チームはそれぞれ役割があって成り立つもの。でも、目立つポジションやキャラの強いメンバーばかりが注目されてしまう……。そんなモヤモヤ、感じたことありませんか? お話を伺ったのは、昨年の『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝、大ブレークした女性芸人トリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴さん。 ゆめっちさん(左)、かなでさん(右)とトリオを組む福田さん(中)。 3人の中で最も芸歴が長い福田さんは、ネタ作りを担当するトリオの頭脳的存在。でも、以前は、キャラの強い2人に挟まれて「自分だけ“おもろない”と思われてる?」と感じていたそう。 福田さんはそんなモヤモヤにどう向き合ったのでしょう。現在のリアルな心境とアイドルを経て芸人に転身するという厳しい道を選んだキャリアについても聞きました。 一度は「お笑い」をあきらめてアイドルの道へ 福田麻貴(ふくだ・まき)。お笑いトリオ「3時のヒロイン」のツッコミ担当
作詞、作曲、編曲を自ら手がける、弾き語りトラックメーカーアイドル・眉村ちあきさん。テレビ番組で即興の歌を披露して一躍注目を浴びた彼女は、「株式会社 会社じゃないもん」の代表取締役でもある。天才と呼ばれる規格外のアイドルだが、実はオーディションに何回も落ちて悔しい思いをしたり、ソロになる前の地下アイドル時代にはなかなかの苦労もしている。 今回、眉村ちあきさんをよく知っているプロインタビュアーの吉田豪さんに「眉村さんを知らない人たちに、彼女の魅力を伝えるインタビューをお願いしたい」と依頼して実現した。 眉村ちあきさんのアイドルへのこだわりと、目指すものとは? ガチでファンと遊ぶアイドル 眉村ちあき(まゆむら・ちあき)。1996年生まれ。作詞、作曲、編曲をすべて自身で手がける弾き語りトラックメーカーアイドル。(株)会社じゃないもん代表取締役も務める。初の全国流通アルバム『ぎっしり歯ぐき』が好評発
締め切り間近の仕事があるのに、SNSのタイムラインを見るのがやめられない。そんな「集中できない自分」にイラついてしまうビジネスパーソンも多いことでしょう。 こういう時、なんとなく 「追い詰められないと動けない“性格”だから…」 「“意志”が弱いから…」 と言い訳して、自分を納得させていませんか? 一方で、自分をうまくコントロールしながら膨大な量の仕事をバリバリとこなす“集中の達人”もいます。今回お話をお伺いしたサイエンスライターの鈴木祐さんもその一人。1日平均15本の論文と3冊の本を読み、2~4万字の原稿を生み出し続けています。 鈴木さんの圧倒的な集中力を支えているのは、性格や意志ではなく、集中を持続させる“仕組み”。その仕組みを、科学的なエビデンスに基づくメソッドで作り上げれば、誰でも「ヤバい集中力」を手に入れられるのだといいます。 「本気を出せば何とかなる」と思いがちなあなたに、実践し
たとえば、職場の同僚から「キャバクラに行こう」と無理やり誘われた時。なんとなく嫌な気持ちになったけど、「嫌だ」とは言えない――。そんな経験はないでしょうか。 男性が女性に慣れていることは「かっこいい」。男性が女性に食事を奢ることや、仕事で弱音をはかないことも「かっこいい」。 そんな「当たり前」とされてきた価値観を、疑ったことがない男性もいるかもしれません。 でも、それって本当に「当たり前」なのでしょうか? そんな答えのない問いを男性の筆者(私)と一緒に考えてくださったのは、エッセイスト・タレントのはましゃかさん。 これまで、「サラダ取り分け禁止委員会」「奢られるより、奢ってみたい! を実験してみたら……」など何気ない出来事を題材にしたエッセイで、性別に関わる不思議に「なぜ?」を投げかけてきました。 「男湯に掃除の女性スタッフが入ってくるのが嫌だ」 ──「男性は女性に奢るべき」とか「男性は弱
会社員なら、他人に仕事を頼んで、その進捗を確認するのが「面倒くさい」と感じた経験があるはず。しかし、たとえどんなに面倒でも、自分がすべての仕事を背負うのは不可能です。一体どうすれば他人に気持ちよく動いてもらえるのでしょうか。 今回お話をうかがったのは榎本まみさん。これまで2000億円もの債権を回収してきた、スゴ腕のオペレータです。多重債務者と日々向き合い、数多のクレームや罵詈雑言に立ち向かってきました。 そんな榎本さんも、新入社員の頃は「人と話すのが苦手だった」そう。自己分析を繰り返し、債務者の心理を研究することで、「人にものを頼むテクニック」を身につけていきました。 インタビューでは、電話からメールまで幅広く使えるテクニックを惜しみなくご紹介いただきました。その内容を、8つの心得、文章添削のパートに分け、まとめています。優しいしゃべり口からは想像できない、人間の心理に対する深く鋭い洞察が
『仮面ライダー』といえば、オダギリジョー、佐藤健、菅田将暉、福士蒼汰、竹内涼真などなど、名だたる俳優たちを輩出してきた「若手俳優の登竜門」として知られています。 そんな『仮面ライダー』シリーズを支えた一人が、東映プロデューサーの白倉伸一郎さん。平成シリーズの初作品である『仮面ライダークウガ』の途中からプロデューサー補として参加し、以降、プロデューサーとして多くの作品に携わってきました。 新人俳優を放送期間の1年をかけて成長させ、一人前にして送り出す……そんな『仮面ライダー』プロデューサーが考える“伸びる若手”とは。 オーディションで見ているのは「表情」と「理解力」 白倉伸一郎(しらくら・しんいちろう)。1990年東映入社。『仮面ライダークウガ』(2000年放送)の途中からプロデューサー補として参加し、多くの作品でプロデューサーを歴任。現在は、東映株式会社取締役を務める。 ──『仮面ライダー
