grant
「grant」の意味・「grant」とは
「grant」は英語の単語で、主に「授ける」「与える」という意味を持つ。また、名詞としては「補助金」「助成金」を指すこともある。この単語は、特定の権利や許可、物品、金銭などを他者に与える行為を表す。例えば、政府が科学研究のために資金を提供する場合、その資金は「grant」と呼ばれる。「grant」の発音・読み方
「grant」の発音は、IPA表記では /ɡrænt/ となる。IPAのカタカナ読みでは「グラント」、日本人が発音するカタカナ英語では「グラント」が近い。発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、特に注意する点はない。「grant」の定義を英語で解説
「grant」は、英語で定義すると"to agree to give or allow (something requested) to"となる。つまり、要求されたものを与える、または許可することを意味する。名詞としては"a sum of money given by an organization, especially a government, for a particular purpose"と定義され、特定の目的のために組織、特に政府から与えられる金額を指す。「grant」の類語
「grant」の類語としては、「give」、「bestow」、「confer」などがある。これらの単語も「与える」「授ける」という意味を持つが、使用する文脈やニュアンスに違いがある。「give」は一般的な「与える」、「bestow」はより格式張った「授ける」、「confer」は特に権利や称号を与える際に使われる。「grant」に関連する用語・表現
「grant」に関連する用語としては、「scholarship」、「subsidy」、「funding」などがある。「scholarship」は学業のための補助金、「subsidy」は一般的な補助金、「funding」は資金提供を意味する。これらの単語は「grant」と同様、特定の目的のために提供される資金を指す。「grant」の例文
以下に「grant」を用いた例文を10個提示する。 1. The government granted him a scholarship for his research.(政府は彼の研究のために奨学金を授けた。)2. The university granted her permission to access the library.(大学は彼女に図書館へのアクセス許可を与えた。)
3. The foundation grants funds to various charities.(その財団は様々な慈善団体に資金を提供する。)
4. He was granted a patent for his invention.(彼は自身の発明に対する特許を授与された。)
5. The company granted him a leave of absence.(会社は彼に休暇を与えた。)
6. The council granted the building permission.(議会は建設許可を与えた。)
7. The grant will be used for improving the school facilities.(その助成金は学校の施設改善に使われる。)
8. She applied for a grant to study abroad.(彼女は留学のための助成金を申請した。)
9. The grant from the government will support our project.(政府からの補助金が我々のプロジェクトを支援する。)
10. The research was made possible by a grant from the foundation.(その研究は財団からの助成金によって可能となった。)
grant
「grant」とは、承諾する・認める・与える・授けるのことを意味する表現である。
「grant」とは・「grant」の意味
「grant」とは、「承認する」、「認める」、「与える」などを意味する言葉であるが、これは動詞として用いた場合だ。名詞として用いた場合は、「補助金」や「譲渡」などを意味する言葉となる。「主語+grant+目的語」という形で、「(主語)が(目的語)を認める」などの表現をされることが多い。他には、「主語+grant+目的語+to~」で「(主語)が(to~)に(目的語)を与える」といった表現もできる。「grant」の活用変化一覧
・granting(現在分詞)・granted(過去分詞)
・granted(過去形)
・grants(三人称単数現在)
・grants(複数形)
「grant」の語源・由来
「grant」の語源は、古期フランス語の「granter(保証する)」である。それが、古期フランス語の「guarantir(保証する)」、ラテン語の「credo(信用する)」などを経て、「grant」となった。「grant」の覚え方
「grant」をコアイメージから覚えるという方法がある。「grant」のコアイメージは、「信じること」だ。これは、「grant」の語源の1つ、「credo(信用する)」からきている。「credo」は英語の「credit(信じる)」の語源でもある。「信じる」というコアイメージから、「信じて委ねる」、「信じて任せる」というように繋げて、「grant」は「許可する・任せる」のことを意味する言葉と覚える。「grant」を含む英熟語・英語表現
「grant a b」とは
「grant a b」とは、「aにbを与える」、「aにbを聞き入れる」などの表現である。「grant b to a」という表現をされることもある。
「have granted」とは
「have granted」は、「与えられる」、「許可を得る」などを意味する表現だ。「I have granted him to leave.(私は彼に帰ることを許可した。)」、「I have granted him some time.(私は彼に時間の猶予を与えた。)」のように用いられる。
「for granted」とは
「for granted」とは、「当然」、「常識」、「無論のこと」などを意味する表現である。「largely taken for granted.(当然のように。)」、「take things for granted.(物事を当然のことと考える。)」のように用いられる。
