先月、北海道の沖で見つかった北朝鮮から来た木造船の乗組員が「朝鮮人民軍が作った水産団体に所属し、漁獲量のノルマを課せられ漁をしていた」と海上保安本部などに対し話していることが、関係者への取材で新たにわかりました。 木造船には「朝鮮人民軍第854軍部隊」とハングルと数字で書かれたプレートが掲げられていて、海上保安本部などが調べていますが、部隊の情報をはじめ詳細については確認できていません。 こうした中、乗組員の一部が「朝鮮人民軍が作った水産団体に所属し、漁獲量のノルマを課せられ漁をしている」と海上保安本部などの調べに対し話していることが、関係者への取材で新たにわかりました。 また警察などの調べで、10人いる乗組員の一部が島に上陸した際、小屋からテレビなどの家電製品や発電機が持ち出されていたことが明らかになっています。 警察や海上保安本部では、引き続き乗組員から話を聞いて、軍との関わりや上陸し