なみかわ‐やすゆき〔なみかは‐〕【並河靖之】
並河靖之
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並河 靖之(なみかわ やすゆき、弘化2年9月1日(1845年10月1日) - 昭和2年(1927年)5月24日)は、日本の七宝家。明治期の日本を代表する七宝家の一人で、京都を中心に活躍。近代七宝の原点である有線七宝にこだわり続けてこれを極め、東京で活動した無線七宝を得意とするライバルの濤川惣助と共に、二人のナミカワと評された。
- ^ a b c d e f g 黒田天外(1899)。
- ^ a b 村田(2008)p.138。
- ^ 天台宗典刊行会編 『天台宗全集 第14巻 華頂要略 第2』 第一書房、1974年、p.663。
- ^ 田中(2011)p.18。
- ^ 畑(2009)p.63。桃井の工場は一年で閉鎖されたという。また、桃井義三郎と桃井英升が同一人物であると仮定している。
- ^ 鈴木規夫、榊原悟『日本の七宝』(マリア書房、1979年、p.222)及び、林俊光『七宝の文様』(マリア書房、1989年、p.192)
- ^ 吉田光邦 中原 顕二『中原哲泉 京七宝文様集』 淡交社、1981年6月26日、ISBN 4-473-00754-5
- ^ 並河徳子『父を語る』私家版、1963年(畑(2009)pp.63-64)。
- ^ 武藤(2007)p.8。
- ^ 田中(2011)p.19。
- ^ 後藤(2007)p.249。
- ^ a b 武藤(2015)。
- ^ オリバー・インピー(1994)p.41。
- ^ 内訳は金賞11、銀賞7、銅賞4など。
- ^ 『官報』第2983号「褒賞」1893年6月10日。
- ^ 『官報』第3901号、明治29年7月1日。
- ^ “京都府平民並河靖之緑綬褒章下賜ノ件” (HTML). 国立公文書館. 2021年5月9日閲覧。
- ^ 後藤(2007)p.247。
- ^ 村田(2008)p.141。
- ^ 村田(2008)p.144。
- ^ 畑智子「並河ブランドを陰で支えた立役者―中原哲泉」(図録(2017)pp.180-181)。
- ^ エリザ・R・シドモア 外崎克久訳 『シドモア日本紀行』 講談社〈講談社学術文庫1537〉、2002年。
- ^ 村田(2008)p.143。
- ^ 武藤(2011)p.15。
- ^ 武藤夕佳里 「並河七宝(並河靖之七宝記念館蔵)の釉薬に見る明治期の七宝技法の研究」『文化財保存修復学会 第34回大会in東京 研究発表要旨集』 文化財保存修復学会、2012年6月30日、pp.44-45。
- ^ 図録(2010)p.103。
- ^ 三の丸尚蔵館 主な収蔵作品/黒地四季花鳥図花瓶
- ^ オリバー・インピー(1994)p.31, p.66(図録-2)。
- ^ オリバー・インピー(1995)p.107。
- ^ オリバー・インピー(1994)p.33。
- ^ 畑(2009)p.70。
- ^ 第12回「創造する伝統賞」 公益財団法人日本文化藝術財団
- ^ 村田(2008)
- ^ a b 山下裕二『未来の国宝・MY国宝』p.81、小学館、2019年。ISBN 978-4096822876
- ^ a b 官報 2016年11月21日 p.69
- ^ 官報 2018年1月4日 p.153
- ^ 『極上 美の饗宴 色彩めぐる小宇宙 七宝家・並河靖之』、NHK BSプレミアム、2011年5月16日放送など。
- ^ 図録(2017)。
- ^ 岡本隆志 「特集―一九〇〇年パリ万国博覧会出品作(三)並河靖之「四季花鳥図花瓶」について」『三の丸尚蔵館年報・紀要』第16号 平成21年度、宮内庁、2011年3月31日、pp.84-73。
- ^ 図録(2017)p.28。
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