1,3,5,7,9,11,13,15,17,19,21,23-テトラコサドデカイン-1,24-ジイド
C24
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/20 17:17 UTC 版)
ザウバーはフェラーリ製カスタマーエンジンをペトロナスのバッジネームで使用してきた関係上、フェラーリとの結びつきが強く、前年のC23ではコピーマシンと揶揄されるほどだったが、C24ではその路線に変化が見られた。そのひとつがタイヤメーカーの変更であり、フェラーリと同じブリヂストンからライバル陣営のミシュランにスイッチした。 C24は2004年に新たに建造した風洞実験装置をフル活用して製作された。サイドポンツーンのアンダーカットは大きくなるなど、C23とは違ったザウバー独自色が色濃く出ている。C23はフェラーリ製のギヤボックスを搭載したが、C24には完全新設計のザウバー自製のギヤボックスが搭載された。ただし、フロント周りはC23のフロントウイングを改造して用いるなど、あまり変化は見られなかった。シェイクダウン直後から2段式のフロントウイングを用いるも、結局実戦投入されなかった。 C24の発表会はペトロナスとのスポンサー10周年を記念して、マレーシアのクアラルンプールで盛大に行われる予定だった。しかし、直前に発生したスマトラ島沖地震のため、東南アジアなどが甚大な被害を受けたことを受けて、中止されてしまった。チームは発表会を行わず、簡単なフォトセッションのみ設けてバレンシアテストに突入した。
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