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1
お米炊くくらい!?簡単に
AIで画像認識してみよう!!
Pannovatty #1
Junki Sagawa
2
お米炊くくらい!?簡単に
AIで画像認識してみよう!!
Pannovatty #1
Junki Sagawa
日本IBM Digital Developer Advocate
さがわ じゅんき
佐川 洵貴
専門:
• webアプリケーション開発
• iOSアプリケーション開発
• 先進ソリューション検討
所属:
• Digital BusinessGroup
• デベロッパー・アドボカシー事業部
座右の銘:
• 起きている間は、ITのことかそれ以外のことしか考えない
AI & IBM Watson
人工知能(AI)は
人間の知能のはたらきを模倣し,
機械(技術)で実現した能力です。
5
Watsonで画像認識!お米を炊くレベル
7IBM Developer Advocacy 2019
Watson サービス一覧
2019年3月現在
Watson Assistant
アプリケーションに自然言語インターフェースを追加して
エンドユーザとのやり取りを自動化
Text to Speech
テキスト文章を音声に変換する
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音声をテキスト文章に変換する
Visual Recognition
画像コンテンツに含まれる意味を検出する
Discovery
先進的な洞察エンジンを利用して、データの隠れた
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Discovery上に実装され、エンリッチ情報も付加さ
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抽出、概念タグ付け、関係抽出などを行う
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デルで、非構造テキストデータから洞察を取得(学習支
援ツール)
心理系
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画像系
https://www.ibm.com/watson/jp-ja/developercloud/services-catalog.html
8IBM Developer Advocacy 2019
Cloud上で使えるサービス
・・・
Internet
PC
Azure
AWSGCP
IBM Cloud
Smart Phone
Server
各社クラウド
Direct Link
9IBM Developer Advocacy 2019
Watson API : REST形式のインターフェース
・・・
HTTP Request
GET
POST
PC
HTTP Response
JSON
JSON
Azure
AWSGCP
IBM Cloud
Smart Phone
Server
各社クラウド
10IBM Developer Advocacy 2019
Visual Recognition
 Food検出(Facial Detection):
- イメージ内の人物の食べ物を検出し、それが何であるかを示します。
 画像認識「一般種別」(General Tagging):
- 事前学習済みの分類器の出力を返します
 画像認識「カスタム」:
- 識別を行いたいクラスのイメージを事前学習させ、その分類器の出力を返します。
事前学習
不要
事前学習
必要
• 自分の画像を学習させて、画像認識のモデルを作成できるサービス。
• お米を炊くくらい簡単にできる。
• Food検出と一般的な“モノ”を認識するモデルは標準搭載。
11IBM Developer Advocacy 2019
お米を炊く手順
1. 画像を用意
1. お米を用意
2 お米を研ぐ
3. 炊飯器にいれてボタンを押す
2. 選ぶ、まとめる
3. アップロードしてボタンを押す
Watsonで画像認識する手順
12IBM Developer Advocacy 2019
作業の流れ
1. 画像を用意
1. お米を用意
2 お米を研ぐ
3. 炊飯器にいれてボタンを押す
2. 選ぶ、まとめる
3. アップロードしてボタンを押す
ほぼ同じレベル!!
13
さっそくやってみましょう!
14
事前準備
炊飯器を用意する
15IBM Developer Advocacy 2019
 https://ibm.biz/BdzNsH にアクセスする
 企業ドメインのアドレスでアカウント登録
 登録したアドレスにメールが届くので、Confirmボタンを押す
事前準備 IBM Cloudアカウントの取得がお済みでない方!!!
https://ibm.biz/BdzNsH
3分で終わります!!
