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ウエンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ウエンの意味・解説 

う‐えん【有縁】

読み方:うえん

仏語仏・菩薩(ぼさつ)などに会い教え聞く縁があること。「—の衆生(しゅじょう)」⇔無縁

互いにかかわりのあること。地縁血縁など、深い関係があること。⇔無縁

「この家に—のあるものにわかち与えて貰いたいと」〈円地・女坂〉


う‐えん【××焉】

読み方:うえん

《「烏」「焉」は、字形似ていて誤りやすいところから文字誤り写し誤り魯魚焉馬(ろぎょえんば)。

[補説] 「馬」を加えて「烏焉馬(うえんば)」ともいう。


う‐えん〔‐ヱン〕【×迂遠】

読み方:うえん

形動[文]ナリ道路などが曲がりくねって目的地までなかなか到達できないの意から》

まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「—な方法

世の中動き疎いさま。

「このご時勢にもう漢文を学ぶ—な青少年もいないから」〈佐藤春夫晶子曼陀羅


有縁

読み方:ウエン(uen)

仏の道に関係のあること


迂遠

読み方:ウエン(uen)

遠回りしているさま


有縁

読み方:ウエン(uen)

仏法めぐりあう機縁があること、縁があるなどの意。


烏延Wuyan

ウエン

(?~207
右北平烏丸単于

烏丸族右北平大人、のち汗魯王称す後漢書烏丸伝》。

霊帝御代初め、烏延は右北平八百余り部落抱え、「汗魯王」を自称した。勇敢で計算高かったという《烏丸伝・後漢書同伝》。

袁紹による単于任命書には「右北平の率衆王汗盧」とある《烏丸伝》。

初平年間一九〇~一九四)、遼西烏丸丘力居死んで従子蹋頓その後を継ぐと、遼東遼西右北平三郡の烏丸はみな彼の命令に従うようになった烏丸伝・後漢書同伝》。袁紹公孫瓚紛争始めると、蹋頓袁紹のもとに使者送って連合し袁紹援軍として公孫瓚攻撃、これを打ち破った袁紹は偽の詔勅発行して蹋頓難楼蘇僕延・烏延らに単于印綬授けてやった《烏丸伝・後漢書同伝》。

袁紹死後その子袁尚曹操敗れて蹋頓のもとに身を寄せた建安十二年(二〇七)、曹操直々に出馬して柳城蹋頓戦い、これを斬った《武帝紀・烏丸伝・後漢書同伝》。烏延・蘇僕延班らは部族の者たちを見捨て袁尚付き従って遼東逃走したが、遼東太守公孫康は彼らの首を斬って曹操のもとへ送り届けた武帝紀・烏丸伝・後漢書同伝》。

参照袁尚 / 袁紹 / 丘力居 / 公孫康 / 公孫瓚 / 蘇僕延 / 曹操 / 蹋頓 / 難楼 / 劉宏霊帝) / 班 / 右北平郡 / 柳城 / 遼西郡 / 遼東郡 / 単于 / 太守 / 烏丸族


ウエン

名前 Wen

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