「日本医師会よりも歴史が古い、(日本における女性医師第一号の)荻野吟子からはじまった会なんです。このメンバーのところに(甲状腺がんの子ども達が相談に)行けるというのが、私の夢だったんです」と語ったのは青木正美医師だ。 青木医師は、「 3・11甲状腺がん子ども基金 」(以後、「基金」)の顧問で、47都道府県に支部のある「 日本女医会 」の東京都支部連合会の副会長でもある。 今年4月からは同支部連合会長の渡邉弘美医師を誘って、共に基金の療養費給付事業「 てのひらサポート 」の電話相談(★)も受けている。 青木正美医師(7月18日筆者撮影) 「東京支部でやっているなら、お手伝いするわと、日本女医会か基金に寄付をくださることになった。」(青木医師) 「心細い思いをしないように」 7月18日には日本女医会東京都支部連合会が納涼会に合わせて、東電事故以来、甲状腺検査を行ってきた牛山元美医師(基金顧