16IBM Developer Advocacy 2019
STEP1: Visual Recognitionサービスの作成
1. https://ibm.biz/BdzNsH にブラウザでアクセスします。
2. 事前登録したメールアドレス/パスワードでログインします。
3. 画面上部の「カタログ」をクリックします。
17IBM Developer Advocacy 2019
STEP1: Visual Recognitionサービスの作成
1. 画面左のカテゴリー欄から、「AI」を選択します。
2. 画面をスクロールし、「Visual Recognition」をクリックします。
18IBM Developer Advocacy 2019
1. 地域が「ダラス」やプランがFreeになっていることを確認し、右側の作成ボタンをクリックします。
STEP1: Visual Recognitionサービスの作成
19IBM Developer Advocacy 2019
STEP2: Watson Studioサービスの作成
1. 画面上部の「カタログ」をクリックします。
20IBM Developer Advocacy 2019
STEP2: Watson Studioサービスの作成
1. 左側のカテゴリーから、AIを選択する
2. スクロールしていき、Watson Studioをクリックする
21IBM Developer Advocacy 2019
STEP2: Watson Studioサービスの作成
1. 先程と同様、ダラス、Freeを確認し作成ボタンをクリックします。
22IBM Developer Advocacy 2019
1. 作成が完了すると以下の画面に遷移するので、「Watson Studio」の起動ボタンをクリックします。
STEP2: Watson Studioサービスの作成
23IBM Developer Advocacy 2019
1. 少し待つと、以下の画面に自動で遷移します。
2. スクロールダウンし、Watson Services内に先程作成したVisual Recognitionがあることを確認し、Launch Toolをク
リックします。
STEP2: Watson Studioサービスの作成
24IBM Developer Advocacy 2019
 以下の画面が表示されれば、炊飯器の準備は完了です!お疲れさまでした!
 標準搭載のモデルを使って試しに画像認識してみましょう。
STEP2: Watson Studioサービスの作成
25IBM Developer Advocacy 2019
お試し:標準搭載のFoodモデルを試してみよう
 Foodモデルの「Test」ボタンをクリックします。
26IBM Developer Advocacy 2019
97%の確信度でお米!!
 「Test」タブを選択し、画面真ん中のスペースに任意の画像をドラッグ&ドロップします。
※ browseボタンからファイルを選択することもできます。
お試し:標準搭載のFoodモデルを試してみよう
2727
わんちゃんの種類を判定する
画像認識モデル
28IBM Developer Advocacy 2019
STEP 1: わんちゃんの学習データを用意
以下3種類の画像セットをダウンロードします。
 ビーグル
https://github.com/junkisagawa/pannovatty/raw/master/beage.zip
 ハスキー
https://github.com/junkisagawa/pannovatty/raw/master/husky.zip
 ゴールデンレトリバー
https://github.com/junkisagawa/pannovatty/raw/master/golden.zip
※ 犬以外のモデルを作る方は、ご自身で1つのクラスに付き最低10枚の画像を用意してください。
29IBM Developer Advocacy 2019
STEP2: わんちゃんのモデルを作成する
1. Visual Recognition内で、Classify Imagesの中のCreate Modelボタンをクリックします。
30IBM Developer Advocacy 2019
 以下の画面が表示され、作成が完了すると自動で画面が遷移します。
STEP2: わんちゃんのモデルを作成する
31IBM Developer Advocacy 2019
 モデルを作成するプロジェクトを作ります。
1. Projectに任意の名前(例えばDog Recognition)を入力します。
2. 右側に、Storage・Watson Visual Recognitionの両方が選択されていることを確認します。
STEP2: わんちゃんのモデルを作成する
32IBM Developer Advocacy 2019
 Projectが作成できると、自動で以下の画面に遷移します。Project内に、モデルを作成していきましょう。
1. Default Custom Modelを、任意の画像認識モデル名に変更します(例えば犬モデル)
STEP2: わんちゃんのモデルを作成する
33IBM Developer Advocacy 2019
1. 画面右のUpload directly内に先程ダウンロードしたzipファイルをドラッグ&ドロップします。
※ Browseボタンからファイルを選択することもできます
2. Golden/Husky/Beagleの3種類すべてドラッグ&ドロップでアップロードします。
STEP2: わんちゃんのモデルを作成する
34IBM Developer Advocacy 2019
あとは炊けるのを待つだけ!!
1. モデル名の横にある、「Train Model」ボタンをクリックします。
待っている間に機械学習が進んでいるのですが、
どんな処理が起こってるか分からないのは炊飯器に似ていますね。
STEP3: いざ、炊飯。待つ。
35IBM Developer Advocacy 2019
お米のトリビア披露&質疑応答
36IBM Developer Advocacy 2019
アンケートのお願い
 本勉強会のアンケートにご回答お願いします!
