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注文内容、住所など「1件500円」で客の個人情報を販売…!背景には「配達報酬減額」ウーバーイーツ配達員のあいだで広がる、ヤバすぎる「闇バイト」 街中の公園に呼び出されて 事実、フリーランス協会が公表している'24年の「フードデリバリー配達員実態調査(速報値)」によれば、週40時間以上稼動するフルタイム配達員は、前年の21・2%から26・1%に増加している一方、1週間の平均報酬額を「10万円以上」と答えた配達員は同8・1%から5・5%に減少している。つまり、専業配達員では食えなくなってきているのだ。 そのため配達員たちは、「チップ払うからコンビニでアイス買ってきて」、「玄関に置いてあるゴミ出しておいて」などと、通常の配達業務以外をアプリ上のダイレクトメールで注文者から依頼されることもある。 本来の業務外の依頼を引き受けて報酬を得ることはウーバーをはじめ多くのフーデリサービスで禁止されているが
【独自】フジテレビ社員集会の一問一答「なぜいま辞任しないんですか?CMがゼロになります」《涙のフジ社員説明会1・23》 「今ニュース速報で出ればスポンサーも理解」 1月23日、フジテレビの社員説明会の重要部分を紹介しよう。この日、港浩一社長・嘉納修治会長会長の退陣表明を社員が求め、押し問答が繰り返されていたことがわかる。とりわけ批判を浴びたのがフジテレビで「一強支配」を築いてきた日枝久相談役をはじめとした経営陣たちだった。 《前篇 「この場で社長会長が辞任してくれないとドラマが止まる!」悲痛のフジテレビ社員集会の一部始終》からあわせてお読みください。 別の社員もここで「加勢」してこう発言し、経営陣の即時の総辞職を求めた。 「社員としては受け止めました。ただ、対外的にどういう意味かは、(ニュースの)見出し一つで決まる。またこの週末をまたいで、というのはあり得ないだろうと考えます。 もし今ニュ
「好感度が低い男性タレント」ランキング…!ワースト1位の「超有名MC」と、2位にランクインしてしまった「大人気イケメン俳優」の名前 本誌が独占入手したのは大手広告代理店が行った芸能人イメージ調査の最新レポート。数十ページに及ぶその極秘資料に記されていたのは、冷酷なまでに数値化された男性タレントの「好感度」だった。 人気と好感度は比例しない 芸能人はイメージが命だ。知名度は十分なのに、好感度が低く、スポンサーが出演番組への出資やCM起用に二の足を踏む……なんてことはよくある話である。 テレビ番組ではよく見るが、じつはそこまで好かれていないタレントは案外少なくない。今回、本誌が入手したのは、大手広告代理店が、20~40代の一般女性3000人を対象にアンケート形式で行った「芸能人イメージ調査」の極秘レポートである。 「我々がタレントごとのCMの年間契約料をスポンサーに提示するにあたり、四半期に1
【独自】「この場で社長会長が辞任してくれないと月9ドラマが止まる!」悲痛のフジテレビ社員説明会の一部始終《緊迫の1・23ドキュメント》 「スポンサーが帰ってくれる保証がない」 1月23日、元SMAPの中居正広さんが「芸能界引退」をファンクラブ向けのウェブサイトで表明した。記者会見などを行っておらず、SNSでは《中居は逃げた》《ずるいやり方だ》など、批判が相次いだ。 このコメント公表の当日夜、フジテレビは社員向けの説明会を開催した。会場に続々と集まった社員が挙手し、怒号や拍手が飛び交ったこの説明会は、4時間30分にもわたった。冒頭では、「本日の説明会の撮影、録音は禁止とさせていただきます」と発表された。 制限をかけたクローズドな記者会見が批判されている最中にもかかわらず、この社員説明会もまた「管制を敷くんだなと思った」と語るのは、フジテレビの関係者・Aさんだ。フジの対応に憤り、当日の説明会の
ヨーロッパ哲学の最大の難問=認識論の謎を解明した20世紀哲学の最高峰といわれるフッサール現象学は難解で知られるが、じつは「知識ゼロ」の人ほど正しい理解にたどりつきやすいかもしれない。なぜなら、フッサール現象学が難解とされてきた理由は、フッサールのテキストが難解ゆえに、誤解と無理解にさらされてきたからだ。 しかし、その本質を「適切に」追いつめれば、じつはフッサールの根本構図はきわめてシンプルだ。誤解にまみれた先入見がなければ誰でも把握できる。 現象学の根本方法は、フッサールの主著『イデーン』の解読と正しい理解なしには把握できない。 このたび、哲学者の竹田青嗣氏と、早稲田大学商学学術院教授の荒井訓氏が、現象学のエッセンスを一般読者が理解できるように可能なすべての努力を払った『超解読!はじめてのフッサール『イデーン』』が刊行された。現象学の予備知識ゼロの人、あるいは現象学に挫折した人は、本書を
