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手つかずの雄大な自然が広がる北海道東部。風光明媚なこの地には、あるヒグマの苦い記憶が色濃く残っている。「OSO(オソ)18」のコードネームを持つ推定9歳6か月のオスが2019年から約4年にわたり、牧場で放牧中の牛66頭を殺傷し続けた。 OSO18は「怪物」と住民から恐れられ、歴戦のハンターが捕えきれないため、「忍者グマ」の異名もとった。もともと山菜など食べる“普通のクマ”が肉の味を覚え、次第に行動がエスカレートした可能性があることが分かってきた。ハンターによるエゾシカの死がいの不法投棄によって食性が変わってしまった恐れがあるという。 OSO18はすでに駆除されたが、人間の手で生態系のバランスがゆらぎ、「怪物」が再び出現する不安は拭えない。
北海道ではクマの出没が相次いでいますが、空知の奈井江町では地元の猟友会が町から要請を受けてもクマの駆除に参加しない方針を明らかにしました。報酬などで折り合いがつかなかったということです。 北海道猟友会砂川支部奈井江部会・山岸辰人部会長:「やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない」。 怒りをあらわにするのは、猟友会の奈井江部会のトップ山岸辰人さん。去年、奈井江町ではクマが20件目撃されていて、ゴルフ場に出没した際には町から要請を受けて猟友会の山岸さんらが出動したといいます。 山岸辰人部会長:「100%ボランティア無償で」。 環境省によりますと、道内のクマの捕獲数は2014年度は555頭だったのが昨年度は1422頭に。ここ10年で3倍近くに増えています。 奈井江町は、去年市街地にクマが出たことを受け、先月、猟
【釧路町】釧路管内標茶、厚岸両町で60頭以上の牛を襲った雄のヒグマ「オソ18」を駆除したハンターへの抗議が相次いでいる。ハンターが勤務する同管内釧路町には二十数件の電話やメールがあり、大半は「クマがかわいそう」といった道外からの批判だ。ハンター本人にも同様の電話が相次ぎ、批判を恐れて取材に応じることもできない状態という。猟友会関係者は「ハンターが萎縮し、駆除の担い手がいなくなってしまう」と危惧する。 オソは7月30日、釧路町職員でハンターの40代男性が駆除した。ハンターの男性から当時の状況について報告を受けた後藤支部長によると、男性は同日朝、町内の牧草地で、地面に伏せたクマ1頭を発見。車で約80メートルの距離まで近づいても立ち去らないため、人を恐れない「問題個体」と判断し、運転席から撃った後、約20メートルの距離まで近づき、さらに2発続けて撃った。
今年7月、私は文春オンラインにおいて、この「OSO18」に関する一連の記事を公開した。これらの記事に登場する「OSO18特別対策班」リーダーの藤本靖や、その盟友で現役最強のヒグマハンターの赤石正男の話から、「OSO包囲網」が確実に狭まっていることは感じていたが、66頭もの牛を襲い32頭を死に至らしめたヒグマが、まさか誰にもその正体を知られぬままに駆除され、食肉として出荷されるという「最終決着」は思い描いたこともなかった。(全2回の1回目/後編に続く) 牛を襲い続けたOSO18の姿(標茶町提供) ©時事通信社 ◆ ◆ ◆ OSO18を仕留めた意外な人物 北海道新聞などの報道によるとOSOが駆除されたのは7月30日のこと。その2日ほど前から釧路町内の牧場附近でクマが目撃されていたため、釧路町では当該クマの有害駆除を決定。最終的にこれを駆除したハンターは、釧路町役場で鳥獣保護対策を担当する40代
