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無人機とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 無人機の意味・解説 

むじん‐き【無人機】

読み方:むじんき

人が搭乗せず、遠隔操作自動操縦で動く航空機UAV)・地上車両UGV)・船艇USV)・潜水艇UUV)・宇宙探査機などをいう。


【無人機】(むじんき)

Unmanned Aerial Vehicle (UAV).

人間乗らずコンピュータによる自動操縦もしくは遠隔操作飛行する航空機
ドローン」とも呼ばれる

乗員考慮する必要がないため安価に製造でき、撃墜されても人命失われない
反面コンピュータ操作性には未だ難があり、有人戦闘機との直接交戦には対応が困難である。
こうした特性踏まえ、主に偵察機標的機として利用される

その形状多種多様である。
ホビーなどの技術蓄積から、最も小さいものは電池式の手投げサイズにまで小型化できる。
一方サイズ価格機体性能全て有人機に互するようなものも現れている。


各国の主な機体

余談:「無人機」を名乗ったミサイル

第二次世界大戦後ミサイル技術黎明期において、ミサイルが無人機として扱われていた時期があった。

当時アメリカ空軍では地対空ミサイル空対空ミサイルは「無人戦闘機」として扱われた。
また同様に地対地ミサイル空対地ミサイル巡航ミサイル弾道ミサイル)は「無人爆撃機であった

これは概念的に間違っているわけでもなかったが、書面上で恐ろしい事態引き起こした

ミサイル交戦の度に失われる
従って、ミサイル航空機同列管理すると、損耗率・未帰還率などの数字がとてつもない事になる。

必然的にミサイル航空機の分類から独立し新たな型式割り振られる事となった。

無人機とされたミサイルの一覧

旧名称(無人機)新名称(ミサイル主契約メーカーその他
無人戦闘機地対空ミサイル/空対空ミサイル
F-98ファルコンAIM-4ヒューズ 
F-99「ボマークIM-99/CIM-10ボーイング核弾頭型が「CIM-10」、通常弾頭型が「IM-99」
無人爆撃機地対地ミサイル/空対地ミサイル
B-61マタドールMGM-1マーティン 
B-62「スナークSM-62ノースロップ初期巡航ミサイル
XB-63「ラスカルGAM-63ベル試作のみ。
B-64「ナヴァホSM-64ノースアメリカン開発中止
B-65「アトラスCGM/HGM-16コンベアアメリカ初の大陸間弾道ミサイル
XB-67「クロスボーGAM-67ラジオプレーン対レーダーミサイル試作のみ。
B-68「タイタンHGM-25マーティンⅠ型のみ。以後当初からミサイルとしての形式付与
B-72クエイルADM-20マクダネルB-52搭載空中発射デコイ
B-73「ブルグース」SM-63フェアチャイルド 
B-75「ソーPGM-17ダグラス中距離弾道ミサイル
英国空軍にも配備されたが、キューバ危機後に撤去
B-76「メースMGM/CGM-13マーティン 
B-77ハウンドドッグAGM-28ノースアメリカン核弾頭搭載大型対地巡航ミサイル
B-78「ジュピターPGM-19クライスラーキューバ危機後に退役
一部人工衛星打ち上げ転用
B-80「ミニットマンLGM-30ボーイングⅠ型のみ。以後当初からミサイルとしての形式付与
B-83ブルパップAGM-12マーティンアメリカ初の実用空対地ミサイル
XB-87「スカイボルトAGM-48ダグラス空中発射型弾道ミサイル試験のみ。

無人機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/08 05:04 UTC 版)

様々な無人機

無人機(むじんき, : unmanned vehicle, uncrewed vehicle)とは、人が搭乗しない乗り物または輸送機械

分類

無人機には様々な種類がある。

操縦も機械が自律的に行う場合と、人間が遠隔操作で行う場合とがある。特に、前者はロボットの一種と見ることもある。

無人航空機

無人偵察機RQ-4 グローバルホーク

人の乗っていない、あるいは乗ることができない航空機を無人航空機という。広義にはラジコン飛行機、ラジコンヘリコプター等も含まれるが、航空分野で特に「無人機」と呼ぶものは、有人機と同程度ないし準ずる程度の規模の機体のものを指すことも多い。いくつかの種類は「ドローン」とも呼ばれる[注釈 1]

