カシオが作ったモフモフAIロボット 生き物らしい「可愛さ」をどう設計したか:小寺信良が見た革新製品の舞台裏(34)(1/4 ページ) カシオ計算機が2024年11月、AIペットロボット「Moflin」を発売した。ペットロボット市場はベンチャーの製品が多い印象だが、なぜ大手メーカーであるカシオ計算機が参入したのか、同社が蓄積してきたメカトロニクス技術をMoflinにどう生かしたか、お話を伺った。 ペットロボット、と聞いて思い浮かべる製品は何だろうか。この市場を切り開いたのはソニーの「aibo」(アイボ)で間違いないと思われるが、それ以降も多くのペットロボットが登場している。ただ、大手メーカーによるものではシャープの「RoBoHoN」(ロボホン)の例もあるものの、この分野ではベンチャーの製品がかなり多く目立つ。 しかし2024年11月7日、新しく大手メーカーがこのペットロボット市場に参入した。
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