U.B.C.S.
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「アンブレラ (バイオハザードシリーズ)」の記事における「U.B.C.S.」の解説
Umbrella Bio Hazard Countermeasure Service (アンブレラ バイオハザード対策部隊)の略。部隊編制の大部分を傭兵で占めた非正規部隊。アンブレラの自社開発したウィルスやクリーチャーなどによる災害・事件・事故や、アンブレラに対する企業テロなどに対処させる名目で組織されており、緊急事態が発生した場合には汚染地域へ真っ先に派遣される。設立に至った経緯は、開発中のB.O.W.がフィールドテストの最中に暴走して研究員に多数の死傷者が出たり、施設や実験機材が破壊される事件が多々発生したため、制御不能に陥ったB.O.W.を鎮圧するべく同部隊の設立が計画された。なお、生存者や目撃者などの身柄確保や、証拠類の隠滅なども任務としており、B.O.W.の暴走による被害もU.B.C.S.の活躍で減少していたが、ラクーンシティへ投入された部隊は、B.O.W.などとの戦闘データを得るためのモルモット部隊としての意味合いが強い。任務の内容から危険性が非常に高いため、隊員の大半は服役中の戦争犯罪者や重罪を犯して無期懲役か死刑判決を受けた元軍人、亡命軍人、元ゲリラ兵などといった者たちで構成されており、贖罪不問を条件に傭兵として組織している。また、冷戦時代に東側の軍隊で軍務を経験した隊員も多い。そうした経歴もあって個人的戦闘能力に優れており、兵員輸送ヘリからのリペリングなどといった高度な戦闘技術にも長けているのはそのためであることがうかがえるが、ラクーンシティへ投入された部隊は壊滅の憂き目を見ることとなった。なお、ハンクの所属するU.S.S.とはライバル関係に当たる。 ラクーンシティでの作戦では、輸送ヘリによって市中心部へ1個中隊約120名(1個小隊約30名編制の計4個小隊)が投入され(『3』)、他は車両によって陸路で市内へ潜入した(『OB2』)。前者にはカルロス・オリヴェイラ、ミハイル・ヴィクトール、ニコライ・ジノビエフなどが所属し、名目上は市民救出を任務としていた。後者部隊は市民救出というよりも、脱走したU.S.S.隊員ロドリゲスの抹殺や、クリーチャー「ニュクス」の回収などを目的としていた。また、新型ウィルスを開発した女性研究員の救出のために送り込まれた、5名編制の分遣隊も確認できる(『4D-Executer』)。 主な武装はSIG Pro SP2009、M4A1、M16、H&K MP5、H&K PSG1、FIM-92であるが、『4D-Executer』ではM4A1にM203を装着しており、隊員の1人はベネリM3を使用していた。移動手段としての航空機は、AS 332 シュペルピューマおよびUH-60 ブラックホーク、UH-1、『映画』ではアンブレラオスプレイ、Mi-17を使用し、軍用車両としては『OB2』でM1083 MTV、『4D-Executer』ではハンヴィー(ブローニングM2重機関銃搭載)、『RE:3』ではコマンドウ装甲車(非武装)、74式大型トラックに酷似した車両、『劇場版』では防弾仕様の8代目シボレーサバーバンも使用していた。
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U.B.C.S.(アンブレラ・生物災害対策部隊)
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「バイオハザード RE:3」の記事における「U.B.C.S.(アンブレラ・生物災害対策部隊)」の解説
