自民党県連は22日、10月に行われる見通しの衆院選で、同党を離党した豊田真由子衆院議員(42)が選出された埼玉4区に志木市議の穂坂泰氏(43)を擁立する方針を決めた。25日に党本部と最終調整する。県連は落下傘候補ではなく、地元出身者を擁立し、次期衆院選で議席の確保を目指す。 穂坂氏は県議会議長や志木市長を務めた穂坂邦夫氏の次男で4区に強い地盤を持つ。すでに4区の朝霞市と志木市、和光市、新座市の各市長も穂坂氏を応援する方針を固めている。次期衆院選の選対本部長には、富岡勝則朝霞市長が就任する方向で調整している。 一方、同党では、赤枝恒雄衆院議員(比例東京)が4区から出馬する意向を示している。また、平成24年の衆院選で、みんなの党から東京5区で出馬し、比例東京で当選した三谷英弘前衆院議員が出馬を検討しているとされる。 4区は豊田氏のほか、民進党の吉田芳朝県議、日本維新の会の青柳仁士氏、共産党の朝