使用目的はいろいろあるが、最も利用されているのは軍事用で、アメリカ軍などで偵察によく使われる。パイロット搭乗しないことで、敵に撃墜されたときのリスクを下げている。米軍の無人機によるパキスタン爆撃は、米国ネヴァダ州のクリーチ基地でCIAが制御している[1]

人間が搭乗しないため、生命維持に必要な装備が不要であり、製造、運用コストは有人航空機に比較してはるかに低額である。しかし、なかには有人戦闘機以上に高価な(「人間の代わりのハイテク機器が高価」ということであり、人命と定量的にコストを比較した話ではないが)機体もある。

操縦は無線により遠隔操縦か、あらかじめプログラムされた経路を飛行する自動操縦。軍用に用いられる無人機の操縦はプログラムによる自動操縦のほかに、地上に設置される有人機のコクピットのような操縦設備がある。数面のモニターと計器類、操縦桿やペダル、火器管制装置などあたかも有人機であるかのような操縦設備により操縦されることもある。

無人航空機の航空機製造法での規定により、積載可能重量は離陸総重量(100kg未満)から機体重量を引いたものとなっている[2]

無人探査機

無人宇宙機

地球において2017年現在の所、宇宙機(spacecraft)はそのほとんどが無人で、有人機(宇宙船という語が使われることもある)は実機としては全体から見るとごくわずかであり、人々の話題に上る宇宙船にはフィクション上のものも多い。

とくに宇宙探査機(space probe)の場合、人を送り込む現実性が無い目的地であったり、帰還しない片道ミッションであったりといったものが殆どで、惑星探査機の全て、アポロ計画を除く全探査が無人によるものである。しかし遠未来の宇宙探査機としては、まとまった人数が相当の長時間を掛けて恒星間空間をわたるような、ダイダロス計画といった構想もないではない。

詳細は各リンク先の項目を参照のこと。

無人潜水艇

無人潜水艦の開発は、民間面と軍事面で、その開発の性質が大きく異なる。遠隔操作を伴う場合は電波が届かず、超音波では伝送容量の制約を受ける為、有線式が多い。徐々に自律型が増えつつある。遠隔操作する形式はROV (remotely operated underwater vehicles) と呼ばれる。

民間の無人潜水艇

無人探査機かいこう

民間の無人潜水艦は、主に沈没船や海底資源深海の海洋生物などの探査に使われる。操作は自動で行うことはほとんどなく、もっぱら人が遠隔操作する。

深海においては、水温が数℃と極低温であり途轍もない水圧もかかるために人間が行くのはかなりのリスクを生じることもあり、しばしば「宇宙よりも悪条件」とすら表現される(実際、例えば単純に圧力差という点を考えても、宇宙ではたかだか1気圧の内圧を保持すれば良いのに対し、深海ではその何倍もの外圧に耐えなければならない)。何日間も加圧/減圧室で身体を慣らしてから行き返りする必要があり、潜水服も高価で技術も要する。また減圧症(高圧によって体内に入り込んだ窒素が、十分な時間をかけずに減圧することで気泡となって現れ、重症な場合は生命の危険を伴う場合がある)や窒素酔い体内に溶けた窒素が、深度下でよっぱらい<多幸感等>に似た症状を引き起こし、二次的に判断力低下から呼吸維持装置を取り去る危険もある)といった潜水関連傷害の危険性もある。

そのために無人潜水艦にカメラを取り付けて沈没船や海底を調査させたり、海底生物や堆積土のサンプルを持ち帰ったりするのに使われる。あるいは有人の海底探査を行う際の事前調査にも使われる。

現在、多くの国の研究機関がこういった無人潜水艇を所有している。海底ケーブルの点検にも用いられるよう、開発が進みつつある。

また、海洋の無人巡回探査などを目的として海洋研究開発機構が完全自立巡航を行う無人潜水艦うらしまの研究開発を行っている。長時間の活動を支える為に閉サイクルディーゼルエンジンや燃料電池が用いられる。