ミュージカル『レ・ミゼラブル』や『レディ・ベス』などに出演し、舞台俳優として第一線で活躍されている平野綾さん。 実は彼女、2006年にテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒ役でブレイクした“声優”としての顔も持っています。 華々しいキャリアを持つ平野さんですが、「周りが抱くイメージと実際の自分とのギャップが大きすぎて、ずっと自信を持てなかった」と言います。 「今はありのままの自分で勝負できるようになった」と語る平野さんに、そのきっかけとなった出来事やそれまでの葛藤を伺いました(※) (※)本インタビューは2019年5月14日に行っています。 ずっとハルヒのイメージを演じ続けていた 平野綾(ひらの・あや)。1987年、愛知県名古屋市出身。1998年から子役として活動を始める。14歳の時に声優デビュー。2006年に、テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒ役でブレイク。2011年に『
せんとくんや鶴瓶師匠などの特徴をとらえたモノマネで知られるTKOの木下隆行さん。今でこそお茶の間を笑いに包んでいる木下さんですが、幼少の頃から、多くの苦労を経験されていることはあまり知られていません。 幼少期には夜逃げ11回、芸歴27年の中で東京進出は4回失敗……。それでもあきらめずに挑戦を続けてこられたのはなぜなのでしょうか。逆境を乗り越えてきた秘訣について、ご本人にお伺いしました。 子どもの頃に夜逃げ11回。でも、自分の家はお金持ちだと思っていた 木下隆行(きのした・たかゆき)。1972年生まれ。高校中退後、ホストやディスコの黒服を経てお笑い芸人の道へ。90年に木本武宏とTKOを結成。2008年、2010年、2011年、2013年のキングオブコントで4度の決勝進出を果たしている。 ──聞くところによると、木下さんは幼少期の頃、かなり壮絶な過去を経験されているんですよね。 木下隆行さん(
落語に近い話芸でありながらマイナーだった講談界に入門、「今一番チケットの取れない芸人」「若き天才講談師」と呼ばれるまでになった神田松之丞さん。 大名跡・神田伯山の襲名も決まっています。 現在の成功からは考えられないほど、前座時代はポンコツで、人付き合いも苦手だったとか。 周囲に評価されずとも、自分の夢を信じてブレずに進むことができたのはなぜなのでしょう。 そのシンプルな理由を探ります。 毒舌のつもりはない。他の人が本音を言わないだけ。 神田松之丞(かんだ・まつのじょう)。1983年生まれ。講談師。高校時代に落語に出会い、浪人時代、芸人として生きる覚悟を決める。大学時代は観客としての目を磨き、卒業後、2007年三代目神田松鯉に入門。2011年二ツ目昇進、2020年真打昇進と同時に六代目・神田伯山襲名予定。持ちネタの数は10年で130を超え、独演会のチケットは即日完売。 ──真打昇進決定おめで
今まで培ったものを捨ててチャレンジするのは、誰にとっても勇気がいるもの。 お笑い芸人「山崎邦正」から落語家「月亭方正」へ。 すべり芸を捨て、人気落語家となった方正さんに、ずっと探していた好きなこととの出会い、またシンプルに“行動する”ことができる理由を聞きました。 “なにか”を探していたお笑い芸人時代 月亭方正(つきてい・ほうせい)1968年、兵庫県生まれ。お笑い芸人「山崎邦正」として活躍し、2008年、月亭八方一門に入門。落語家「月亭方正」として活動をはじめる。2013年元旦より落語以外の活動も「月亭方正」に。 ──40歳での入門から11年。なぜ、お笑い芸人から落語家に転身したのでしょうか? 月亭方正さん(以下、方正):“なにか”をずっと探していたんです。 ──どういうことですか? 方正:芸人にとってネタがあるということは、武器を持つっていうこと。でも、それが僕にはないから、テレビの収録
同期や後輩の活躍を素直に喜べない。一生懸命仕事をしているのに、なぜあいつばかりが評価され、自分は浮かばれないんだ……。 こんなネガティブな思考は意味がないとわかっていても、どうしても抑えきれない「嫉妬」。そんな感情をどのように乗り越え、気持ちを整理すればいいのでしょうか。 今回は、「R-1ぐらんぷり2016」(以下、R-1)の優勝をきっかけに大ブレイクし、バラエティ番組にひっぱりだこのピン芸人・ハリウッドザコシショウさんにお話を伺いました。 R-1で優勝した当時、ザコシショウさんは42歳の芸歴24年目。ブレイクまでの間、同期や後輩の活躍を目の当たりにしながらも、ひたむきに芸人の道を極めました。破天荒な印象が強いザコシショウさんですが、その裏にあった緻密な「売れるための計算」に迫ります。 同期がブレイクする中、コンビ解散。一度は芸人を辞めていた ハリウッドザコシショウ。1993年にお笑いコン
人の意見や考え方は変わっていくもの。むしろ経験や学習を積み重ねて、しなやかに、柔軟に、変わっていきたい。でも、その一方で、過去は変えられない。それなのに、過去の発言や失敗を引き合いに出されて今の自分を否定されたら……? 今回は、少年院出身のアイドル・戦慄かなのさんをお招きしました。10代の頃、窃盗、詐欺、JKビジネスなど、悪事に手を染めたという戦慄さん。少年院の中で2年間きっちりと勉学に励み、四年制大学の法学部へ進学。児童虐待や育児放棄を受けて育ってきた自身の経験から、同じような境遇の子どもたちの生活が少しでもよくなるよう、NPO設立に向けて動いています。 失敗した過去はきちんと反省しつつ、前向きな行動をするには? 更生した彼女に聞いてみました。 事務所に所属せず、セルフマネジメントで活動 ──”少年院出身のアイドル”として、メディアに露出するようになって、周囲の人の対応は変わりましたか?
