ぶ‐あい〔‐あひ〕【歩合】
割合
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2023年12月) |
割合(わりあい)とは、基準に対するある量の比値を表す値である。分数、比、小数(百分率や割を含む)などを用いて表す。小数で表したものを特に歩合(ぶあい)と呼ぶ。数学的には比率(ひりつ)と同義。割合というものの、いつからか割だけではなく比率も含めるようになっている。
求め方
比較の基準の量を a、割合を求める対象の量を b とする(ただし a ≠0)。このとき、基準に対する対象の割合は b / a である。対象があるもの全体の中の一部である場合、その割合は 0 より大きく 1 以下の値となる。また、対象が基準の量よりも大きい場合、その割合は 1 よりも大きくなる。それが 1 よりもかなり大きい場合は「~倍」と表現することも多い。
割
割(わり)は割合を示す数値の後につける無次元の単位で、0.1 = 1/10(10分の1)に等しい。漢数字の小数では「分(ぶ)」に、SI接頭語では d(デシ)に相当し、パーセント表示では 10% に相当する。なお、分は、割と共に使われるために 1/100 と誤解されることがあるが、そうではなく、1/10 を表す単位である(詳細は、分 (数)#百分の一を意味するとの誤解を参照のこと)。
百分率・千分率
百分率で表す場合は、求められた数値を 1/100 で割る、つまり 100 倍することで得られた数値の後に記号として % (パーセント)をつける。千分率で表す場合は数値を 1/1000 で割る、つまり 1000 倍することで得られた数値の後に ‰ (パーミル)をつける。
全体に対する割合の式
全体 X に対する個体 xk のそれぞれの割合 pk は、以下の式で表される:
歩合
「歩合」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は売る物から2割の歩合を取った
- 連邦準備制度は公定歩合を18年間で最低の水準に引き下げた。
- 日銀は公定歩合を0.5%引き下げ、4.5%とした。
- 公定歩合の引き下げは産業界を苦しめてきた厳しい金融逼迫を緩和するだろうと期待されている。
- 売り上げ総利益の歩合の支払いを発明者と契約する.
- 現行歩合.
- 法定利子[歩合].
- 彼は売上高の歩合で働いている.
- 競馬出発まぎわの最終の賭け金の歩合.
- 公定歩合.
- 株式は公定歩合の引き下げのあと立ち直りをみせるだろう.
- 売上高の歩合が貰える
- 売れ高二割の歩合をやる
- 割引歩合
- 契約者に彼の総費用と定められた利益歩合が支払われる契約
- 賭博場は全掛け金の歩合を受け取る
- 彼は歩合で働いている
- 国の中央銀行が公定歩合を動かして金利操作を行う経済政策
歩合と同じ種類の言葉
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