カルロス・オリヴェイラ (Carlos Oliveira) 声 - Jeff Schine / 安元洋貴 アンブレラの私設部隊U.B.C.S.隊員である21歳の青年。 U.B.C.S.とジルを引き合わせた人物でもある。 持ち前の勇敢さと正義感で、生存者の救助に奔走する中、ジルと出会う。 ミハイル・ヴィクトール (Mikhail Victor) 声 - ウィリアム・ホープ / 玉野井直樹 アンブレラの私設部隊U.B.C.S.デルタ小隊隊長。45歳。 負傷しつつも市民を脱出させようと、逆境に屈せず指揮を執る。 ニコライ・ジノビエフ (Nicholai Ginovaef) 声 - Neil Newbon / 三宅健太 U.B.C.S.デルタ小隊B分隊隊長。35歳。 高い戦闘技術を持つが、己の命を第一に考え、そのためなら平気で他人を犠牲にする冷徹な性格の持ち主。 タイレル・パトリック (Tyrell Patrick) 声 - Sterling Sulieman / 遠藤大智 U.B.C.S.デルタ小隊A分隊所属。32歳の黒人男性。 歴戦の傭兵でカルロスとの信頼関係も厚く、後方支援にも長ける。 オリジナル版では登場後すぐに死亡していたが、今作ではカルロスやジルとも共闘する。 マーフィー・シーカー (Murphy Seeker) 声 - Todd Haberkorn / 岡井カツノリ U.B.C.S.デルタ小隊A分隊所属。27歳。 優秀なスナイパーだが、市街でのゾンビ戦で重傷を負う。
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U.B.C.S.(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)
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「バイオハザードII アポカリプス」の記事における「U.B.C.S.(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)」の解説
アンブレラ社が保有する私設の特殊部隊。U.B.C.S.とは「Umbrella Biohazard Countermeasure Service(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)」の頭文字を取った名前である。ラクーンシティでのアンデッドの出現を機にアンブレラによって派遣され、アンデッドの掃討などを行っていた。危険な任務を伴うU.B.C.S.の隊員たちは、表社会では生きていくことができない、社会のはみ出し者で構成されており、任務で負傷してもアンブレラによる救済措置などは何もなく、隊長であるカルロス自身も、自分たちが会社の消耗品であることを自覚していた。 カルロス・オリヴェイラ(Carlos Olivera) 演 - オデッド・フェール アンブレラ社が保有するバイオハザード対策部隊U.B.C.S.の隊長。仲間と共にラクーンシティへ派遣されたが、部隊が壊滅し、アンブレラにも見捨てられてしまったため、アンブレラを見限って脱出を目指す。南アメリカ出身で、尋常でない反動があるデザートイーグルを2丁同時に射撃できるほど身体能力は高い。 原作のような軽い雰囲気はなく、また原作のカルロスより年配である。どちらかと言えば原作におけるクリスに近いキャラクターである。 ニコライ・ジノビエフ(Nicholai Genovaef) 演 - ザック・ウォード U.B.C.S.の軍曹。カルロスの事実上の副官のような立場である。カルロスやユーリと共にラクーンシティからの脱出を目指す。 ゾンビ化が始まったユーリを最後まで見捨てずに助けようとするなど非常に仲間想いでありカルロスからも相棒として信頼されているなど原作のニコライとは正反対のキャラクターである。 ラクーンシティ小学校でジルとアンジェラに出会い彼女らを助けるもすぐに2体のゾンビ犬に襲われ死亡した。 ユーリ・ロギーノワ(Yuri Loginova) 演 - ステファン・ヘイズ U.B.C.S.の隊員。カルロスやニコライと行動を共にしていたが、アンデッドに噛まれてT-ウイルスに感染する。その後、アンデッド化してカルロスに噛み付くが、ニコライに射殺される。
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U.B.C.S.