残された「妻」を直撃すると 渋谷被告が複数の「妻」を引き連れてホームセンターなどを歩く姿は近隣で名物となっていた。だが、昨年暮れに目撃された渋谷被告の姿は別人のようだったという。 「昨年12月暮れの夕方、自宅前で渋谷さんが女性と2人でタクシーから降りる姿を目撃しましたが、憔悴ぶりは甚だしく、女性が渋谷さんの体を抱えるようにして自宅内に連れて行きました。女性に支えられてどうにか歩けるという状態でした」(目撃した男性) 渋谷被告が死亡したのは1月19日夜。翌20日は東京地裁立川支部で判決が言い渡される予定だった。9人いる「妻」の一人で、犯行を手助けしたとして一緒に逮捕された千秋被告も昨年、自宅で亡くなっていたという。
司馬遼太郎の見識 2020年代に入ってから、疫病に戦争と、さまざまな災厄が世界に降りかかっています。 少し目線を高くして、巨視的にものごとを見る必要を感じる機会や、「歴史に学ぶ」必要性を感じる機会が増えたという人も多いのではないでしょうか。 「歴史探偵」として知られる半藤一利さんは、なぜ日本が無謀な戦争に突っ込んだのかについて生涯にわたって探究を続けた作家・編集者です。 半藤さんの『人間であることをやめるな』(講談社文庫)という本は、半藤さんのものの見方のエッセンス、そして、歴史のおもしろさ、有用性をおしえてくれます。 本書には、作家・司馬遼太郎の見識の鋭さを紹介する章があります。司馬が『坂の上の雲』に記した名フレーズを、その歴史的背景をおぎないつつ解説するという趣向で、たとえば、明治期の日本に蔓延していた空気について、以下のように解説しています。勝海舟の言葉が印象的です。 『人間であるこ
日々、踏みつけて気にも留めない土。じつは、この土がなければ、生命は誕生しなかった可能性があるという。それだけではなく、土は生物の進化や恐竜の絶滅、文明の栄枯盛衰にまで関わってきた。生命進化に限らず、食糧危機、環境問題、戦争……いま人類が直面しているリスクは、「土」から見ると新たな景色が見えてくる。 土を主人公に46億年の地球史の新たな一面を明かした『土と生命の46億年史』が発売後、大きな反響を呼んでいる。長年、土一筋で研究を続けてきた藤井一至さんが明かす、いま私たちが知っておかなければならない「土の話」とは。
なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。 民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が13刷ベストセラーとなっている。 ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みした」「熱意に胸打たれた」「泣いた」という読者の声も多く寄せられている。 遺骨行方不明の要因3「先に遺骨を収容した日本人たちがいた」 戦後初の硫黄島遺骨調査団の前に、まだ一定程度しか風化が進んでいない膨大な遺骨と向き合った日本人集団が存在した。一般に知られていないその事実を知れたことも、報告書を開示請求した成果の一つだった。 1952年調査団報告書の「第7」の項目は「■の好意」という表題だった。■の部分は開示文書では黒塗りだった。民間人の集団名がそこに記されていると推察された。報告書によると、調査団の活動は〈この島の作業を担任
議論が行われてこなかった静岡県の水資源補償 岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町のリニア中央新幹線日吉トンネル掘削工事現場周辺の水位低下や地盤沈下が発生したことを受けて、JR東海は1月18日に住民説明会を開き、「トンネル工事が原因の可能性が高い」ことを初めて認めた。 昨年2月20日に日吉トンネル工事現場近くに設置された観測用井戸の水位低下が発覚した。その後、大湫地区の5カ所ある共同水源のうち1カ所で水源の枯渇、他の2カ所で水位低下が確認された。 JR東海は5月に工事の中断を発表したが、日吉トンネル工事と地盤沈下、水位低下との因果関係を、問題発覚から約1年は認めていなかった。 同様の他地域でも起きている。昨年10月、東京都町田市の第一首都圏トンネル掘削沿線で地下から水や気泡が湧出。JR東海は調査の末、昨年暮れにシールドマシンによる掘削工事が原因である可能性が高いと周辺住民に説明した。 リニア沿線で
