速いですが、
AFが合ってもAFインジケーターが点灯するだけでどこにピントが合っているのかわからないのが不満ですね。
マクロ撮影に関しては諦めた方が無難という程度です。
A40と比べると残念としか言えないレベルでございます。
●画質
発色はなかなか素直ですね。
他のCanon機のような鮮やかさはそんなにないですが、
現在でも問題なく使える綺麗さです。
エントリークラスとはいえ侮れない性能を見せつけてくれる一台です。
遠景から物撮りまで問題なくとれるので、
結構オールマイティーです。
マクロに関しては、
もう少し寄れればいいのですが、
これだけ撮れればいいですかね。
その他の写真はこちらにございます。
評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :03/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :04/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :05/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :03/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :04/10:主に操作性
AF・露出精度 :05/10:AFは正確か、
画質 :07/10:文字通り
輝き度 :04/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :05/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :06/10:今後も使い続けたいかなど
合計:46/100
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