米Googleは6月24日 (現地時間)、電力消費モニターサービス「Google PowerMeter」と医療情報管理サービス「Google Health」を終了させることを発表した。PowerMeterは今年9月16日まで、Healthは来年1月1日までとなる。 どちらも「消費者の賢い選択」の実現を目指したサービスと言える。より多くの情報に人々が効率的にアクセスできるようになれば、消費者の選択肢が広がり、省エネや電気代の節約 (PowerMeter)または健康管理の向上 (Health)につながるというのがGoogleの考えだ。どちらも発表直後に大きな話題を呼び、Googleも「2つの製品は影響の大きなモデルとして運用されてきた」と、電力分野と医療分野において消費者にデータを活用する意識を植え付けたことに一定の評価を与えている。だが、同社が当初思い描いたようなサービスの展開には結びつかな