夏目漱石も嘆いた 2020年代に入ってから、疫病に戦争と、さまざまな災厄が世界に降りかかっています。 少し目線を高くして、巨視的にものごとを見る必要を感じる機会や、「歴史に学ぶ」必要性を感じる機会が増えたという人も多いのではないでしょうか。 「歴史探偵」として知られる半藤一利さんは、なぜ日本が無謀な戦争に突っ込んだのかについて生涯にわたって探究を続けた作家・編集者です。 半藤さんの『人間であることをやめるな』(講談社文庫)という本は、半藤さんのものの見方のエッセンス、そして、歴史のおもしろさ、有用性をおしえてくれます。 本書には、作家・司馬遼太郎の見識の鋭さを紹介する章があります。司馬が『坂の上の雲』に記した名フレーズを、その歴史的背景をおぎないつつ解説するという趣向で、たとえば、明治期の日本に蔓延していた空気について解説しています。 【前編】「勝海舟は、なぜ「日清戦争に反対」したのか…現
「好感度が低い男性タレント」ランキング…!ワースト3位になった「まさかのアイドル」と、「好感度芸能界最強」に輝いた「超人気芸人」の名前 本誌が独占入手したのは大手広告代理店が行った芸能人イメージ調査の最新レポート。数十ページに及ぶその極秘資料に記されていたのは、冷酷なまでに数値化された男性タレントの「好感度」だった。 前編記事『「好感度が低い男性タレント」ランキング…!ワースト1位の「超有名MC」と、2位にランクインしてしまった「大人気イケメン俳優」の名前』より続く。 意外なランクイン 旧ジャニーズからまさかのランクインとなってしまったのが、ワースト3位の中居正広(51歳)である。知名度は99%と全タレントの中で堂々のトップだったが、肝心の好感度は35%と振るわなかった。 「アイドルにしては、やや擦れた印象がある」との意見が散見されたが、もっとも多かったのは「人をいじったり、小馬鹿にしたり
注文内容、住所など「1件500円」で客の個人情報を販売…!背景には「配達報酬減額」ウーバーイーツ配達員のあいだで広がる、ヤバすぎる「闇バイト」 配達だけでは満足に稼げない 「ウーバーイーツでーす」 都内のマンションのエントランスで、インターフォンに向かってそう名乗ると、相手からの返答はないままオートロックのガラス扉が開いた。配達先の部屋は4階だが、エレベーターを待つ時間を節約するため、階段を駆け上がる。 配達先の玄関前に辿り着くと、注文の品を廊下に置き、配達員用アプリの画面で「配達済みボタン」を押して任務完了—これは、ウーバーイーツなど複数のフードデリバリー(以下、フーデリ)サービスに登録して生活費を稼ぐ30代のフルタイム配達員・K氏が日夜繰り返す配達業務の一例だ。 しかしその直後、K氏には「別の業務」が待っている。その場でスマホを操作し、たったいま完了した配達の注文内容や届け先住所が書か
プシュ。小気味いい音を鳴らして、冷えた液体を喉に流し込む。安くて手軽。気づくと、もう数本空けている。わかっちゃいるけどやめられない。 じきに、酒量が増えたことに気づく。酔い方もひどい。そういえば最近、お酒のことばかり考えているような……。こうなってしまったら危ない。自分の意思では止められないアルコール依存症。その底なし沼から生還を果たすには、何が必要なのか。 根岸康雄さんの新刊『だから、お酒をやめました。』には、お酒を飲むすべての人が知っておくべき「アルコール依存症のリアル」が描かれています。その実態とは? 前編記事『一流企業に勤める夫、私学に通う二人の娘…理想的な家庭が崩壊したきっかけとなった「全裸の写真」』より続く。 母親の焼身自殺 暮れも押し詰まった12月29日の朝の4時頃だった。家の電話がけたたましく鳴った。 こんな時間に……。涼子の脳裏に不吉なものが過る。 「ね、姉さん!家が燃え
「世界最強の軍事大国」と呼ばれるアメリカ。第二次世界大戦後、29回の戦争に参加し、その勝率は6割。主要な戦争に絞れば惨憺たる戦果もある。なぜ、史上最大の軍事力を持つ国が、その影響力の行使において地理的な制約を受けるのか。その答えは、アメリカを守る「海」にあった……。 地政学動画で平均150万回再生を記録する社會部部長が、不変の地政学の法則を解説した『あの国の本当の思惑を見抜く地政学』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成してお届けします。 「最強の国」アメリカは実は弱い? 世界の勢力均衡を考える上で重要なのは、「アメリカの弱さ」を知ることです。海がアメリカを他の大国から守っているならば、その逆もまた成立します。つまり、海は他の大国をアメリカから守っています。海があることで、アメリカは他国を簡単に攻められません。 現代の世界で、多くの国がアメリカを怖がっていない理由は、海がアメリカの勢力を抑
