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ブックマーク / bijutsutecho.com (13)

  • DIC川村記念美術館は「ダウンサイズ&リロケーション」に決定。作品保有数4分の1へ

    DIC川村記念美術館は「ダウンサイズ&リロケーション」に決定。作品保有数4分の1へDIC株式会社は同社運営のDIC川村記念美術館について、「ダウンサイズ&リロケーション」する方針を固めた。 DIC株式会社(以下、DIC)が、運営するDIC川村記念美術館について「ダウンサイズ&リロケーション」させる方針を決定した。 同社は今年8月、経営上の理由から同館を「ダウンサイズ&リロケーション」あるいは「美術館運営の中止」とする方針を示し、検討を重ねてきた。 同社リリースによると、「美術館運営を社会的価値と経済的価値の両面から考えた場合、適切な規模と場所で美術館運営を継続することが、ブランド価値向上による事業の発展に資することのみならず、ステークホルダーひいては社会全体に対する好ましい貢献活動であると考えるに至った」としており、「ダウンサイズ&リロケーション」が最終方針となった。 DICは美術館と美術

    DIC川村記念美術館は「ダウンサイズ&リロケーション」に決定。作品保有数4分の1へ
  • 大阪のIR、奈良美智らの作品を無断使用か。「許可自体を求められたこともない」

    大阪のIR、奈良美智らの作品を無断使用か。「許可自体を求められたこともない」国が認定した大阪のカジノを含むIR(統合型リゾート)施設。この広報用資料で奈良美智や村上隆らの作品が使用されており、作家から抗議の声が上がっている。 MGMリゾーツのウェブサイトより 出典=https://www.mgmresorts.co.jp/news/1107/ 国が認定した日初のIR「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備計画」。この広報資料が物議を醸している。 このIRはオリックス株式会社と合同会社日MGMリゾーツとが共同投資する大阪IR株式会社が推進するもの。この資料のなかで、送客施設「関西ツーリズムセンター」のイメージ図に奈良美智《あおもり犬》と酷似した作品が配置されている。 同作は奈良の代表的な立体作品のひとつで、青森県立美術館に設置されているもの。約8.5メートル、横幅約6.7メートルの真っ白

    大阪のIR、奈良美智らの作品を無断使用か。「許可自体を求められたこともない」
    nakex1
    nakex1 2023/04/15
    「一般公衆の見やすい屋外の場所」は細かく考えると結構興味深い。「一般公衆」は演奏権等の「公衆」とは違うのか,「一般公衆の見やすい」と言えなくなるのはどんな状態か。音楽教室裁判では生徒が「公衆」とされた
  • 日本の美術館・博物館では模写ができない? その実情を探る

    の美術館・博物館では模写ができない? その実情を探る欧米の多くの美術館・博物館では認められている作品の模写やスケッチ。しかし、日の美術館・博物館でそうした行為を見ることは多くない。模写をめぐる実情を探った。 文=浦島茂世 先日、博物館でスケッチをしようとした子供が、監視員に咎められたことをその父親が「note」で報告、SNS上で大きな物議を醸し出した。欧米の多くの美術館・博物館で認められているという模写やスケッチは、なぜ日では禁止されているのだろうか? 法律では禁止されていない模写・スケッチ そもそも、日の美術館・博物館で模写やスケッチをすることに関して、法律的にはなんら縛りはない。全国美術館会議 編集、甲野正道 著『改訂新版 現場で使える美術著作権ガイド 2019』(美術出版社)によれば、「作品の写真撮影やスケッチは、個人的な楽しみや研究の目的で行うのであれば、著作権法30条1

    日本の美術館・博物館では模写ができない? その実情を探る
  • アニメ評論家・藤津亮太が会田誠の「戦争画」に見出したもの。なぜ『アニメと戦争』の装丁は「戦争画RETURNS」になったのか

    アニメ評論家・藤津亮太が会田誠の「戦争画」に見出したもの。なぜ『アニメと戦争』の装丁は「戦争画RETURNS」になったのか3月2日に発売されたアニメ評論家・藤津亮太の著書『アニメと戦争』(日評論社)。アニメに登場する様々な戦争の系譜をたどり、社会との関係を問い直す同書の装丁には会田誠《ザク(戦争画RETURNS 番外編)》(2005)が選ばれている。なぜ、会田誠の「戦争画」が同書に必要だったのか、その理由を藤津が綴る。 文=藤津亮太 2月末に『アニメと戦争』(日評論社)を上梓した。戦中から21世紀に至るまで、架空・現実を問わず「戦争」を取り扱ったアニメを取り上げ、そのアプローチの変遷を俯瞰した内容だ。 アニメについて語る書籍のカバーをどうするかはいつも難しい。特定の作品の図版を借りる方法はあるが、費用の問題もあるし、複数作品を扱っているの場合は特定作品だけに看板を預けてしまってよいの