軍用の無人潜水艦

軍用の無人潜水艦は、主に敵対水域における工作活動に使われる。

有人の潜水艦では、特に原子力潜水艦においては技術的には半永久的に潜行することも可能であるが、実際には乗員の食料や精神面の負担から、三ヶ月程度が限度である。また艦が大型化することで敵に探知されやすくなるし、取り回しも難しい。

例えば無人の小型潜水艦を作り、あらかじめ敵海域の船舶が航行しそうな場所に何ヶ月も潜ませておく。そして上を航行する船舶があった場合、そのスクリュー音などを探知して魚雷を発射するなど、数ヶ月や数年単位といった長期間にわたる作戦行動に使われることが検討されている。

しかしこれはハードウェア(艦そのものの設計)やソフトウェア(自立行動させるためのプログラムや、民間船舶と軍用船舶を見分けさせる方法など)などの開発の難しさがあり、まだ研究段階に留まっている。しかし航空機では無人化が限定的ではあるが実用化されていることなどから見ると、将来的に実用化される可能性は十分にある。

軍用の水中無人機

自律型無人潜水機 (AUV)

軍用の「水中無人機」または「無人水中機」は普通「UUV」(Unmanned Undersea Vehicle) か「AUV」(Autonomous Underwater Vehicle) という略称で呼ばれる特定の機能を持った水中ロボットである。あらかじめ定められたコースや範囲を人の手から離れて独自にバッテリーか燃料電池のエネルギーによって水中を動き回り、必要な作業をおこなう機械である。外見は多くが魚雷型をしている。UUVの開発は早く1970年代には既に始まっていた。水中グライダーもこれに含まれる[3]

戦争時や戦争終了後に海面上を行く民間船や軍用艦船、水中の潜水艦の航行にとって機雷は大きな脅威となる。従来、機雷の除去は海軍等の掃海部隊が人手をかけて行なってきた。近年のコンピュータの小型化技術や電子部品の小型化・高性能化が進んだため、無人兵器であるUUVによって機雷除去作業の自動化が検討された[4]。たとえば軍事行動として戦闘艦艇が海を進む時に、あらかじめ1つか複数のUUVが自動で掃海作業を行うということが考えられる。すでに掃海部隊でのUUVの運用は始まり、海上自衛隊においてはOZZ-5(自律型水中航走式機雷探知機)として装備化されている[5]。水中の潜水艦から発進したのち回収される実験も行なわれ成功している[6]

無人重機

建設機械農業機械にも遠隔操作や自律式で走行する無人機がある。自律式にはGPSを用いて自動走行するタイプもある[7]。建設、農業の分野で用いられている他、自然災害や原発災害などにも投入されており、スウェーデンの「ブロック」や、テムザックのT-52 援竜(えんりゅう)のようなレスキューロボットもある。2011年3月東京電力福島第一原子力発電所事故では、コマツや日立建機などの多くの無人重機が投入された。

脚注

注釈

  1. ^ マルチコプターの類が「ドローン」と呼ばれるようになった際に、それ以前からドローンと呼ばれていた主として軍事用自律機を指すのが本来、というように誤った説明がされたが、曳航されるだけ、ないしラジコンの「ターゲットドローン」などもあるように、無人機全般を指して「ドローン」という語は使われる。

出典

  1. ^ ローラン・シュコラ & エドゥアール・フリムラン (2009年12月). “遠隔操作される死の飛行機”. ル・モンド・ディプロマティーク. https://jp.mondediplo.com/2009/12/article499.html 2024年10月8日閲覧。 
  2. ^ 各種計測における無人ヘリコプタの利用
  3. ^ en:Autonomous Underwater Vehicle 09:28, 25 September 2007版
  4. ^ 自律型水中航走式機雷探知機(OZZ-X)の開発”. 公益財団法人防衛基盤整備協会. 2020年2月25日閲覧。
  5. ^ 無人機雷排除システム用水上無人機(試験用)の研究及び設計の契約希望業者募集要項”. 防衛省. 2020年2月25日閲覧。
  6. ^ USS Scranton Completes Successful UUV Test(2006.3 アメリカ海軍ウェブアーカイブ)
  7. ^ 無人走行トラクタ:automatic tractor(農業機械館、農林水産技術情報協会、ウェブアーカイブ)

関連項目

外部リンク


無人機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 15:30 UTC 版)