愛書家から絶大な信頼を集める書評ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」の中の人、Dainさんは、「自己正当化」という「モヤモヤ」を感じてきたといいます。では、そのモヤモヤの解決に示唆を与えた書籍とは。 「自己正当化する人」とは 若いころ、職場で最もモヤモヤさせられたのは、「自己正当化する人」である。 ここでいう「自己正当化する人」とは、「自分が正しい」ことを最重要視し、あらゆる問題の原因を他者に求める人のことだ。自己正当化そのものは悪ではないが、「自分が100%正しい」ことを証明するために生きるような人は危うい。これは当人だけでなく、周りに悪影響を及ぼすからだ。 もちろん、「自分が100%正しい」なんてことはありえない。しかし、同時に「100%間違っている」もないので、自己正当化する人の主張は、たとえそれが詭弁であっても覆されることはない。 わたしの経験に照らせば、自
見た目にまつわるコンプレックスは、誰にでもあるもの。 もしも美人ばっかの世の中じゃ、つまらない。容姿だけがすべてではないし、それぞれの個性があるからこそ面白い。わかってはいるはずなのに、自分がなんだか好きになれない。褒められても、謙遜なのか自虐なのかわからない返しをしてしまう……そんなこと、ありませんか? 今回お話を伺ったのは、お笑いコンビ・尼神インターの誠子さん。「もともと自分の顔が大嫌いだった」と話す彼女ですが、今は自分の笑顔に自信を持てるようになったそう。前向きになるまで、どんな心境の変化があったの? 聞いてみました。 芸人になって、コンプレックスが強みになった ──尼神インターの漫才は、ぶりっ子キャラの誠子さんが、ヤンキーキャラの渚さんから厳しめのツッコミをくらうのが鉄板です。外からみると「渚さんにいじめられるかわいそうな誠子さん」にも見えるんですが、実はネタを書いているのは誠子さ
大胆なリストラのニュースが流れ、就職人気もかつてほどではない銀行。このまま、衰退していくのだろうか? 「どうせなら銀行のトップに話を聞きたい!」と取材を申し込んだら奇跡的にアポが取れた、東京スター銀行の佐藤誠治頭取にお話を聞いてきた。 厳しいセキュリティチェックを経てうかがったのは、一般人はまず入れない頭取室。 緊張しまくる私たちに頭取は銀行の「今」をわかりやすく説明してくれた。 佐藤誠治(さとう・せいじ)。東京スター銀行代表執行役頭取。三井住友銀行執行役員などを経て、2017年より現職。 銀行を取り巻く環境はガラリと変わった!
事故物件とは、事件や事故など何らかの理由で人が亡くなった物件のこと。中には、遺体が死臭を放ち、おぞましい状態になる物件もある。 そんな事故物件の情報ばかりを集めたサイトが「事故物件公示サイト 大島てる」だ。 このサイトを管理・運営するのが、株式会社大島てる代表取締役会長、大島てるさん。東京大学経済学部を卒業後、世界屈指の名門アメリカのコロンビア大学大学院に進学した経歴を持つ、スーツ姿の似合う穏やかな男性だ。 なぜ事故物件サイトを立ち上げたのか、事故物件という「他人の死」に関わるものをビジネスにすることに負い目はないのか、大島てるの仕事論を聞いてきた。 「事故物件公示サイト 大島てる」は偶然の産物だった 大島てる(おおしま・てる)。事故物件公示サイト「大島てる」を運営中。情報収集と調査のため全国を飛び回る他、イベント「事故物件ナイト」を札幌・東京・名古屋・大阪で不定期開催中。 ──「大島てる
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