釧路では目撃証言すらなかったのに 北海道の標茶町、厚岸町で牛66頭を襲ってきた最凶ヒグマ「OSO18」が、ついに駆除されたことがわかった。 OSO18が捕獲されたのは、7月30日午前5時ごろ。場所は釧路町仙鳳趾村オタクパウシの牧草地だ。 現地では、2日前の7月28日からヒグマ一頭が頻繁に出没。人を見ても逃げないことから釧路町は「有害性あり」と判断し、釧路町のハンターがヒグマを捕獲した。 釧路町では捕獲した当初、OSO18とは考えていなかった。 しかし後日、OSO18の可能性があると思い至り、DNA鑑定実施の経験がある標茶町を通じて、札幌市の道立総合研究機構に体毛のDNA鑑定を依頼。同機構の分析の結果、このヒグマの体毛が、OSO18のDNAと一致した。 OSO18は標茶町などで2019年から牛66頭を次々と襲い、その肉を食うなどしてきたが、釧路町では被害どころか目撃情報もなかった。 釧路町役
北海道を震撼させた〝忍者グマ〟が東京で人間に食べられていた――。2019年からの4年間で牛66頭を襲ったヒグマ「OSO(オソ)18」が、先月30日に釧路町でハンターにより駆除されていたことがDNA鑑定により判明。さらに驚くことに、その後一部はジビエ肉として流通し、すでに食通たちの胃袋に消えていたことが分かった。 北海道釧路総合振興局は22日、釧路町で駆除されたクマが検体の体毛のDNA鑑定により「OSO18」と断定されたと発表した。ただ駆除後のクマは、すでに地元のジビエ業者によって解体され、全国各地の飲食店などに発送されていた。 「まさか目の前の肉があの〝OSO18〟だったとは…」。東京・人形町のジビエ料理専門店「あまからくまから」の店主・林育夫さん(58)が興奮気味に振り返る。 林さんによると、店が営業中だった21日夜、取引先の北海道・白糠町のジビエ業者から「林さん! この前送ったクマ肉だ
唯一の目撃証言は4年前 “最初の事件”は2019年7月16日午前4時、世界自然遺産・釧路湿原の北に位置する標茶町オソツベツ地区の牧場で発覚した。牧場関係者が放牧中の牛1頭の姿が見えないことに気付き、捜索したところ、森の中で無惨な姿で殺されている牛の死骸を発見したのである。その関係者が思わず声をあげると、20メートルほど離れた藪の中から1頭のクマが飛び出し、逃げていった。後々まで、これがこのヒグマに関する唯一の目撃証言となる。 写真はイメージ ©iStock.com 以来、8月5日に8頭、8月6日に4頭、8月11日に5頭……といった調子で連日牛が襲われるようになり、その被害は2ヵ月で実に28頭に及び、現場に残された体毛のDNAにより「同一犯」によるものと推測された。この頃になると、最初の事件が起きた地区の名前「オソツベツ」と、現場に残された足跡の幅が「18センチ」とされたことから、このヒグマ
なにはともあれ、まずはこの動画を見てほしい。 ……いかがだろうか。驚かなかった人はいるだろうか。テレビの「世界の衝撃映像」などの番組でも十分目玉となり得る正真正銘の衝撃映像。 しかしこれは単なる衝撃映像ではない。登山の観点から見ても非常に珍しく、貴重な映像なのである。 まずは、場所が切り立った岩稜上であること。これまでにも登山者がクマに襲われる事故はあったが、そのほとんどは樹林帯や山腹。こんなに狭く、鋭い稜線上でクマに襲われるなど、聞いたことがない。 次に、上から降ってくるように襲われていること。こんな急角度でクマが襲撃してくるなど、想定したことがある登山者はいるだろうか。 そして、その一部始終が至近距離かつ鮮明な映像で記録されたこと。もしかしたらこれまでにもこういう事例はあったのかもしれないが、だとしてもそれが記録されることはなかった。非常に珍しい事例が、これだけ臨場感ある映像で残された
顧客は腕利きのハンターばかり 山崎の店は“一見さんお断り”で、顧客は腕利きのハンターばかり。既製品の銃は扱わず、顧客のニーズを完璧に満たすオンリーワンな銃をオーダーメイドで製作しているという。何となく無口な職人のような人をイメージしていたが、実際に会った山崎は70歳とは思えないほど若々しく、その明晰な語り口が印象的だ。本業は別にあり、鉄砲製作は「あくまで趣味です」と笑うが、北海道公安委員会が指定する射撃指導員の資格を持つ射撃のスペシャリストでもある。 もともとメカ好きだった山崎が銃の世界にのめりこんだのは、会社員としてアメリカに駐在していたときに、射撃場で本物の銃に触れたのがきっかけだった。 「銃というのは、自動銃の場合、弾を込めて発射するまで8工程あります。つまり(1)装填(2)引き金を引く(3)逆弧が外れる(4)撃針が前進する(5)雷管が作動する(6)火炎が薬室に至り、火薬の燃焼が起こ