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「バイオハザードシリーズ」の記事における「U.B.C.S.」の解説
"Umbrella Biohazard Countermeasure Service"の略。主に傭兵で構成されるアンブレラ社の私兵部隊。
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U.B.C.S.(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)
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「バイオハザード3 LAST ESCAPE」の記事における「U.B.C.S.(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)」の解説
カルロス・オリヴェイラ(Carlos Oliveira) U.B.C.S.・D小隊A分隊所属の傭兵で、部隊内の階級は伍長。 年齢は21歳。身長182cm、体重83kg。O型。ブラジル出身。インディオの血を引いている。 年齢はU.B.C.S.のメンバーではかなり若手の部類に入り、それ故に若さゆえの弱さがあり、仲間の死や絶望的な状況で取り乱す部分がある。 幼少期からゲリラとして活動しており、南米某国で反政府共産ゲリラとして活動していたが、政府軍に組織が掃討された後、アンブレラ社からスカウトされて入隊した。 後にジルと出会い、ラクーンシティからの脱出に協力し合うこととなる。なお、過去の自分を捨てるために名前を変えており、現在のカルロスという名前も偽名である。また顔も整形したと思われるフシがある。 『THE MERCENARIES OPERATION MAD JACKAL』ではアサルトライフル・EAGLE6.0と連射性の高い武器を所持。 ミハイル・ヴィクトール(Mikhail Victor) U.B.C.S.・D小隊隊長。階級は大尉。45歳。身長は178cm、体重は98kg。 現サンクトペテルブルクの出身で、旧ソ連軍の大尉だった。 優れた指揮能力を買われ、ラクーンシティには市民救出を目的として街の中心部に派遣されたが、大勢のゾンビによって短時間で部隊は壊滅し、ニコライと共に路面電車まで逃げ切るものの、自身は重傷を負う。最期は列車に侵入してきた追跡者からジルたちを守るため、手榴弾で自爆する。 『THE MERCENARIES OPERATION MAD JACKAL』ではショットガン・マグナム・ロケットランチャーと強力な武器を所持。 ニコライ・ジノビエフ(Nicholai Ginovaef) U.B.C.S.・D小隊B分隊隊長。階級は軍曹。35歳。身長187cm、体重102kg。 モスクワの出身で、旧ソ連軍のスペツナズの隊員だった。 ラクーンシティには市民救出目的で他の隊員と共に派遣されたが、実際は生物兵器の有効性の確認やアンブレラの不利になる証拠の隠滅を目的とした、「監視員」の1人である。ライブセレクションの選択次第では脱出用ヘリコプターに乗ったニコライとの戦闘に突入し、機体に搭載されたガトリングガンやロケットランチャーで攻撃されることとなる。一定時間が経過すると逃亡するが、ヘリの撃墜に成功すると爆発に巻き込まれて死亡する。また、ルートによっては、ジルとの会話中の姿を目撃した追跡者により、彼女の仲間だと誤解されて殺害される。 『THE MERCENARIES OPERATION MAD JACKAL』では、調合ハーブではなく救急スプレー3つとブルーハーブ1つとハンドガンとナイフを所持。 タイレル・パトリック(Tyrell Patrick) U.B.C.S.隊員の1人で、A分隊に所属している。 スリナム共和国出身のオランダ移民。 年齢は1998年時で32歳。身長185cm、体重90kg。 大柄めな見た目に加えオレンジ色のサングラスをしている。 フランス外人部隊所属時に武器密売をしていたという過去を持ち、自らを傭兵コーディネーターに売り込んでU.B.C.S.へ入隊することで放免の特例措置を勝ち得るなど、やり手としての一面を持つ。実は監視員の1人である。最後はプレイヤーの行動によって変わるが、どちらのルートでもニコライに殺害されてしまう。 また、『3』では彼の戦闘能力に関する設定が一切なく、単なる金にがめつい小悪党・拝金主義者として描かれている。 マーフィー・シーカー(Murphy Seeker) U.B.C.S.隊員の1人で、A分隊に所属している。 年齢は1998年時で27歳。身長191cm、体重82kgの大柄な体格をしている。 カルロスの友人で帽子が特徴。アメリカ海兵隊時代から神業的な狙撃技術を持つ。 兄弟を殺害したギャングメンバーとその仲間20名を猟用ライフルで射殺した罪で無期懲役刑に服していたところ、海兵隊時代より優れたマーフィーの神業と評された狙撃技術に目をつけた「U.B.C.S.」の傭兵コーディネーターによってスカウトされ入隊。 ラクーンシティ内の汚染された水を口にしたことからウイルスに感染し、完全にゾンビ化する前に同隊の同僚に殺害される。(死に様は展開によって変わり、ニコライに一方的に射殺される、もしくは再会したカルロスにゾンビ化する前に殺せと懇願し自ら死を選ぶ)
