横浜聡子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/26 05:26 UTC 版)
よこはま さとこ 横浜 聡子 | |||||
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生年月日 | 1978年 | ||||
出生地 | 日本 青森県青森市 | ||||
職業 | 映画監督、脚本家 | ||||
ジャンル | 映画、ミュージック・ビデオ | ||||
活動期間 | 2005年 - | ||||
主な作品 | |||||
『ウルトラミラクルラブストーリー』 『俳優 亀岡拓次』 『いとみち』 | |||||
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横浜 聡子(よこはま さとこ、1978年 - )は、日本の映画監督、脚本家である。青森県青森市出身[1]。
経歴
1978年、青森県に生まれる[2]。青森県立青森高等学校を経て[3]、2001年、横浜市立大学国際文化学部を卒業する[4]。その後、東京での約1年間の会社勤務を経て、2002年、映画美学校第6期フィクション・コース初等科に入学[5]。2004年に同高等科を卒業する[5]。
2006年、『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』が第2回CO2のオープン・コンペ部門にて最優秀賞を受賞する[6]。CO2からの助成金を元に製作した『ジャーマン+雨』は、第3回CO2のシネアスト大阪市長賞を受賞する[7]。また、同作で第48回日本映画監督協会新人賞を受賞した[8]。
2009年、松山ケンイチ主演の長編『ウルトラミラクルラブストーリー』で商業映画デビュー[9]。同年、100sのアルバム『世界のフラワーロード』全曲のミュージック・ビデオを手がける[10]。
2013年、永瀬正敏と工藤夕貴を主演に迎えた短篇『りんごのうかの少女』が公開された[11]。
2016年、戌井昭人原作、安田顕主演『俳優 亀岡拓次』公開。第11回KINOTAYO現代日本映画祭最優秀映像賞受賞[12]。
2021年、青森を舞台にした、越谷オサムの小説『いとみち』を映画化。同県出身の駒井蓮を主演に迎え、全編青森にて制作される。
同作は第16回大阪アジアン映画祭にて観客賞とグランプリのダブル受賞、第13回TAMA映画賞特別賞を受賞。
その他、第36回山路ふみ子映画賞文化賞を受賞。
作品
長編映画
- ジャーマン+雨(2006年) - 監督・脚本
- ウルトラミラクルラブストーリー(2009年) - 監督・脚本
- 舟を編む(2013年)- メイキング
- 俳優 亀岡拓次(2016年) - 監督[13]・脚本
- いとみち(2021年) - 監督・脚本[14]
短編映画
- ちえみちゃんとこっくんぱっちょ(2005年) - 監督・脚本
- おばあちゃん女の子(2010年) - 監督・脚本
- 真夜中からとびうつれ(2011年) - 監督・脚本・編集
- りんごのうかの少女(2013年) - 監督・脚本
- トチカコッケ(2017年)- 監督・脚本
テレビドラマ(脚本)
- 時々迷々(2009年、NHK教育テレビ)-「金を貸す少女」脚本
- 時々迷々(2009年、NHK教育テレビ)-「あの、黒くてテカテカですばしっこくて、にくいやつ。」脚本
- 時々迷々(2010年、NHK教育テレビ)-「私は歌手になりたい」脚本
- 時々おとなも迷々(2010年、NHK総合テレビ)-「夜明け前」脚本
- もやモ屋(2020年、Eテレ)-「ばあちゃんばあちゃん」脚本
- 天才てれびくんYOU(2020年、Eテレ) - 脚本
- 天才てれびくんhello(2021年、Eテレ)- 脚本
- もやモ屋(2022年、Eテレ)-「ぺチのまなざし」脚本
テレビドラマ(監督)
- 情熱大陸 鈴木亮平(2014年、TBS)- 番組内オリジナルドラマ「ホンスンドンスコスコ」脚本・監督
- バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜(2017年、テレビ東京) - 監督(第9,10話)
- バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜(2018年、テレビ東京)- 監督(第4話)
- 神酒クリニックで乾杯を(2019年、BSテレ東)- 監督(第3,4話)
- ひとりキャンプで食って寝る(2019年、テレビ東京) - 監督(奇数話担当)
- オリジナルドラマ「有村架純の撮休」(2020年、WOWOWプライム ) - 監督(第5話「ふた」担当)[15]
- 季節のない街(2023年、Disney+) - 監督(第3,7,8話)
ミュージック・ビデオ
- シングル「そりゃそうだ」(2009年)、「モノアイ」(2009年) - 監督
- アルバム「世界のフラワーロード」全16曲(2009年) - 監督
漫画原作
- 片岡一郎の一日(河井克夫 作画、『月刊コミックビーム』2015年7月号掲載) - 原作
- のちにアンソロジー『女神たちと』(河井克夫ほか、2015年7月25日発売[16][17]、ISBN 978-4-04-730535-9)に収録
出演
映画
- 息衝く(2018年2月、木村文洋監督) - 若い頃の則夫の母親 役
脚注
- ^ “青森)「りんごのうかの少女」、県内で上映決定”. 朝日新聞 (2014年1月18日). 2015年1月9日閲覧。
- ^ “横浜聡子監督と語る”. 日本映画監督協会 (2008年5月22日). 2015年1月9日閲覧。
- ^ “ゲスト”. あおもり映画祭. 2015年1月9日閲覧。
- ^ “卒業生インタビュー05 - 横浜聡子氏”. 横浜市立大学. 2015年1月9日閲覧。
- ^ a b “監督について”. りんごのうかの少女. リトルモア. 2015年1月9日閲覧。
- ^ “2大ゼロ年代監督が激突!! 横浜聡子×井上都紀@札幌シアターキノ「ゼロ年代映画祭」”. CINEMA TOPICS ONLINE (2009年7月27日). 2015年1月9日閲覧。
- ^ “短期連載「大阪CO2に見るインディペンデント映画のいま」第1回 - 新生CO2の描く近未来ネットワーク図”. 映画芸術 (2011年2月14日). 2015年1月9日閲覧。
- ^ “贈呈の歴史”. 日本映画監督協会. 2015年1月9日閲覧。
- ^ “松山ケンイチ、『ウルトラミラクル…』は24歳の僕そのもの”. ぴあ映画生活 (2009年6月23日). 2015年1月9日閲覧。
- ^ “100s「フラワーロードショー」で新アルバムを“上映””. ナタリー (2009年7月9日). 2015年1月9日閲覧。
- ^ “永瀬正敏&工藤夕貴「りんごのうかの少女」に続き横浜聡子監督と太宰原作で再々共演を約束”. 映画.com (2013年12月7日). 2015年1月9日閲覧。
- ^ KINOTAYO現代日本映画祭. “受賞者・作品アーカイブ”. 2024年10月2日閲覧。
- ^ “安田顕「俳優 亀岡拓次」で個性派「七変化」演じる”. 日刊スポーツ (2015年7月10日). 2015年7月10日閲覧。
- ^ “横浜聡子監督、津軽弁少女の青春を描く「いとみち」を映画化 駒井蓮&豊川悦司が共演”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2020年8月11日) 2020年10月10日閲覧。
- ^ “WOWOWドラマ「有村架純の撮休」に柳楽優弥、満島真之介、伊藤沙莉ら豪華キャスト集結”. 映画.com. (2020年1月28日) 2020年1月30日閲覧。
- ^ “河井克夫が近藤ようこ、安永知澄ら女性作家とコラボした短編集「女神たちと」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年7月24日) 2021年3月7日閲覧。
- ^ “女神たちと”. KADOKAWA. 2021年3月7日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 横浜聡子 (@yokohamasatoko) - X(旧Twitter)
- 横浜聡子 - allcinema
- 横浜聡子 - KINENOTE
- Satoko Yokohama - IMDb
固有名詞の分類
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