じ‐こう〔‐カウ〕【時効】
時効(じこう)
時効(じこう)
時効
時効
ageing | ||||
急冷、冷間加工などの後、時間の経過に伴い鋼の性質(例えば、硬さなど)が変化する現象。
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時効
時効
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 08:10 UTC 版)
年次有給休暇の消滅時効は、年次有給休暇が取得可能となった時点を起算日として2年である(第115条、通達)。労働者が年次有給休暇の取得請求をせずにこの消滅時効にかかった年次有給休暇の未消化分については、全て無効となる。 就業規則等で「年次有給休暇は翌年度に繰り越してはならない」と規定しても、年度経過後における年次有給休暇の権利は消滅しない(昭和23年5月5日基発686号)。ただ、できるだけ年度内に有給休暇を取らせる趣旨の規定を設けることは差支えない。 ただし、法定を超える日数の年次有給休暇の消滅時効については、就業規則により使用者が任意に設定できる。企業によっては時効によって消滅した年次有給休暇を積み立て、復活させる制度(失効年次有給休暇積立制度)を設けているところもある。人事院「平成28年度民間企業の勤務条件制度等調査」によれば、正社員に対して失効年次有給休暇積立制度を導入している企業は29.6%(従業員500人以上の企業に限れば54.6%)、有期雇用従業員に対して失効年次有給休暇積立制度を導入している企業は12.1%(従業員500人以上の企業に限れば18.5%)にのぼる。
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時効
出典:『Wiktionary』 (2020/02/23 05:42 UTC 版)
名詞
- (法律)ある状態が一定期間継続した場合、真実の権利関係と一致するかしないかを問わず、その事実状態に適合するよう権利又は法律関係を変動させる制度。私権の得喪について、取得する取得時効、消滅する消滅時効があり、刑事法において公訴の提起について、その要件が消失する公訴時効等が著名。
- (化学)時間の経過により、金属材料の性質が、材料の内部構造の変化とともに変化すること。
- (比喩的)責めや咎めを受けるべき期間が過ぎたこと。長い時間が経過して無効になること。
複合語
翻訳
語義1
- ドイツ語: Verjährung
- 英語:(大陸法上の時効)prescription、(コモン・ローで時効に相当する制度)statute of limitations
- フランス語: prescription
- ラテン語: praescriptio
語義2
「 時効」の例文・使い方・用例・文例
- 採掘権は取得時効で手に入れることはできない。
- 告発は時効にかかっている.
- 消極的[積極的]取得時効.
- アメリカの法律では人身傷害を伴わない犯罪は 10 年で時効になる.
- あの時そんな約束をしたっけ. でもそんな古い話はもう時効だよ.
- 取得時効
- 時効によって権利を取得する
- 時効によって取得せる権利
- 消滅時効
- 刑の時効
- 債務が時効によって滅消する
- 時効によて消滅せる債務
- この証文は時効にかかっている
- 所有権は時効になって消滅している
- 時効
- ある権利を消滅させる時効
- 時効が完成するのに要する期間
- 債権の時効で一般より期間が短いもの
- 即時時効という,取引の安全保護の制度
時效と同じ種類の言葉
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