370形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:09 UTC 版)
「長崎電気軌道360形電車」の記事における「370形」の解説
1962(昭和37年)に日本車輛で7両が製造された。形式名は360形と同様、製造年の和暦である昭和37年に合わせて「370形」となった。 前年に登場した360形の増備車としての位置付けで、基本的な車体構造や性能も準じているが、360形同士で発生した追突事故(後述)の経験から、バンパーや運転台部分の台枠が強化された。360形で固定式とした正面中央の窓は通気が悪かったことから、本形式では窓下に通風孔が設けられた。正面行先表示器の上下寸法は360形より拡大され、その左右には尾灯が新たに設けられている。 台車は新たに日車製のコイルばね台車「NS-17」となり、その他、排障器や雨樋の形状、屋根上のベンチレーター配置などが360形から変更された。 ツーマン・非冷房時代の360形365号(1966年頃)行先表示器の左右に通風孔が設けられ、正面中央の窓は固定窓 ワンマン化改造・冷房設置後の360形362号通風孔は塞がれ、正面中央の窓は一部開閉式となった ワンマン化改造・冷房設置後の370形374号360形と異なり尾灯は行先表示器の左右に設けられている
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車両番号製造年月ワンマン化改造暖房設置冷房設置備考371 1962年9月 1975年 1980年 1983年 日本初の全面広告車(1964年) 372 1977年 1981年 日本初の全面広告車(1964年)、試作冷房改造(1981年) 373 1975年 1978年 1983年 374 1980年 375 1977年 公会堂前 - 諏訪神社前における脱線事故当該車(2007年5月24日、2015年10月11日)2019年3月31日付で除籍。 376 1968年 377 1977年 1978年
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