大住良之
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/01 14:37 UTC 版)
大住 良之 | |
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生誕 | 1951年7月17日(73歳) 日本・神奈川県横須賀市 |
教育 | 一橋大学法学部 |
職業 | サッカージャーナリスト サッカー指導者 |
活動期間 | 1974年 - 現在 |
公式サイト | http://www.soccertalk.jp/ サッカーの話をしよう 大住良之オフィシャルアーカイブサイト |
大住 良之(おおすみ よしゆき、1951年7月17日[1] - )は、日本のサッカージャーナリスト、サッカー指導者。サッカーマガジン編集長、FC PAF監督、日本スポーツプレス協会副会長、日本サッカー協会審判委員等を歴任。アジアサッカー連盟フットボール・ライター・オブ・ザ・イヤー受賞。
人物
神奈川県横須賀市久里浜出身。日本のサッカージャーナリストの先駆者的な存在で知られる。
栄光学園中学校・高等学校、一橋大学法学部卒業後、大学時代にアルバイトをしていたベースボール・マガジン社に1974年に入社、サッカーマガジン編集部に在籍。1978年以降は編集長を務めた。
1998年にアジアサッカー連盟「フットボール・ライター・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。
サッカージャーナリスト以外には、日本サッカー協会公認C級コーチングライセンスを取得し、1984年から女子クラブチームFC PAFの監督を務めている[3]。
日本サッカーライターズ協議会事務局長、日本スポーツプレス協会副会長、日本サッカー協会女子委員会委員、日本サッカー協会審判委員会委員、日本サッカー協会殿堂委員会委員[4]。
発言
2012年8月、ロンドンオリンピックのサッカー女子グループリーグ最終戦の南アフリカ戦後の会見において、大住は佐々木則夫監督が「後半途中に引き分け狙いを指示した」と述べたことに対して、「FIFAの規律委員会で問題になるのではないか。佐々木監督に何らかのペナルティーが与えられるかもしれない」と憂慮を示しつつ、「意図的に勝とうとしなかったことは明らかでフェアプレーの精神に反している」[5]と批判した。大住のこの件は、FIFAが「規律委員会には掛けず懲罰の対象にもしない」という声明を出す事態にまで至った[6]。
その他
- 日本サッカーライターズ協議会事務局長
- 女子サッカークラブ「FC PAF」監督
出演番組
- 情熱報道ライブ「ニューズ・オプエド®」(不定期出演、NOBORDER NEWS TOKYO)
主な著書
- 『新・サッカーへの招待』(岩波書店、1998年) ISBN 400430556X
- 『浦和レッズの幸福』(アスペクト、1998年) ISBN 4893669923 一部浦和サポーターには「バイブル」とまで呼ばれている。
- 『ああいえば、こう蹴る』(ベースボール・マガジン社、2000年)ISBN 458303587X
- 『ワールドカップの世界地図 』(PHP研究所、2002年)ISBN 4569620876
- 『理想のフットボール 敗北する現実』(双葉社、2004年)ISBN 4575296597
- 『代表戦記 - 二つのナショナル・チームが闘った600日』(日本経済新聞社、2004年)ISBN 4532164699
- 『サッカーの話をしよう 1~6』(NECクリエイティブ)
脚註
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.568
- ^ サッカーW杯 ドーハの悲劇・本田「魔球」…不朽の名場面
- ^ FC PAF 20年間の友情物語 サッカーの話をしよう 2000年8月16日付
- ^ [1]
- ^ 引き分け狙い…なでしこ、フェアプレー精神はどこへ 日本経済新聞 2012年8月1日
- ^ なでしこ監督「引き分け指示」 FIFAは「不問」 J-CASTニュース 2012年8月2日
外部リンク
- 大住良之のページへのリンク