し‐だん【師団】
【師団】(しだん)
Division.
主として陸軍における戦闘部隊の単位のひとつ。
大半の国家が採用する編成であるため、陸軍兵力の概数を指し示す国際単位としても用いられる。
また、近現代の陸上戦において戦略的に扱われる部隊の最小単位でもある。
つまり、ある師団の司令部と連絡が取れなくなった場合、その師団は全滅したものと仮定される。
隷下の部隊が健在であっても、その部隊が上層部から継続的に指令を受ける事はない。
死守や撤退が命じられるか、近隣の師団に組み込まれ、後は続報あるまで忘れ去られる。
指揮官(師団長)はいわゆる「将軍閣下」で、階級的には少将・中将程度が妥当とされる。
陸上自衛隊では陸軍中将に相当する階級である「陸将」を以て師団長に充てる。
1個師団の人員は多くとも15,000人未満。人的資源が不足する国家では6,000~9,000人程度で編成される。
「師団」に必要とされる兵力
「師団」の編制を採る部隊には、原則として「想定されうる一般的な軍事作戦一つを、外部からの支援なく実行できること」を要求される。
即ち、陸上戦闘に不可欠な全種類の部隊を、作戦に必要な規模で指揮下に置かなければならない。
現代の場合、その条件を満たすために不可欠とされる兵科は概ね以下の通り。
師団
師団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:47 UTC 版)
狙撃3個連隊を基幹とし砲兵連隊と後方補給部隊を持つ。西欧の軍隊に比べ師団の兵員数が少なく8000~9000人程度である。
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師団
「師団」の例文・使い方・用例・文例
- 牧師団に加わる
- 絶望的な戦いの中、貴君の師団が善戦したことは高く評価されている。
- 医師団はもう一度手術を行うのを拒んだ。
- 国境なき医師団を設立したベルナール・クシュネルはイラク戦争に反対しなかった。
- 第 82 空挺師団.
- 機甲師団.
- アメリカはその戦闘に 5 個師団を投入した.
- 第一師団
- 近衛師団
- 師団長
- 師団司令部
- 鉄道守備として満洲に一師団の兵を駐屯せしむ
- 第五師団
- 軍隊には師団長の検閲がある
- 第一師団が出動命令に接した
- 陸軍師団の、または、それに関して
- 師団の大砲
- 師団などのエンブレムとして軍服の肩の縫いつけられるもの
- ローマ軍の3000から6000人の(騎兵を含む)師団
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