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- 2015/07/01 掲載
Apple Watchレビュー、watchOS 2のリリース前に知っておきたい3つのポイント
意外と簡単に手に入ったApple Watch
このように発売前から購入は決意していたものの、そこはやはり「にわか」の筆者。予約のみでの思い切った購入ができず、試着してから購入となりました。
実際に購入したのは「ステンレススチールケース・ブライトブルーレザーループ」モデル。そもそもApple Watchの(バンド部分を除いた)本体は、アルミニウムケースの「Apple Watch Sport」、ステンレススチールケースの「Apple Watch」、18金ゴールドケースの「Apple Watch Edition」の3つに分類されます。本体サイズは、38mmと42mmの2つのサイズがあり、それぞれの解像度も340×272ピクセルと390×312ピクセルと、わずかに異なります。
42mmモデルで比べると、ステンレス(50g)はアルミニウム(30g)よりも重く、どのぐらい重く感じるのか心配だったのですが、実際に腕につけてみると重さはほとんど感じませんでした。そのため、より傷や衝撃に強いだろうとステンレススチールケースのApple Watchにしたのです。
また、バンド部分は別売りで、大きく分類すると6種類ほどあります。その中でレザーといいながらマグネットになっている「レザーループ」が面白いと思って狙っていたものの、少し動いただけで簡単に外れるようでは使い物になりません。しかし、そこはさすがアップル。思っていた以上に強力なマグネットで、しっかり固定されました。
試着したApple Storeでそのまま購入しようと思ったのですが、それはできず、店舗のパソコンを使って、スタッフのアドバイスをもらいながら、ネット注文をしました。注文完了メールには「出荷予定日が7月」となっていてびっくりしたのですが、実際には注文から約10日後に自宅へ届けられました。いつも大行列をつくるアップル製品にしてはスムーズに手に入ったと言えるでしょう。
Apple Watchは健康促進ツール
次に行うのが時計の文字盤の変更です。数種類ある文字盤の中から自分の好きな文字盤を選ぶことができます。文字盤の周囲に表示させる情報は、日にちと曜日、今日の予定(iPhoneのカレンダーで設定したものが表示されます)、気温、アクティビティ、バッテリー残量などのほか、世界時計、ストップウォッチ、タイマー、アラーム、株価、月の位相、日の出と日の入時刻などを選ぶことができます。選んだ文字盤により、表示できる情報の数も異なります。この辺りは、通常の腕時計では味わうことのできない「体験」でした。
実際に腕に装着して最初に驚くのは、Apple Watchから腕を“叩かれる”こと。たとえばApple Watchをしたまま、1時間座って仕事をしていると、音とともに腕を軽やかに“叩かれる”のです。その振動の強さは、微妙にアプリごと、あるいは通知ごとに違っており、もちろん消音・無振動にも設定ができます。
このアクティビティには「ムーブ」「エクササイズ」「スタンド」という3つの“リング”があります。スタンドは、1日の12時間の中で、1時間当たり1分以上立つとリングが完成するようになっており、ムーブは1日当たりの消費カロリーを自分で設定し、その目標が達成されるとリングが完成します。エクササイズは、早歩き以上の体の動きをエクササイズとみなされ、合計して1日に30分以上の運動を行うとリングが完成します。
【次ページ】Apple Watchを使ってわかった3つのこと、watchOS 2でどう変わる?
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