メタルギアシリーズ用語一覧」の記事における「無人機」の解説

月光 (IRVING) (MGS4MGR) ATセキュリティ社製の無人二足歩行兵器。アームズテック社製で、製品名称はIRVINGアーヴィング)。「月光」という名称は、大日本帝国海軍夜間戦闘機月光」が由来であり、当時連合軍側の本機対すコードネームは「IRVINGアーヴィング)」であった。これをスネークは「月光」の発音にちなんで「GECKOヤモリ)」と呼んでいた。 『MGS4』では、既に量産化されており、民間軍事企業にも採用され戦場での実働台数戦車上回るなど、白兵戦市街戦主流兵器となっている。 高度な赤外線センサー備え屋内での掃討なども視野入れ軽量化高機動化がなされている。歩兵随伴協働できる能力持ち自律行動作戦遂行することも可能。セミや低い牛の鳴き声のような作動音を立てながら活動し担当する区域制圧すると、排泄のように緑色液体落としてマーキングを行う。 全高5メートル前後で、RPG等にも耐える堅牢な装甲持ち脚部折りたたんだ状態ではトラックでの輸送も可能。上部ダンボールなどの中身透視できる赤外線メインカメラ搭載されて、広い視界確保している。脚部有蹄類特有のES細胞遺伝子操作して作り出した人工筋肉で、広い稼動範囲柔軟な動作実現している。壁の凹凸掴んだり、壁面突き刺すことで高い場所よじ登ることができ、市外ブロック単位跳躍するなど、三次元方向機動性有し近接戦では足を用いた蹴り投げ技繰り出す。ただし、脚部装甲比較薄く麻酔銃撃たれたり、大きなダメージを受けると一時的に歩けなくなる。生体部品保護するために冬眠機能搭載されている。 中距離では前部装備している機銃使用する他、上部ブローニングM2重機関銃対空ミサイル対戦車ミサイル発煙弾発射機などを搭載でき、ここに爆薬搭載した自爆型」や、対戦車ミサイルなどを容易に防ぐ「アクティブ防護システム搭載型」も存在するワイヤー状のマニピュレーター装備しており、落ちているタバコ拾い上げる繊細さと、掴んだ人間引き倒す程のパワー兼ね備えている。 月光デザイン影響与えたのは、DARPA国防高等研究計画局)の資金提供により、2005年アメリカジェット推進研究所ハーバード大学開発した四足歩行ロボットビッグドッグ」とされている。シリーズ通してメタルギア同様の姿をして見えるが、核戦略中核をなすべく作り出され存在ではなく、必ずしも搭載オプション備えないことから、兵器としてメタルギア分類されない仔月光 (TRIPOD) (MGS4MGR) 直径は約30センチメートルほどで、月光 (IRVING) を母機としてサポートする小型無人偵察機 (UAV)。IRVING同じくATセキュリティ社製で、製品名称はTRIPODトライポッド)。中央カメラ持った球状ボディ3本の腕を模した機動オプション搭載しており、歩行地面を転がるといった移動方法や壁をよじ登ったり、パイプ掴まるなどといった動作も可能。その姿から、作中では「フンコロガシ」と呼ばれることがあるまた、月光の子機であることから『MGS4』ではスネークオタコン仔月光名付けている。 体躯小ささ活かし入り組んだ地形屋内などの地表における偵察主とする。一機辺り戦闘力は低いが、連携して自律行動をとることができ、個体少数では隠密行動集団になると群れをなして攻撃を行う。また、仔月光人間として3機が縦に重なって人間擬態する機能も持つ他、壁に張り付いて監視カメラのように振る舞う小型偵察機ありながら攻撃オプション搭載されており、中央のカメラ部分にはスタン機能内蔵されており、アーム相手掴んで電気ショック与え攻撃をする。GSRデザートイーグル武装した個体確認される『MGR』では、CNT筋繊維による強化によりアサルトライフル片腕で扱う程のパワー有するようになっているまた、停止中の仔月光背面にある接続コード雷電接続することで、プレイヤーによる操作可能になった。さらに、左右にジャンプして喜んだり、手拍子したり、親指立ててポーズをとるなど、『MGS4』の時と比べる感情表現豊かになっている。2体が上下繋がった人間タイプ仔月光登場し雷電攻撃軽々弾いている。