【ソウル=時吉達也】韓国軍合同参謀本部は25日、北朝鮮が午前6時(日本時間同)ごろ、6時37分ごろ、6時42分ごろ、平壌郊外の順安付近から日本海へ向けて弾道ミサイルを各1発ずつ計3発発射したと明らかにした。ミサイルの種類などの特定を急いでいる。バイデン米大統領が日韓歴訪を終え、24日に東京から帰国の途に就いた直後のミサイル挑発となった。 北朝鮮のミサイル発射は、短距離弾道ミサイル3発を発射した今月12日以来で、巡航ミサイルを含めて今年16回目。日米韓はバイデン氏の日韓歴訪の前後に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する兆候があるとみて警戒を強めていた。