    アニメ評論家・藤津亮太が会田誠の「戦争画」に見出したもの。なぜ『アニメと戦争』の装丁は「戦争画RETURNS」になったのか
  • ゴッホの大規模データベース「Van Gogh Worldwide」が誕生。1000点以上の作品を掲載

    あるようでなかったアーティスト・データベースが誕生した。フィンセント・ファン・ゴッホの作品のみに特化した「Van Gogh Worldwide」だ。 このデータベースは、世界最大のゴッホ・コレクションを誇るオランダのゴッホ美術館と、それに次ぐ規模のコレクションを有するクレラー=ミュラー美術館、そしてオランダ美術史研究所がタッグを組んでローンチさせたもの。ゴッホは生涯に約2000点の作品を残したとされているが、現在このウェブサイトにはその半数に当たる約1000点もの作品データが掲載されている。内訳としては、ペインティングが338点、ドローイングが732点、版画が39点だ。 サイト内では、ゴッホの作品を「年代」「収蔵先」「技法」「素材」「テーマ」などで検索可能。作品詳細画面では、ビューワーによって作品画像をズームで鑑賞できるほか、作品の裏側も見ることが可能。また、展覧会出品歴なども記載されてい

    ゴッホの大規模データベース「Van Gogh Worldwide」が誕生。1000点以上の作品を掲載
  • メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題いま、世界の美術館のあいだで新たなプラットフォームとして注目を集めている、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」。ここに、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館が参戦した。 新型コロナウイルスによる外出自粛が世界的に続くなか、バーチャルワールドとして人気を博しているNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」に、美術館も熱い視線を投げかけている。 中国・北京の私設美術館「木木美術館」(M WOODS)がバーチャル美術館を開館させ、アメリカ・ロサンゼルスのゲティ美術館がゲーム内に作品を飾れるアートジェネレーターを公開するなど、にわかに活気づいている「あつ森」。ここに、世界最大級の美術館として知られるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術館は、同館が所蔵している作品のうち、約

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題
  • 東博など国立3博物館、入館料を値上げへ。「ランニング・コストも賄えない」

    東博など国立3博物館、入館料を値上げへ。「ランニング・コストも賄えない」東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館の3館は、今年4月1日より常設展(平常展・名品展)の料金を値上げすると発表した。 日を代表する博物館である東京国立博物館(以下、東博)、京都国立博物館、奈良国立博物館の3館が、4月1日より常設展(平常展)の料金を値上げすることを発表した。 東博は一般620円を1000円に、大学生410円を500円に値上げ。値上げ幅は最大380円となる。また京都国立博物館と奈良国立博物館は、現行の一般520円を700円に、大学生260円を350円に改定。これまで存在していた団体料金は、3館すべてで一般・大学生ともに廃止される。 気になるのはその理由だ。東博は、総合文化展(常設展)の来館者数が急増しているいっぽう、現在の観覧料では来館者一人当たりの直接的なランニング・コストも賄えていないとい

    東博など国立3博物館、入館料を値上げへ。「ランニング・コストも賄えない」
  • 意外と知らない? パブリック・アートの利用ルール

    アニッシュ・カプーア クラウド・ゲート 2004 ミレニアム・パーク(シカゴ) 出典=Kapoor v. National Rifle Association訴状(*1) シカゴのミレニアム・パークを歩くとひときわ目を引く巨大な銀色の彫刻が見える。アニッシュ・カプーアの《クラウド・ゲート》(通称ビーン(豆))という作品で、すっかり公園のシンボルになっている。 このように、公園などの公共空間に設置される芸術作品を「パブリック・アート」という(*2)。パブリック・アートの特徴として、アートに興味のない人も含めて日常生活のなかで作品が広く一般の人の目にふれることが挙げられる。また、景観との調和が求められ、作品のサイズが巨大なものも多い。 展示期間の観点からすると、(a)パーマネント(恒久的)な作品と(b)テンポラリー(一時的)な作品に分けられる。一般にパーマネントな作品には制約が多く、耐久性の問

    意外と知らない? パブリック・アートの利用ルール
  • 合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション

    アンディ・ウォーホル 花 1964 出典=クリスティーズ・ウェブサイト (https://www.christies.com/lotfinder/Lot/andy-warhol-1928-1987-flowers-6141800-details.aspx) 1964年11月にニューヨークのレオ・キャステリ・ギャラリーで発表されたアンディ・ウォーホルの「花」シリーズ。コレクターの間で大人気となり1000点近く制作されたと言われるこの作品は、じつは雑誌『モダン・フォトグラフィー』1964年6月号に掲載されたハイビスカスの写真をベースとして制作されている。 ウォーホルは他者の写真を自らの作品に取り込んだわけだが、案の定、この作品をめぐり、写真を撮影した同誌の編集長パトリシア・コールフィールドから1966年に著作権侵害で訴えられている。 パトリシア・コールフィールドによるハイビスカスの写真 出典=

    合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション
  • 盗難相次ぐバンクシー作品。ストリートアートはどう守られるべきか?

