アメリカ大統領選の期間中にトランプ陣営のキーパーソンがロシア当局者に接触していたとされるロシア・スキャンダルにトランプ大統領が「オバマ前大統領は、私が勝利する前にトランプ・タワーを盗聴していた」とツイッターで逆ギレしました。 マイケル・フリン国家安全保障問題担当大統領補佐官が補佐官就任前にセルゲイ・キスリャク駐米ロシア大使とロシア制裁問題を話し合った疑惑で辞任したのに続いて、今度はジェフ・セッションズ米司法長官に駐米ロシア大使との接触をめぐって議会の指名承認公聴会で虚偽証言したとの疑惑が浮上したためです。 簡単にこれまでの経過を振り返っておきましょう。トランプ大統領の選挙アドバイザーを務めていたセッションズは1月の指名承認公聴会で「選挙期間中1度か2度、代理を頼み、ロシアとはコミュニケーションを取っていない」と証言していました。しかし、米紙ワシントン・ポストは1日、セッションズが昨年、駐米