年商「333億円」企業へと成長 「重度のアルコール中毒だった母はどこの専門病院からも入院拒否をされ、私が小学2年生の頃に自殺未遂を図りました。血だらけの浴室に倒れていた母親を発見して、私が警察に通報したのですが、細かな記憶があまりないんです。子供ながらに冷静に務めようとしていたんでしょうが、内心は気が動転していたんだと思います」 そう自らの幼少期を振り返るのは『イモトのWiFi』や『にしたんクリニック』で知られるエクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長(54)だ。(以下、「」は西村氏) 西村氏が前身となるインターコミュニケーションズを立ち上げたのは1995年。25歳の頃だ。2年後には海外用WiFiレンタル事業を開始し、2012年に『イモトのWiFi』事業をスタート。 2019年には美容医療を中心とした『にしたんクリニック』を開業させ、現在では年商333億円、従業員数500人以上を抱える企
初心者でも覚えやすい簡単フレーズながら確実に伝わる英会話を提案している、人気オンライン英会話スクール講師・mamiさんによるFRaU web連載「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」(毎週金曜更新)。 スーパーのレジ前で会計を待つときや駅で電車の切符を買うときなど、列に並ぶことがありますが、並んでいるのかそうでないのか微妙な立ち位置の人に「並んでいますか?」と聞くことがありますよね。英語だと「Are you in line?」と言いますが、もし自分が聞かれる側だったら、何て返しますか? 今回は、「Are you in line?」に対する返答フレーズを紹介します。 今までの英会話レッスンはこちら▶︎ ★mami流・英語を話すときの心得★ 「間違えないように言わなきゃ」と気負う必要は全くありません。一番大事なのは「相手に伝えること」。カタコト英語でも問題ナシ! 「英語がしゃべれないから……」
多くのAI関係者が「悲観的」だが OpenAIのサム・アルトマンCEOは年頭に公開された米ブルームバーグとのインタビューで、「AGI(筆者注;Artificial General Intelligence:汎用人工知能)は今度のトランプ大統領在任中に実現されるだろう」とする予想を述べた。 これとほぼ同じ頃、同氏自身のブログでも「我々(OpenAI)は今やAGIの構築方法を見出したと確信している。2025年はAIエージェントが労働力に加わることを人類が初めて目撃する年になるだろう」と記している。 実はAGIの定義はAI専門家によって千差万別だが、OpenAIの公式ブログではAGIを「経済的に最も価値のある仕事において人間を凌駕する高度に自律的なシステム」と定義している(https://openai.com/ja-JP/charter/?utm_source=chatgpt.com)。 つまり
強盗や詐欺に利用されている可能性も…!ウーバー配達員の間で「客の情報を売る闇バイト」が横行…その怖すぎる使い道 前編記事『注文内容、住所など「1件500円」で客の個人情報を販売…!背景には「配達報酬減額」ウーバーイーツ配達員のあいだで広がる、ヤバすぎる「闇バイト」』より続く。 客の情報を何に使うのか 利用者の個人情報が売買されている状況をプラットフォーマーは認知しているのか。フードデリバリー国内最大手のウーバーイーツを運営するUber Japan株式会社に聞いたところ、以下の回答があった。 「(配達員から)個人情報を得て悪用しているという事象が発生していることは認識しておりません。(中略)なお、ウーバーイーツにおいて注文者は氏名を自由に設定でき、また、ウーバーイーツにおける注文の多くは、玄関先に商品を置く『置き配』が指定されており、アプリ上でも注文者の容姿や家族構成は配達パートナーに伝わら
