almost
「almost」の意味・「almost」とは
「almost」は英語の副詞であり、日本語では「ほとんど」という意味を持つ。具体的には、完全に達成する直前の状態、あるいは非常に近い状態を表現する際に用いられる。例えば、「I have almost finished the work」は「私は仕事をほとんど終えた」という意味になる。「almost」の発音・読み方
「almost」の発音はIPA表記では /ˈɔːlmoʊst/ となる。これをカタカナに直すと「オールモウスト」となる。日本人が発音する際のカタカナ英語の読み方は「オールモスト」である。「almost」の定義を英語で解説
「almost」は英語で"very nearly but not completely or not quite"と定義される。これは「完全にはないが、非常に近い状態」を示す。例えば、「The bus is almost full」は「バスはほとんど満員だ」を意味する。「almost」の類語
「almost」の類語としては、「nearly」、「just about」、「virtually」、「practically」などがある。これらの単語も「ほとんど」という意味を持つが、微妙なニュアンスの違いが存在する。例えば、「nearly」は「almost」よりも少し強い意味を持ち、「just about」は口語的な表現である。「almost」に関連する用語・表現
「almost」は「almost never」や「almost always」などのフレーズと組み合わせて使われることが多い。「almost never」は「ほとんど決して~しない」、「almost always」は「ほとんど常に~する」という意味になる。例えば、「I almost never eat meat」は「私はほとんど肉を食べない」という意味になる。「almost」の例文
1. I have almost finished my homework.(私は宿題をほとんど終えた)2. The bus is almost full.(バスはほとんど満員だ)
3. I almost never eat meat.(私はほとんど肉を食べない)
4. She is almost always late.(彼女はほとんど常に遅刻する)
5. He almost fell off the ladder.(彼はほとんどはしごから落ちた)
6. The project is almost complete.(プロジェクトはほとんど完成した)
7. I almost forgot your birthday.(私はあなたの誕生日をほとんど忘れていた)
8. The movie is almost over.(映画はほとんど終わりだ)
9. The cake is almost ready.(ケーキはほとんどできている)
10. I almost missed the train.(私はほとんど電車に乗り遅れた)
almost
「almost」とは・「almost」の意味
「almost」は、英語で「もう少しで」という意味を持つ副詞である。主に、ある状態や行為が完了する寸前であることを表す際に使用される。また、「almost」の後ろには形容詞や副詞、動詞などが続くことが一般的である。「almost」のスラングとしての意味
スラングとしての「almost」は、特に存在しない。一般的な意味である「もう少しで」の意味で広く使われている。「almost」の発音・読み方
「almost」の発音は、IPA表記で /ˈɔːlmoʊst/ であり、カタカナで表すと「オールモウスト」となる。日本人が発音する際のカタカナ英語の読み方は「オールモスト」である。「almost」の語源・由来
「almost」は、古英語の「eallmæst」に由来する。これは、「ほとんど全て」という意味である。現代の「almost」は15世紀から使用されている。「almost」と「most」の違い
「almost」と「most」は、どちらも「ほとんど」という意味を持つが、使い方が異なる。「almost」は、ある状態や行為が完了する寸前であることを表すのに対して、「most」は、大部分や大多数を指す。また、「almost of」という表現は誤りで、「most of」が正しい表現である。「almost」を含む英熟語・英語表現
「almost all」とは
「almost all」は、「ほとんど全て」という意味の英語表現である。大部分や大多数を指す際に使用される。「almost」を含む用語の解説
「ALMOST(スケートボード)」とは
「ALMOST」は、スケートボードのブランド名である。2003年にプロスケーターのロドニー・ミューレンとデイウォン・ソングによって設立され、高品質なスケートボードやアパレルを提供している。「almost」の使い方・例文
1. He almost fell off the ladder.(彼はもう少しではしごから落ちるところだった) 2. I have almost finished reading this book.(この本を読み終える寸前だ) 3. The cake is almost ready.(ケーキがもう少しでできる) 4. She was almost in tears.(彼女はもう少しで泣きそうだった) 5. We have almost reached our goal.(私たちは目標にもう少しで到達する) 6. The theater was almost empty.(劇場はほとんど空だった) 7. The project is almost complete.(プロジェクトはほぼ完了している) 8. They have almost the same opinion.(彼らはほとんど同じ意見を持っている) 9. It's almost midnight.(もうすぐ真夜中だ) 10. She visits her parents almost every weekend.(彼女はほぼ毎週末に両親を訪れる)ほとんど (数学)
数学において、ほとんど (almost) という語は、ある厳密な意味で用いられる専門用語のひとつである。主に「測度 0 の集合を除いて」という意味であるが、それ単体で用いることはあまりなく、「ほとんど至るところで (almost everywhere)」「ほとんど全ての (almost all)」などの決まり文句でひとつの意味を形成する。
ほとんど至るところで
測度空間において、ある性質 P を満たさない点の集合の測度が 0 である (正確には、ある測度0の集合にそれが含まれる) 場合、ほとんど至るところで(英: almost everywhere、略して a.e.、仏: presque partout、略して p.p.)P を満たす、という[1]。実数上で考えている場合は、通常ルベーグ測度を用いる。
使用例
- f をディリクレの関数とすると、ほとんど至るところで f(x) = 0 である。このことを f(x) = 0 a.e. などと表す。その一方、f(x) ≠ 0 なる x も無数に存在する。
- 単調関数 I → R(I は実数の区間) は、ほとんど至るところで有限の微分係数を持つ[2]。
- 有界な関数 f : (a, b) → R がリーマン可積分であるための必要十分条件は、ほとんど至るところで f が連続であることである[3]。
ほとんど確実に
本質的に「ほとんど至るところで」と同等の意味であるが、確率論において、測度として確率測度 P を考えている場合は、ほとんど確実に(almost surely、略して a. s.、または almost certainly とも)という用語を用いる。すなわち、事象 E に対して、P(E) = 1 であるとき、「ほとんど確実に E が起こる」とか「E の起こる確率が 1 である」という[4]。
初等的な確率論では考えられないことであるが、確率が 1 であるとは、そうならない事象が存在しない、という意味ではない。例えば、コイントスを繰り返していつかは表が出る確率は 1 であるが、延々と裏が出続けるという事象も概念上は存在する。しかしその確率は 0[5]であって、「ほとんど確実にいつかは表が出る」といえる。
ほとんど全ての
ほとんど全ての(almost all、略して a. a.)という表現は、いくつかの意味で用いられるため、明示的に説明がなければ、どの意味であるかは文脈から判断しなければならない。
第1に、「ほとんど全ての点で」という表現が「ほとんど至るところで」と同じ意味で用いられる[1]。
第2に、「有限個の…を除いて」という意味で用いられる(補有限)。例えば、「自然数 n はほとんど全ての素数と互いに素である」といった場合、それは「n と互いに素ではない素数(すなわち n を割り切る素数)は高々有限個しかない」という意味である。
この意味で「ほとんど全ての」と表現する場合、必ず無限集合が背景にある。先の例では素数全体の集合 P が無限集合であり、n と互いに素である素数の集合を S とした場合、差集合 P − S が有限集合であることを意味したのであった。もしも P が元々有限集合であったならば、「ほとんど全ての」とは表現しない。
第3に、主に整数論で用いられる用法として、その性質を持つ自然数の「割合」が 1 であることを意味する[6]。より正確に述べるならば、x 以下で性質 P を持つ自然数の個数を P(x) で表したとき、
- 日本数学会編『岩波数学辞典』第4版、岩波書店、2007年 ISBN 978-4000803090