また、初回限定版であるプレミアムパッケージには仔月光フィギュアが2体付属しており、前述の2体が上下繋がった人間タイプにすることが可能となっている。 『MGS4』の開発当初デザートイーグル所持している仔月光白色にするつもりだったが、監督却下され廃案となったと、作中iPod聴くことの出来る「ガンズ・オブ・ヒデチャンラジオ」にて語られた。 LQ-84 フェンリル (Fenrir) (MGR) PMCデスペラード・エンフォースメントLLC保有する四足型無人機。自己学習AIチェーンソー、またはレールガン搭載。LQ-84i/ブレードウルフ (BladeWolf) (MGR) デスペラード・エンフォースメントLLCR&D開発していた「音声対話自己判断出来人間サイボーグ代わる兵器」。光ニューロAIノイマン型コンピュータ違い人間に近い思考をする事に着眼しAIニューロン900億にして丸3年かけ会話が行えるようになった。が、人間違い残忍性を持ち合わせず敵を殲滅して初め価値を持つ「兵器」としては役に立たないとされ研究中止AIモスボール保管されていた(海外版ではシャットダウンされたとなっている)。残虐性持たない無人機にデスペラード社のサンダウナーが興味持ち、LQ-84のプロトタイプボディに納めて稼動させた。 自律行動為に搭載されAI自我発生していると自称し、己の消去免れる為に兵備として自身保有するデスペラード社の命に従う。初登場時兵装背中マウントされたチェーンソーと熱溶断機能備えた投げナイフヒートナイフ」で、それらを尾の位置から伸びているマニピュレーター把持し、使用するサムとの交戦一度雷電との交戦二度ボディ破壊され雷電によりAI部は回収された。ブレードウルフ(海外版では「canine」と「thousand」を掛けた型番K-9000)のボディはLQ-84iのボディ黒くし、より生物的にした物で、索敵合体型バイザーがあり、武装ヒートナイフと脚の刃のみ。 追加シナリオ『BladeWolf』では主人公として登場マスティフ (Mastiff) (MGR) ゴリラのような大型類人猿似た風貌をした人型無人機。その大柄なボディとは裏腹に動き俊敏で、ぶら下がったり胸を鳴らすといった動作見せる。遠距離では右腕マシンガン近距離では圧倒的なパワーと太い両腕によるパンチ掴み技攻撃する両腕を斬られても両足ドロップキックを行う。マスティフとは番犬闘犬意味する当初ゲーム企画であった『MGSR』の頃から登場している唯一の兵器でもある。 ラプター (Raptor) (MGR) 獣脚類模した二足歩行型無人機。月光仔月光中間的な構想製作されており、月光では適さない屋内や狭い地下通路等での戦闘想定されている。集団行動を得意としており、登録され仲間機能停止陥ると、AI埋め込まれ仲間意識により原始的な怒り感情を抱く。主な武装脚部設けられブレードや、サイボーグ一定時間行動不能にするEMP兵器など挙げられるまた、胴体部には制御ユニットとして仔月光組み込まれており、同時に破壊しなければ仔月光のみが自律行動開始する。なお、同じ小島プロダクション作品である『ZONE OF THE ENDERS』にもラプターという無人機が登場するが、関連性全くないヴォドムジェルカ (Водомерки) (MGR) ロシア製の無人ACV(エアクッションビークル)。ウォーターストライダーとも呼ばれる水上での活動視野入れられており、ロシア語アメンボ意味する名の通り3つの脚部によって水面を滑るように移動する主な武装火炎放射器また、ジェットエンジン有しており、高速移動突進攻撃を行う。 グラート (Град) (MGR) ウクライナ製の無人攻撃兵器大きな盾と無数の砲塔によって敵を寄せ付けぬトーチカモードと、その巨体反し踵部分の車輪による俊敏な動きで敵を翻弄する歩行モード2つ形態使い分ける。名称はロシア語意味する製造元ウクライナでは「フラード」と呼ぶらしいが、無人機業界ではグラートの名称で一般的である。 当初は『MGSR』にて登場する予定だったとされており、その際にはボリス乗り込んで雷電共闘するシチュエーション考えられていたという。

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