 フィードバックを踏まえてより良い企画を進めていくのでご協力ください!
https://forms.gle/b778d9zn66wEvf2o8

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  • 3. 日本IBM Digital Developer Advocate さがわ じゅんき 佐川 洵貴 専門: • webアプリケーション開発 • iOSアプリケーション開発 • 先進ソリューション検討 所属: • Digital BusinessGroup • デベロッパー・アドボカシー事業部 座右の銘: • 起きている間は、ITのことかそれ以外のことしか考えない
  • 4. AI & IBM Watson
  • 7. 7IBM Developer Advocacy 2019 Watson サービス一覧 2019年3月現在 Watson Assistant アプリケーションに自然言語インターフェースを追加して エンドユーザとのやり取りを自動化 Text to Speech テキスト文章を音声に変換する Speech to Text 音声をテキスト文章に変換する Visual Recognition 画像コンテンツに含まれる意味を検出する Discovery 先進的な洞察エンジンを利用して、データの隠れた 価値を解明し、回答やトレンドを発見する Discovery News Discovery上に実装され、エンリッチ情報も付加さ れたニュースに関する公開データセット Personality Insights テキストから筆者の性格を推定する Language Translator テキストを他言語へ翻訳を行う Natural Language Understanding 自然言語処理を通じてキーワード抽出、エンティティー 抽出、概念タグ付け、関係抽出などを行う Natural Language Classifier テキスト文章の分類を行う(質問の意図推定など) Tone Analyzer(日本語未対応) テキストから筆者の感情、社交性、文体を解析 Knowledge Studio コーディングなしに、業務知識から生成した機械学習モ デルで、非構造テキストデータから洞察を取得(学習支 援ツール) 心理系 言語系 照会応答系 知識探索系 音声系 画像系 https://www.ibm.com/watson/jp-ja/developercloud/services-catalog.html
  • 8. 8IBM Developer Advocacy 2019 Cloud上で使えるサービス ・・・ Internet PC Azure AWSGCP IBM Cloud Smart Phone Server 各社クラウド Direct Link
  • 9. 9IBM Developer Advocacy 2019 Watson API : REST形式のインターフェース ・・・ HTTP Request GET POST PC HTTP Response JSON JSON Azure AWSGCP IBM Cloud Smart Phone Server 各社クラウド
  • 10. 10IBM Developer Advocacy 2019 Visual Recognition  Food検出(Facial Detection): - イメージ内の人物の食べ物を検出し、それが何であるかを示します。  画像認識「一般種別」(General Tagging): - 事前学習済みの分類器の出力を返します  画像認識「カスタム」: - 識別を行いたいクラスのイメージを事前学習させ、その分類器の出力を返します。 事前学習 不要 事前学習 必要 • 自分の画像を学習させて、画像認識のモデルを作成できるサービス。 • お米を炊くくらい簡単にできる。 • Food検出と一般的な“モノ”を認識するモデルは標準搭載。
  • 11. 11IBM Developer Advocacy 2019 お米を炊く手順 1. 画像を用意 1. お米を用意 2 お米を研ぐ 3. 炊飯器にいれてボタンを押す 2. 選ぶ、まとめる 3. アップロードしてボタンを押す Watsonで画像認識する手順
  • 12. 12IBM Developer Advocacy 2019 作業の流れ 1. 画像を用意 1. お米を用意 2 お米を研ぐ 3. 炊飯器にいれてボタンを押す 2. 選ぶ、まとめる 3. アップロードしてボタンを押す ほぼ同じレベル!!
  • 15. 15IBM Developer Advocacy 2019  https://ibm.biz/BdzNsH にアクセスする  企業ドメインのアドレスでアカウント登録  登録したアドレスにメールが届くので、Confirmボタンを押す 事前準備 IBM Cloudアカウントの取得がお済みでない方!!! https://ibm.biz/BdzNsH 3分で終わります!!
