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死後とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 時期 > のち > 死後の意味・解説 

し‐ご【死後】

読み方:しご

死んだあと。没後。「—を託す

「死後」に似た言葉

死後

作者芥川龍之介

収載図書芥川龍之介全集 6
出版社筑摩書房
刊行年月1987.3
シリーズ名ちくま文庫

収載図書芥川龍之介全集 第12巻 大導寺信輔の半生 海のほとり
出版社岩波書店
刊行年月1996.10

収載図書ザ・龍之介芥川龍之介全一増補新版
出版社第三書館
刊行年月2000.7

収載図書大活字版 ザ・龍之介全小全一
出版社第三書館
刊行年月2006.7

収載図書芥川龍之介全集 第12巻 大導寺信輔の半生海のほとり
出版社岩波書店
刊行年月2007.12


死後

作者福永武彦

収載図書福永武彦全集 第6巻 小説 6
出版社新潮社
刊行年月1987.6


死後

作者徳田秋声

収載図書秋声全集 第2巻復刻版
出版社臨川書店
刊行年月1990.1

収載図書徳田秋声全集 第8巻 我子の家・二十四五
出版社八木書店
刊行年月2000.3

収載図書感傷的の事
出版社能登印刷出版部
刊行年月2006.3
シリーズ名徳田秋聲金沢シリーズ


死後

作者魯迅

収載図書魯迅文集 2
出版社筑摩書房
刊行年月1991.4
シリーズ名ちくま文庫


来世

(死後 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/12 03:24 UTC 版)

古代エジプトにおける死後の世界が描かれたパピルス

来世(らいせ、らいしょう)あるいは後世(ごせ、ごしょう)は、今世(今回の人生)を終えた後()に、が経験する次に来る人生を指す概念(死生観)。また、動物においては全体集合魂に帰一し、新たな個体が月の生理に従い生み出されるだけで来世は人間のようには存在しない[要出典]

神道においては常世(黄泉)のことを指す。仏教では「三世」のひとつ (「前世現世、来世」のこと。仏教以外においては人生に焦点を当てた「過去生、現在生、未来生」という表現もある)。

インドの宗教

中国莫高窟世界遺産)で発見された死後の世界の図

ヒンドゥー教

ヒンドゥー教では、自我の本質としてアートマンの概念を持つ。ウパニシャッドの時代には梵我一如の考えが説かれた[1]。それは、宇宙の全てを司るブラフマンは不滅のものであり、それとアートマンが同一であるのなら、当然にアートマンも不滅のものであるという考えであった[1]

これに従うならば、個人の肉体が死を迎えても、自我意識は永遠に存続するということであり[1]、またアートマンが死後に新しい肉体を得るという輪廻の根拠でもあった[1]

仏教

仏教インド哲学の思想を引き継ぎ、輪廻の立場に立つ。釈迦は「死んだら無になる」として来世を否定した唯物論(順世派)を、悪見六師外道として位置付け否定している[2]

下記は転生を前提とした考え方である。現世を中心に考える宗派では、六道を自分の心の状態として捉える。たとえば、心の状態が天道のような状態にあれば天道界に、地獄のような状態であれば地獄界に趣いていると解釈する。その場合の六道は来世の事象ではない。

浄土教では、一切の迷いが無くなる境地に達した魂は浄土に行き、そうでない魂は生前の行いにより六道にそれぞれ行くと説く宗派がある。

日蓮の教えでは、(転生があるにしても)今の自分(小我)に執着するあまり、いたずらにを恐れ、死後の世界ばかりを意識し期待するより、むしろ自分の小我を越えた正しい事(大我)のために今の自分の生命を精一杯活かし切ることで最高の幸福が得られるのだ、とされている(『一生成仏抄』)。

また真言宗などの密教でも、大我を重要視して即身成仏を説き、天台宗本覚思想から、「ここがこの世のお浄土」と捉え、来世について日蓮と同様の捉え方がなされる場合がある。

スピリチュアリズム

人間の魂は人間にだけ生まれ変わっており、動物には生まれ変わることは無い、とされる。肉体の死後、魂は、一旦霊的な世界に戻り、数年~数百年後に、またこの世の肉体に宿る、とされる。この世は魂にとってのある種の"学校"のようなものであり、魂は転生を多数繰り返し、人間の肉体を通して様々な立場に伴う苦しみ・喜びなどを学び、次第に智慧を得て大きな慈愛にも目覚めると、この世で肉体を持つ必要はなくなり、霊的な階層世界の上層へと登ってゆく(言わば"卒業"する)とされる。

