◆早稲田大学政治経済学術院の田中幹人教授のほか、ハーバード大学、チューリッヒ大学、東京大学の研究スタッフは、科学の信頼に関する大規模な国際比較調査の結果を発表した
◆これは241人の研究者からなる国際的な研究プロジェクト(TISP)を通じて、世界68カ国7万人超を対象に行ったもの。その結果、科学に対する信頼の危機が叫ばれる中、多くの人々が科学者に高い信頼を寄せており、科学者は有能・誠実と認識していた
◆分析結果は、新型コロナウイルスのパンデミック以降の世界で人々が持つ科学者への信頼や、その政策決定への関与についての意見を包括的に捉えた研究知見だが、「日本は科学に対する信頼が世界平均を大きく下回り、相対的に科学への信頼が低い国でもある」としている点は気になる
◆古くから“街の科学者”とも呼ばれ、地域住民の身近な相談役として活躍してきた薬剤師。近年、その役割は、対物業務から対人業務へと広がっているが、ぜひ進化した街の科学者として信頼を獲得してほしい。
低い科学への信頼、“街の科学者”の役割は。
2025年02月10日 (月)
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