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M56 (天体)とは? わかりやすく解説

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M56 (天体)

(NGC 6779 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 18:33 UTC 版)

M56
Messier 56
ハッブル宇宙望遠鏡による球状星団 M56
提供:NASA/STScI
仮符号・別名 NGC 6779[1]
星座 こと座
見かけの等級 (mv) 8.3[2]
視直径 8.8'[2]
分類 球状星団[1]
発見
発見日 1779年1月19日[3]
発見者 シャルル・メシエ[2]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  19h 16m 35.57s[1]
赤緯 (Dec, δ) +30° 11′ 00.5″[1]
赤方偏移 -0.000453[1]
視線速度 (Rv) -135.7 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 1.56 ミリ秒/年[1]
赤緯: -2.99 ミリ秒/年[1]
距離 32,900 光年[2](約10.1kpc)
M56の位置
物理的性質
直径 約85 光年[2]
他のカタログでの名称
Mel 220
Template (ノート 解説) ■Project

座標: 19h 16m 35.57s, +30° 11′ 00.5″ M56(NGC 6779)はこと座にある球状星団である。

概要

双眼鏡や口径5cmの望遠鏡ではっきりとまるく星雲状に見える。口径10cmの望遠鏡では周辺の星がほんのわずか見え始める。口径15から20cmで、周辺部の星が分離できるが中心部は難しい。口径30cmでは構造がはっきりしてくるが、全部の星を分離して見ることはできない。全部の星を分離するためには口径40cm程度の望遠鏡が必要である。

観測史

1779年1月19日シャルル・メシエにより発見された。同日メシエは彗星を発見している。同23日にメシエは「星のない星雲。ほとんど輝きはない」と記している[3]。後にウィリアム・ハーシェル1783年から84年の観測で星を分離して観測している[3]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M56. 2016年3月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2007年8月30日). “Messier Object 56”. SEDS. 2016年3月18日閲覧。
  3. ^ a b c Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2005年3月30日). “Messier 56 Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年3月18日閲覧。

関連項目





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