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腋とは? わかりやすく解説

わき【脇/×腋/×掖】

読み方:わき

両腕付け根のすぐ下の所。また、体側とひじとの間。わきのした。「本を—に抱える」

衣服で、1にあたる部分。「洋服の—を詰める」

(「傍」「側」とも書く)すぐそば。かたわら。「門の—に車をとめる」

目ざすものからずれた方向。よそ。横。「話題が—にそれる」「—を見る」

脇句」の略。「—をつける」

映画・演劇などで、脇役。「実力派俳優が—を固める」

平安時代相撲人(すまいびと)のうちで最手(ほて)に次ぐ地位の者。今の関脇にあたる。ほてわき

(ふつう「ワキと書く)能で、シテ相手役また、その演者原則として現実男性の役で、面はつけない

邦楽で、首席奏者タテ)に次ぐ奏者また、その地位演奏するものによって、脇唄・脇三味線脇鼓などという。

→側(そば)[用法]


えき【×腋】

読み方:えき

[音]エキ(漢) [訓]わき

わき。わきの下。「腋下腋臭

つけ根。「葉腋

難読闕腋(けってき)・腋臭(わきが)


腋の下

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 06:01 UTC 版)

腋の下
ヒトの脇の下
ヒトの脇の下付近の骨
ラテン語 axilla
英語 axilla
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
動脈 腋窩動脈
静脈 腋窩静脈
神経 腋窩神経、内側神経束、後神経束、外側神経束
リンパ系 腋窩リンパ節
MeSH Axilla
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腋の下脇の下(わきのした、axilla)は、人体の部位の一つ。単に(わき)とも呼ばれる。

概要

人間の体のうち、胴体胸部の左右の側面。両が胴から分かれ出るあたりの部分である。

胸壁(前:大胸筋、後:広背筋、下部:前鋸筋)と上腕に囲まれた腋の下の凹みは、腋窩と呼ばれる。腋窩には第二次性徴腋毛が発毛し、アポクリン汗腺が発達する。肩関節の内側にあたり、頸部・胸部と上肢とを結ぶ血管リンパ管神経が通っており、腋窩リンパ節が存在する。腋窩は人体の中で表皮から比較的浅い箇所に太い動脈が通っている部位であり、人体の深部温度に近い数値が容易に得られるため、体温計を用いた体温の測定に利用される。

腋の下のすぐ下方のに近い部分は、脇腹(わきばら)と呼ばれる。

慣用句

相撲の世界において、腋の下を空けない(脇を締める)ことは、相手に廻しを取らせない(差されない)意味でも重要であり、よく差される力士(体格に恵まれた者が多い)は「脇が甘い」と評される。

それを転じて、周囲から期待されながら自身の身の不始末で躓くことも「脇が甘い」と言われる。

画像

脚注

注釈

出典

関連項目



出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 05:29 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. わき)腕の付け根内側

熟語


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