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U.B.C.S. (Umbrella Biohazard Countermeasure Service)
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「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事における「U.B.C.S. (Umbrella Biohazard Countermeasure Service)」の解説
ニコライ・ジノビエフ (Nicholai Ginovaef) 年齢:35歳(1998年当時) 声:Roger Honeywell(『3』)、Rick D. wasserman(『OR』)、Neil Newbon(『RE:3』)、三宅健太(『OR』『RE:3』日本語吹き替え)、映画版俳優:ザック・ウォード、映画版日本語吹き替え:横堀悦夫(VHS/DVD版)、小山力也(地上波放送) 『3』『OR』『RE:3』『II』に登場。モスクワ出身で、元旧ソ連軍特殊部隊「スペツナズ」。デルタ小隊B分隊長で、U.B.C.S.とB.O.W.との戦闘データの収集などを目的とした「監視員」。監視員の長とも言われるセルゲイ・ウラジミールとはソ連軍時代に同じ戦場で戦ったこともある。ラクーンシティには市民救出目的で他の隊員と共に派遣される。『3』の終盤で彼の生死が分かれ、死亡の場合はネメシスに殺害されるか、戦闘ヘリコプターでジルを抹殺しようとするも反撃されて死亡する。生存ルートでは、戦闘ヘリコプターに乗った状態でジルの前に現れて彼女を襲撃し、直後にラクーンシティに爆撃用のミサイルが接近していることを知るとジルの生還は不可能と判断したが、それにより敢えて自由を与えるという形でジルを見逃し、真っ先にラクーンシティを脱出した。その後の行方は不明であるが、後の作品で脱出後に提出した報告書が確認されたために、生存ルートが『3』の正規の展開であることが明らかとなる。 『RE:3』では残忍さや狡猾さが強調されており、「感染していない」と訴えたマーフィーを「仮に生かしてもゾンビになっていた」という方便で問答無用に射殺したり、電車内にネメシスが侵入した際に、ジルとミハイルを見捨てるといった行動を取る。当初はジルを見下していたが、ネメシスと幾度も渡り合う彼女を見て戦闘データに役立つと実力を認める。終盤、ジルが持っていたワクチンを奪い、ネメシスとの戦闘データの収集を条件に取引を持ちかける。ネメシスがジルに倒されると、ヘリポートで取引を反故してワクチンを破壊しジルを抹殺しようとしたが、カルロスに阻まれて羽交い絞めにされたところでジルに銃撃されて負傷し、ヘリポートに置き去りにされる。 『II』ではU.B.C.S.隊員として登場。原作『3』とは異なって仲間を救うために戦ったり、自分を犠牲にして民間人を逃がそうとするなどの善良な性格で、カルロス・オリヴェイラとも良き友人関係を築いており、また銃はIMI タボールAR21を使いこなす。カルロスと共にラクーンシティからの脱出を目指すが、最後は小学校でゾンビ犬に襲われて死亡した。 ミハイル・ヴィクトール (Mikhail Victor) 年齢:45歳(1998年当時) 声:Benedict Campbell(『3』)、ウィリアム・ホープ(『RE:3』)、玉野井直樹(『RE:3』日本語吹き替え) 『3』と『RE:3』に登場するデルタ小隊長で、サンクトペテルブルクの出身である元ソ連軍大尉。ソ連崩壊と同時に退役し、後に少数民族出身の妻と共に民族独立のためにテロ活動を行っていたところを逮捕されるが、仲間の銃殺刑免除のためにU.B.C.S.に雇われる。その後は優れた指導能力と統率能力を駆使して、デルタ小隊をならず者の寄せ集めと思えないほどの団結力を発揮できるまでに成長させ、直後にバイオハザード発生下のラクーンシティへ派遣されたが、ゾンビに立ち向かう内に仲間は次々と倒れてしまい、自身も重傷を負う。その後、何とか路面電車まで逃げ延びてジル・バレンタインと出会い、直後に多くの部下を失ってしまったことに責任を感じて路面電車で時計塔へ向かう際には乗り込んできたネメシスに立ち向かうが、アサルトライフルでは歯が立たずに殴り倒され、最後は覚悟を決めてジルを先頭車両へ逃がした後にネメシスを道連れに手榴弾で自爆する。 