「grant」の使い方・例文
「grant」は、「承認する」、「認める」という意味で使われることが多い。例文としては、「Her parents granted the marriage.(彼女の両親が、結婚を認めてくれた。)」、「My point was granted.(私の言い分が認められた。)」などが挙げられる。「助成金」や「補助金」、「奨学金」など名詞として用いる場合は、「He received a grant to attend college.(彼は大学に通うために奨学金を貰った。)」、「The grant could not be received because the conditions were not met.(条件を満たせなかったため、助成金を受け取ることができなかった。)」のようになる。「grant」の例文は、他にも以下のようなものがある。・My father was granted with a prestigious award.(私の父は名誉ある賞を授与された。)
・We need grant funding to move forward with this project.(このプロジェクトを進めるためには、助成金が必要だ。)
・He takes it for granted that I am with him.(彼は、私が一緒にいることが当たり前だと思っている。)
・We should not take our health for granted.(私たちは、健康であることが当たり前だと思ってはいけない。)
・I had no choice but to grant with his request.(私は彼の要求を聞き入れるしかなかった。)
・A retirement pension was granted.(退職年金が支給された。)
「grant」と「subsidy」の違い
助成金や補助金を意味する英単語は、「grant」以外にも「subsidy」がある。「grant」と「subsidy」は同義語とされ、どちらも「補助金」という意味で用いることが多いが、若干ニュアンスが異なる。「grant」は「給付金」や「納付金」という意味合いが強く、家賃の支援給付金や一時支援金などを表現する時に用いられることが多い。一方「subsidy」は、「費用の一部の補助」という意味で使われる。事業再構築補助金やものづくり補助金などは、「subsidy」となる。また、アメリカでは「subsidy」、イギリスでは「grant」がよく使われるという違いもある。「grant」を含む用語の解説
「grant文」とは
「grant文」とはIT用語である。RDB(リレーショナルデータベース)を操作する、「SQL(Structured Query Language)」という言語に用意された構文を「grant文」と呼ぶ。
補助金
グラント
グラント (Grant)はスコットランド系の姓およびそれにちなんだ地名・名称。
人名
姓
- アヴラム・グラント - イスラエル出身のサッカー指導者。
- キム・グラント - ガーナ出身のサッカー選手、サッカー指導者。
- ケイ・グラント - 日本のラジオDJ。
- ケーリー・グラント - イギリスの俳優。
- ジェラミ・グラント(1994 - ) - アメリカのバスケットボール選手(PF、SF)、ハービーの息子
- ジェリアン・グラント(1992 - ) - アメリカのバスケットボール選手(PG)、ハービーの息子
- ティファニー・グラント - アメリカの声優・脚本家。
- ハービー・グラント(1965 - ) - アメリカのバスケットボール選手(SF、PF)、ホーレスの双子の弟、ジェリアンとジェラミの父、通算7781得点
- ヒュー・グラント - イギリスの俳優。
- フランク・グラント(1865 - 1937) - アメリカの野球選手(二塁手)、アメリカ野球殿堂。
- ホーレス・グラント(1965 - ) - アメリカのバスケットボール選手(PF、C)、ハービーの双子の兄、NBAオールスターゲーム1回選出、通算12996得点・9443リバウンド。
- ミック・グラント - イギリスのオートバイレーサー。
- ユリシーズ・グラント(1822 - 1885) - 第18代アメリカ合衆国大統領。南北戦争時の北軍の将軍。
- ユリシーズ・S・グラント (原子力潜水艦) - アメリカ海軍の原子力潜水艦。
- ユリシーズ・グラントにちなんだ戦車「M3中戦車」の愛称。
- リー・グラント - アメリカの女優。
男性名
- グラント・ウォード (サッカー選手) - イングランドのサッカー選手。
- グラント・グリーン (野球)(1987 - ) - アメリカの野球選手(二塁手)。
- グラント・ハケット - オーストラリア出身の競泳選手。
- グラント・バルフォア - オーストラリア出身の野球選手。
- グラント・ヒル(1972 - ) - アメリカのバスケットボール選手(SF)、バスケットボール殿堂。
- グラント・ホール - イングランドのサッカー選手。
- グラント・ホッホスタイン - アメリカのフィギュアスケート選手。
その他
- 科学研究などを支援する目的で個人・グループ・組織などに対して政府機関や民間の財団から交付される一定の補助金・寄付金。
- GRANT - SQLで作業者に権限を与えるデータ制御言語(反対に権限を剥奪するのは「REVOKE」)
- M3グラント - アメリカ製M3中戦車のイギリス向けバージョン。
- グラント - アメリカのスポーツ用品メーカー。ボクシング用品が有名。
- グラント郡 - アメリカのいくつかの郡の名称。
- グラント (小惑星) - ユリシーズ・グラントの名前にちなんで命名された小惑星。小惑星番号は3154[1]。
- グラント - 日本のテレビゲーム『餓狼 MARK OF THE WOLVES』に登場するキャラクター。
- グラント - アメリカの漫画・アニメ『地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー』に登場するキャラクター。
Grunt
- 英語圏で、デスヴォイスを表す言葉。詳しくは、同項目を参照。
関連項目
註
- ^ “(3154) Grant = 1975 BP = 1979 WD4 = 1979 YV5 = 1982 JT = 1984 SO3”. MPC. 2021年9月10日閲覧。
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