  • 16. 16IBM Developer Advocacy 2019 STEP1: Visual Recognitionサービスの作成 1. https://ibm.biz/BdzNsH にブラウザでアクセスします。 2. 事前登録したメールアドレス/パスワードでログインします。 3. 画面上部の「カタログ」をクリックします。
  • 17. 17IBM Developer Advocacy 2019 STEP1: Visual Recognitionサービスの作成 1. 画面左のカテゴリー欄から、「AI」を選択します。 2. 画面をスクロールし、「Visual Recognition」をクリックします。
  • 18. 18IBM Developer Advocacy 2019 1. 地域が「ダラス」やプランがFreeになっていることを確認し、右側の作成ボタンをクリックします。 STEP1: Visual Recognitionサービスの作成
  • 19. 19IBM Developer Advocacy 2019 STEP2: Watson Studioサービスの作成 1. 画面上部の「カタログ」をクリックします。
  • 20. 20IBM Developer Advocacy 2019 STEP2: Watson Studioサービスの作成 1. 左側のカテゴリーから、AIを選択する 2. スクロールしていき、Watson Studioをクリックする
  • 21. 21IBM Developer Advocacy 2019 STEP2: Watson Studioサービスの作成 1. 先程と同様、ダラス、Freeを確認し作成ボタンをクリックします。
  • 22. 22IBM Developer Advocacy 2019 1. 作成が完了すると以下の画面に遷移するので、「Watson Studio」の起動ボタンをクリックします。 STEP2: Watson Studioサービスの作成
  • 23. 23IBM Developer Advocacy 2019 1. 少し待つと、以下の画面に自動で遷移します。 2. スクロールダウンし、Watson Services内に先程作成したVisual Recognitionがあることを確認し、Launch Toolをク リックします。 STEP2: Watson Studioサービスの作成
  • 24. 24IBM Developer Advocacy 2019  以下の画面が表示されれば、炊飯器の準備は完了です!お疲れさまでした!  標準搭載のモデルを使って試しに画像認識してみましょう。 STEP2: Watson Studioサービスの作成
  • 25. 25IBM Developer Advocacy 2019 お試し:標準搭載のFoodモデルを試してみよう  Foodモデルの「Test」ボタンをクリックします。
  • 26. 26IBM Developer Advocacy 2019 97%の確信度でお米!!  「Test」タブを選択し、画面真ん中のスペースに任意の画像をドラッグ&ドロップします。 ※ browseボタンからファイルを選択することもできます。 お試し:標準搭載のFoodモデルを試してみよう
  • 28. 28IBM Developer Advocacy 2019 STEP 1: わんちゃんの学習データを用意 以下3種類の画像セットをダウンロードします。  ビーグル https://github.com/junkisagawa/pannovatty/raw/master/beage.zip  ハスキー https://github.com/junkisagawa/pannovatty/raw/master/husky.zip  ゴールデンレトリバー https://github.com/junkisagawa/pannovatty/raw/master/golden.zip ※ 犬以外のモデルを作る方は、ご自身で1つのクラスに付き最低10枚の画像を用意してください。
  • 29. 29IBM Developer Advocacy 2019 STEP2: わんちゃんのモデルを作成する 1. Visual Recognition内で、Classify Imagesの中のCreate Modelボタンをクリックします。
  • 30. 30IBM Developer Advocacy 2019  以下の画面が表示され、作成が完了すると自動で画面が遷移します。 STEP2: わんちゃんのモデルを作成する
  • 31. 31IBM Developer Advocacy 2019  モデルを作成するプロジェクトを作ります。 1. Projectに任意の名前(例えばDog Recognition)を入力します。 2. 右側に、Storage・Watson Visual Recognitionの両方が選択されていることを確認します。 STEP2: わんちゃんのモデルを作成する
  • 32. 32IBM Developer Advocacy 2019  Projectが作成できると、自動で以下の画面に遷移します。Project内に、モデルを作成していきましょう。 1. Default Custom Modelを、任意の画像認識モデル名に変更します(例えば犬モデル) STEP2: わんちゃんのモデルを作成する
  • 33. 33IBM Developer Advocacy 2019 1. 画面右のUpload directly内に先程ダウンロードしたzipファイルをドラッグ&ドロップします。 ※ Browseボタンからファイルを選択することもできます 2. Golden/Husky/Beagleの3種類すべてドラッグ&ドロップでアップロードします。 STEP2: わんちゃんのモデルを作成する
  • 34. 34IBM Developer Advocacy 2019 あとは炊けるのを待つだけ!! 1. モデル名の横にある、「Train Model」ボタンをクリックします。 待っている間に機械学習が進んでいるのですが、 どんな処理が起こってるか分からないのは炊飯器に似ていますね。 STEP3: いざ、炊飯。待つ。
  • 35. 35IBM Developer Advocacy 2019 お米のトリビア披露&質疑応答
  • 36. 36IBM Developer Advocacy 2019 アンケートのお願い  本勉強会のアンケートにご回答お願いします!  フィードバックを踏まえてより良い企画を進めていくのでご協力ください! https://forms.gle/b778d9zn66wEvf2o8