加藤マニ @katomani ロシア語には「熊」という意味の単語はないけれど、「メドヴェーチ(Медведь)」という言葉があって、意味は「蜂蜜をたべるもの」なんだけど、この言葉が「熊」という意味も持ってるらしい。歪曲的に表現することで熊を呼び寄せないようにしてるみたいだ。 2022-01-16 13:17:21 emuson(えむそん) @butachan_emuson これ気になって大学助教授やってるロシア人の友達に聞いたら一ヶ月調べてくれて、まさに古い語で「Бер」と言う。(bearと同源?) 現在は熊の巣穴を指す「Берлога」など熊に関する言葉に残っている。でも殆どのロシア人は「Бер」だと通じなくて一般的に「медведь」じゃないと通じないという🧸 twitter.com/katomani/statu… 2022-09-18 23:47:33
(CNN) 米サウスカロライナ州グリーンビル郡の民家の玄関先に1頭のクマが現れ、立ち上がってドアベルを押すようなしぐさを見せてから立ち去る出来事があった。妙に行儀のよいその姿を、ドアに据え付けられたカメラが捉えていた。 カメラに映り込んだこのクマは、ドアの正面で止まるとおもむろに立ち上がり、右の前脚でドアベルを押すような仕草を見せている。その後、返事がないことにムッとしたかのように1度鼻を鳴らし、去って行った。午前3時の出来事だ。 翌朝、この家に住むウェンディー・ワトソンさんは、鳥の餌台が複数壊されているのに気づきカメラを確認。CNNの取材に対し、クマが映っているのを見た時には叫び声を上げたと思うと答えた。 クマがドアベルを鳴らしたかどうか問われると、ワトソンさんは鳴らさなかったと回答。前脚を指のように使うことはできなかったようだ。 ただドアのガラスには、鼻を押し付けた跡が残っていたという
三浦靖雄@マニアフェスタ(in ニコニコ超会議)4/27土-28日 @torinikukaraage 熊に襲われた時のことをまとめました。 書くか迷いましたが僕自身、ネット上の遭難や危険体験記を見て気を引き締めて山に入っていたのでそれらに敬意を払い公開します。 皆さんがこんな目に遭いませんように! 『山で熊に襲われました』〜格闘&血だらけ逃走レポート~note.com/bear_attack/n/… #登山 2021-12-05 14:24:59 リンク note(ノート) 『山で熊に襲われました。』 ~格闘&血だらけ逃走レポート~|トリカラ|note 【はじめに】 「山で熊に襲われる」 それは山に入る人なら誰もが意識したことはある”最悪の事態”の1つである。でもそんな経験をしたことがある人はほぼいない。それどころか自分の周囲に熊に襲われたことのある人がいる、という人さえほぼい
北海道砂川市で2018年8月、市の要請を受けクマを駆除した猟友会のハンターの男性が、建物に向けて発砲したとして所持許可を取り消されたのは不当だとして、北海道に処分の取り消しを求めている裁判が10月1日行われ、証人尋問で当時の状況を巡り現場にいた4人が証言しました。 訴状などによりますと、北海道猟友会砂川支部長のハンター池上治男さん(72)は2018年8月、市の要請を受け、農政課の職員や砂川署の警察官立ち合いのもと、子グマ1頭を猟銃で駆除しましたが、2019年4月に「建物に弾丸が届く恐れのある発砲だった」として、北海道公安委員会から猟銃の所持許可を取り消されました。 裁判で池上さんは北海道を相手に処分の取り消しを求め提訴し、2020年7月の初弁論で池上さんは「現場の警察官も問題ないと打合せし、適正な手続きをしてヒグマを駆除した」と主張。北海道は請求棄却を求めていました。 10月1日に行われた
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