「行ったきり」の死後の世界

「今の人生→死後の世界」という一方通行的な世界観。自分が今の自分のまま別の世界に行くという考え方(この考え方は、厳密に言えば「来世」という転生を前提とした項には属さないかも知れない。が、便宜上この項で扱う)。この意味では、「来世」の類義語として、あの世(あのよ)、死後の世界(しごのせかい)が挙げられる。

天国と地獄

天国と地獄が描かれた、金持ちとラザロ

様々な宗教で「天国」と「地獄」((あるいは極楽と地獄)があるとする考え方も多い。 この場合、天国は生前に良い行いをして過ごした人が行き、地獄は生前に悪い事をしてきた人が行くとされることが多い。

キリスト教においては、ヨーロッパの中世期ころなどに、(元々のイエスの教えの意図から離れてしまい) 洗礼の有無等によって死後に魂の行く世界が異なる、などと強調されたことがあったが、現代のカトリック教会では、過去の反省も踏まえ、そのようなことに力点を置いた説明は控えられている。

古代日本における死後の世界

日本では、古代において、死後に行く世界は、黄泉(よみ)と呼ばれていた。だが、発想の原点がそもそも現世利益重視や小我重視の視点であるため、あの世は「けがれ」の場 ( 否定されるもの、あるいはある種のタブー) としてとらえられる傾向があった。また同様の理由から、黄泉の概念は善悪とは結び付けられることもなく、人間の生き様を高めるためのきっかけとはならなかった。 後に、仏教が流入すると、日本古来の黄泉の観念と、仏教概念の中でも通俗化した"極楽・地獄"の観念とが混交することとなった。

日本での通俗

「天国、地獄」という図式を前提とした上で、"地獄には閻魔がいて生前の罪を裁く"とする考え方も民衆の間にはある。これは、インドで生まれ、中国の民衆によって脚色され、後に日本の民衆にも広まった考え方であるが、あくまで通俗的なものであり、真面目な仏教の概念ではない。しかしながら例えば天台宗も閻魔などによる死後の裁きなどがあるという「通俗」は支持しており[3]輪廻転生的な世界観とも矛盾するものではない。

日本において支配的な宗教である神道及び仏教には本来「天国」という用語は無い。しかしながら日本人が故人について語る時、「天国の誰々」と呼ぶことはあっても「極楽の誰々」「黄泉の誰々」とは滅多に言わない。改まった語法として「泉下の誰々」があるが、これは黄泉から来た言い回しである。

来世への「旅」

人の肉体が生死の境をさまよっているときに、魂(意識)は川岸にたどり着き(三途の川)、それを渡ることで魂は次の世界に行く、という話は、広く知られている。臨死体験をした者にこのような報告をする者も多いらしい。が、自ら転生をしていると認める者でも、その川は便宜的に視覚化されたある種の心象風景ともいうべきものであって、この世とあの世の間に川があるわけではない、と説明する者もおり、もとより物理的に検証できる性質のものでもなく、真偽のほどは定かではない。

関連項目

近接
その他

脚注

外部リンク


死後(アニメのみ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:26 UTC 版)

フリーザ」の記事における「死後(アニメのみ)」の解説

あの世一武道会編でセル地獄に落ちて来た後、セルに従ってコルド大王ギニュー特戦隊とともに地獄大暴れするが、コルド大王親子揃ってパイクーハン一蹴されるなど、悪役としての弱体化見られた。また悟空に対して怒り見せながらも怯えている節が見られた。 魔人ブウ編では界王神界での悟空たちと魔人ブウ戦いセルコルド大王部下とともに地獄から観戦し悟空罵倒したり、ベジータ対し皮肉を言うなどしていた。しかし、体力尽きて苦し悟空嘲笑しながらも、最後に悟空ドラゴンボール体力回復し形勢逆転させた際には、特に悔しがるようなこともなく微妙な表情のまま無言戦況を見つめている。 OVA『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』ではゴースト戦士となって復活しZ戦士たちと対決超サイヤ人となったベジータやり取り行いトランクス襲いかかる敗北する

※この「死後(アニメのみ)」の解説は、「フリーザ」の解説の一部です。
「死後(アニメのみ)」を含む「フリーザ」の記事については、「フリーザ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「死後」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

死後

出典:『Wiktionary』 (2021/08/17 14:07 UTC 版)

名詞

(しご)

  1. 死んだ後。

発音(?)

し↘ご

類義語

対義語


「死後」の例文・使い方・用例・文例

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