『RE:3』では、負傷しているものの『3』より容態は酷くはなく、ジル以外の数名の生存者を確保している。復旧した地下鉄でニコライとジルとともに生存者たちを連れて目的の駅に向かおうとしていたが、ネメシスに襲撃されて確保した生存者たちを皆殺しにされる。その後は反撃するが、返り討ちに遭って自身も致命傷を負い、最後はネメシスを道連れにプラスチック爆弾で自爆した。 タイレル・パトリック (Tyrell Patrick) 年齢:32歳(1998年当時) 声:Peter Windrem(『3』)、Sterling Sulieman(『RE:3』)、遠藤大智(『RE:3』日本語吹き替え) 『3』と『RE:3』に登場するスリナム共和国の出身のA小隊所属である監視員。拝金主義者で、かつてフランス外人部隊に所属していた当時に金目当てで武器密売を行っていたことが発覚したことで逮捕されて無期懲役を言い渡されるが、U.B.C.S.に自分を売り込んで採用されたことで無罪放免を勝ち取る。その後、金に目が無い性格をしていたことが災いし、そこを突いたニコライのトラップにかかって死亡する(あるいは邪魔者だと見なしたニコライに撃たれた後に手榴弾で自爆する)。 『RE:3』では人物設定を大きく変更された一人。拝金主義や監視員という設定は無くなり、カルロスとともに人命救助の任務を全うする善良な人物になっている。また、情報収集や電子機器の操作など情報技術に長けている。中盤でニコライと共にジルとカルロスと合流し、その後はカルロスとアンブレラ研究員のナサニエル・バードを確保するために行動を共にした。終盤ではアメリカ政府相手にミサイルの発射を遅らせるよう交渉するなどして活躍し、ワクチンで完治したジルと行動を共にするが、病院地下の研究所でネメシス第二形態に襲われて致命傷を負い、最終的にはジルに逃げるよう言い残して死亡する。 マーフィー・シーカー (Murphy Seeker) 年齢:27歳(1998年当時) 声:Richard Clarkin(『3』)、Todd Haberkorn(『RE:3』)、岡井カツノリ(『RE:3』日本語吹き替え) 『3』と『RE:3』に登場するA小隊所属であるカルロス・オリヴェイラの友人。かつて兄弟を殺害したギャングとその仲間を狩猟用ライフルで狙撃して計20人を殺害し、逮捕後は無期懲役の刑に服していたが、その神業的な狙撃の腕前を高く評価されたことでU.B.C.S.に入隊した。その後、ラクーンシティでT-ウイルスに汚染された水を飲んで感染し、作中で死を迎える。死亡パターンは2つあり、1つはゾンビ化する寸前にカルロスに自身を撃たせることで、2つ目はゾンビ化する前の耐久力が弱い人間の内に脅威を少なくした方が良いと判断したニコライ・ジノビエフに撃たれて死亡するというものである。 『RE:3』では、訓練の時ニコライに盾にされたことがあったことから、彼のことは快く思っていない。重傷の姿でジルと対面し、感染していないと訴えたが、『3』の後者の展開に準じた形でニコライにより射殺される。 アーノルド (Arnold) 『OB2』に登場するU.B.C.S.の隊員。遊び感覚でゾンビを射殺したり、護衛対象である筈の幹部社員の忠言を無視し、あまつさえ見下した態度をとるなど、残忍且つ不遜な性格。狙撃の腕前が良く、H&K PSG-1狙撃銃を愛用している。ニュクスの輸送カーゴの奪還とそのカーゴを輸送するロドリゲスの暗殺任務に就いていたが、後にラクーンシティへの核攻撃を知ると「割に合わない」と任務を放棄して脱出する。 クラウス (Claus) 声:相沢まさき 『4D-Executer』に登場するU.B.C.S.分隊長。SIG Pro SP2009を装備。 エド (Ed) 声:海老原英人 『4D-Executer』に登場するU.B.C.S.隊員。M4A1(M203装着)を装備。 ロバート (Robert) 声:大水忠相 『4D-Executer』に登場するU.B.C.S.隊員。M4A1(M203装着)を装備。ハンヴィーに搭乗した際は後方機銃を担当していた。 ノーマン (Norman) 声:金子由之 『4D-Executer』に登場するU.B.C.S.隊員。ベネリM3を装備。 ユーリ・ロギーノワ (Ure Loginova) 映画版俳優:ステファン・ヘイズ 日本語吹き替え:斉藤次郎 『II』に登場したU.B.C.S.の隊員。カルロス・オリヴェイラやニコライ・ジノビエフと行動を共にしていたが、ゾンビに噛まれてT-ウイルスに感染する。その後、ゾンビ化してカルロスに噛み付くが、ニコライに射殺される。
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