英語版はこちら。 OOCSSとは異なり、CSSでちゃんとオブジェクト指向を実現するための方法について解説します。 0. まず「オブジェクト指向」とは 「オブジェクト指向」はIT業界を支えている重要なパラダイムのひとつで、JavaScriptを含む様々なプログラミング言語でサポートされています。特徴としては「型」や「クラス」といった雛形を持ち、雛形から生成された「インスタンス」とクラスとを区別します。 クラスとインスタンスとを区別することで、長期的にメンテナンスしやすいプログラムにすることができます。クラスを修正したり、インスタンスに変更を加えたり、それぞれ自由に拡張できます。 こういったオブジェクト指向プログラム言語(OOPL)に共通の特徴は、CSSでは見られることがありませんでした。2008年にOOCSSという手法が登場した後もです。 それも今日でお終いです。さっそく見ていきましょう。