    盗難相次ぐバンクシー作品。ストリートアートはどう守られるべきか?2019年1月、同時襲撃事件の現場でもあるパリの劇場「バタクラン」に描かれた、バンクシーの犠牲者追悼作品が何者かによって盗まれた。9月には、ポンピドゥー・センター近くの路上に残されたバンクシーのネズミの絵の盗難も発覚。バンクシー作品の価格高騰とともに、各地でそのストリートアートの盗難が相次いでいる。作品/落書き、プライベート/パブリック、違法/合法など様々な論点を有するストリートアートは、どのように守られる/守られないべきなのか? 著書『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』を刊行した吉荒夕記が、バンクシー作品を例にストリートアートとの向き合いかたを論じる。 文=吉荒夕記 2019年9月、パリの現代美術館ポンピドゥー・センター近くの路上に描かれたバンクシーのネズミの絵が盗まれた。ネズミはアーティストの分身として作品によく登場するが

    盗難相次ぐバンクシー作品。ストリートアートはどう守られるべきか?
    nakex1
    nakex1 2019/10/19
    砂浜に描いた絵などと同じで刹那にだけ存在すればいいアートだと思う。他の人が消したり上書きできないようにしようとか,長期間保存しようなどというのは作品の性格に沿わない。
  • 現代美術のオリジナリティとは何か? 著作権法から見た「レディメイド」(1)

    マルセル・デュシャン 泉 1917 撮影=アルフレッド・スティーグリッツ 出典=『ザ・ブラインド・マン』第2号(1917年5月)Khan Academyウェブサイト(https://www.khanacademy.org/humanities/art-1010/wwi-dada/dada1/a/introduction-to-dada)より 現代美術の始まり、マルセル・デュシャンの小便器 現代美術の出発点となったのはマルセル・デュシャンの《泉(Fountain)》(1917)という既製品の男性用小便器を素材として使用した作品と言われる。このような既製品を表現の素材とする手法は「レディメイド」(readymade、英語で「既製品」を意味する)と呼ばれ、ジェフ・クーンズ、ダミアン・ハーストといった今日の現代アートシーンを代表するアーティストもレディメイドを用いた作品を発表している。 しかし、レ

    現代美術のオリジナリティとは何か? 著作権法から見た「レディメイド」(1)
  • 草間彌生の贋作展に財団が抗議。中国各地で開催か|MAGAZINE | 美術手帖

    草間彌生の贋作展に財団が抗議。中国各地で開催か草間彌生が理事長を務める草間彌生記念芸術財団は27日、中国で開催されていた草間の贋作展について「草間彌生の作品展を名乗る贋作展覧会について」と題した声明を発表。主催側に抗議の意思を表明した。 湖南省長沙市での贋作展の様子 Courtesy: YAYOI KUSAMA FOUNDATION 2018年9月以降、中国で「草间弥生×村上隆双联展」などと題された展覧会が開催された件に関し、草間彌生が理事長を務める草間彌生記念芸術財団は抗議声明を発表した。 抗議の対象となったのは、上海市および湖南省長沙市において開催された展覧会で、これらの展覧会では草間の贋作が展示。同財団によると、これらの展覧会は、草間人および同財団の許可を得ることなく無断で開催されたものだという。 湖南省長沙市での贋作展の様子 Courtesy: YAYOI KUSAMA FOUN

    草間彌生の贋作展に財団が抗議。中国各地で開催か|MAGAZINE | 美術手帖
    nakex1
    nakex1 2018/10/29
    本件からの連想で,草間氏の名を騙るのではなくオリジナル作品として展示された場合はドットの組み合わせが著作権で保護できる範囲はどうなるだろう。デッドコピーか類似性をある程度広く認めるか。
  • 美術館の作品売却に「NO」。 美術館長協会、2つの美術館を制裁へ

    美術館の作品売却に「NO」。 美術館長協会、2つの美術館を制裁へアメリカ、カナダ、メキシコの美術館館長によって構成される「美術館長協会(Association of Art Museum Directors)」が、バークシャー美術館とラ・サル大学美術館の2美術館に制裁を科すことを明らかにした。所蔵作品の売却が制裁につながった。 アメリカ、カナダ、メキシコの200人を超える美術館館長によって構成されている組織「美術館長協会(Association of Art Museum Directors、以下AAMD)」が5月25日、アメリカにある2つの美術館に対し、制裁を行うことを発表した。 今回、制裁対象となったのは、ともにアメリカにあるバークシャー美術館とラ・サール大学美術館の2美術館だ。両館は、それぞれ自館の資金調達のために所蔵作品をオークションで売却。バークシャー美術館は13点をサザビーズに

    美術館の作品売却に「NO」。 美術館長協会、2つの美術館を制裁へ
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