◆入賞作品の展示 12日から次回展示日まで石井町高川原のフジグラン石井3階。
応募点数:220

特 選


大神子海岸沖の漁船団

出口幸治(12月17日・徳島市)
 朝日に照らされ黄金色に輝く水面と赤く染まった空。そこに「浮島現象」で海面に浮かび上がったように見える漁船団をうまく捉えています。画面全体の色とともに印象に残る作品です。

入 選


幾何学模様

林昌弘(12月8日・つるぎ町)
 気付きにくい形の面白さを認識させてくれる作品です。見る位置、光と影の状況によって被写体はさまざまな形を見せ、それを作品として完成させています。モノクロのプリント仕上げも丁寧です。


入 選


命日祭を終えて

山田勝二(12月15日・徳島市)
 カラー作品にもかかわらず色を感じさせない画面構成がいいですね。くの字になった参道と砂利敷きの境内。社殿の柱のシルエットを生かして、そこに参拝客の姿をバランスよく収めてます。作者のセンスが光る作品です。


入 選


小春日和

野藤敏美(11月24日・東みよし町)
 誰もが経験したであろう遠い子ども時代を思い出させるノスタルジックな作品です。カメラ位置を下げて画面から無駄な要素を省き、大きなイチョウの木とジャンプする子どもを強調したのがいいですね。


入 選


こっちにいるよ

篠原敏晃(12月2日・徳島市)
 モデルを使っての演出撮影ですが、木の陰に主となる女性を配し、手前の人は顔半分にした大胆な構図が面白いです。ただ全体的に安定し過ぎており、画面を傾けるなどバランスを崩すとさらによくなるでしょう。