ユーザーは、VRHealthの健康促進アプリ(同社のサイトで購入可能)を利用し、首の運動や記憶力トレーニングなどを、各アプリの指示に従って実行できる。その際に、反応速度や動きの滑らかさなど、ユーザーのスコアに関するデータが収集される。ユーザーはVRHealthのサイトにある自分のポータルページにアクセスし、進捗度を確認したり、自分のスコアを同じ年齢層の他のユーザーと比較したりできるという。 米国では、すでに30を超える病院や医療センターで、「Oculus Rift」をVR端末として使うVRHealthのプラットフォームが採用されている。VRHealthからは15種類近くのアプリがリリースされており、それぞれがゲームのようなシナリオや、リラックスできる映像を提供する。例えば、「Google Earth」を使って世界の名所をバーチャル旅行するといったアプリが挙げられる。これらのアプリは、化学療