フジテレビ騒動に苦しむ現場社員の声 「社長の会見があるまでは、ここまでの事態になるとは思いませんでした。いまは出社するのも気が重いし、人にフジテレビに勤めてるって言えないですよ」 これは30代のフジテレビ社員の声だ。会社の窮地に動揺を隠せないでいるが、同時に社長に対しても落胆しているという。 「あんな不誠実な会見をするとは思いませんでした。誰が見ても、火に油を注ぐような受け答えで、何を考えて、こういうバカなシナリオにしたのか、ガッカリしました」(同) 中居正広による「女性トラブル」は、被害女性がフジテレビの社員であったことで、タレントひとりのゴシップにはとどまらず、局の経営危機にまで広がった。幹部社員が関与していると報じられている話は局側が否定しているものの、事態をさらに悪化させたのは、局側の対応とその象徴である社長の会見だった。 社内外の両方で不満と批判が渦巻いていたにもかかわらず、1月
外遊から帰国した直後、記者の電話取材に応じた石破総理。その声色には総理就任前にはない切迫感があった。今、日本の宰相が考えていることとは―。 「バカなことを……」 「はい、なんでしょう?」 1月12日未明にマレーシアとインドネシアへの外遊から帰国した石破茂総理大臣。その日の夜に本誌記者が電話を入れると取材に応じた。 ―外遊お疲れ様でした。 「本当に疲れるね」 ―そろそろ政権運営も落ち着いてきたのでは? 「バカなことを言わないでください」 ―やはり総理大臣の大変さは実際にやってみないとわからないものですか? 「そりゃそうですよ。次から次にいろんなことが起こって、やらなきゃいけないことが多すぎる。今はロサンゼルスの山火事に対して、日本政府として何ができるか考えているところです」 真剣味のあるその声色からは、少しの時間も惜しいという切迫感が伝わってきた。 年末年始は佳子夫人と東京・紀尾井町のホテル
【独自】「斎藤知事最大のスキャンダル」兵庫県がひた隠す衝撃のリストを公開…自殺県議が死の直前まで記者とやりとりした「寄付金額リスト」の全実名・全金額 また死人が出るのか? すると立花氏は自身のYouTubeで先の発言を削除し、 「県警本部長が県議会で(竹内氏の)逮捕の事実、逮捕、任意の事情聴取があったことについては全面否定されました。私自身、事実と異なることをインターネットで発信したことについて謝罪させていただきます、申し訳ございませんでした」 と謝罪をした。 「竹内氏逮捕なんて話はまったくない。斎藤知事の一連の問題で、雑談程度であるが、顔見知りのうちの者が百条委員会の日程、進行など、警備の関係もあり聞いていたほどだ」 立花氏のSNSを発端に、さらに竹内氏の名誉が毀損され、デマが拡散しているのだ。 元県民局長の弔問にも、まだ行っていないと記者会見で答えている「冷徹」な斎藤知事。竹内氏死亡を
新型コロナウイルスの感染蔓延に対し、政府は担保なし、金利なしの「ゼロゼロ融資」によって資金を供給し、その間企業の倒産は急減した。しかしそんな「あぶく銭」はいつまでも続かない。 時代の変化に応じてビジネスモデルを変えられなかった企業は、円安、資源高、人件費の高騰などに見舞われ、たちまち資金繰りに窮することになった。そしていままた、破産、会社更生法・民事再生法適用など様々な形での倒産が急増している。 60年にわたって「倒産」の現実を取材・分析しつづけてきた日本最高のエキスパート集団が、2021~2024年の細心の倒産事例をレポートした『なぜ倒産 運命の分かれ道』から連載形式で紹介する。 パン・洋菓子店経営 ベルベ コロナ禍でも都内や神奈川県に新規出店を続けていた株式会社ベルベが、2021年11月9日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。代表の連絡難をきっかけに事態が急変し、倒産後に明らか
タレント・中居正広の女性トラブル問題を発端に、フジテレビが窮地に立たされている。渦中の中居は1月23日に突然、引退を発表した。 その一方、フジテレビではスポンサー企業のCMの差し止めや見直しが続いており、その数は75社以上にのぼっている。このままスポンサーが離れるとフジテレビはどうなるのだろうか――。前編記事『中居正広「芸能界引退」のウラで…フジテレビの「自滅行為」と問われる「責任」』に引き続き、専門家に聞いた。 75社以上がCMを差し止めする異常事態 テレビ局の主な収入源は、番組と番組の間のCMだ。 つまりCM収入がなくなれば、番組の予算は減る。 フジテレビの場合、「タレント頼み」の番組作りを重視してきたことから、ギャラの高いタレントへの出演は難しくなる。そうなれば視聴率はさらに低迷し、スポンサー離れに追い打ちをかけることに。スポンサー離れという負のスパイラルが続けば、あっという間に経営
やっぱり「5%成長」と発表したが 1月17日、中国国家統計局は2024年のマクロ経済統計を発表した。それによると、2024年の実質GDP伸び率は5%だったといわれた。おそらく5%前後と発表されるだろうと事前に思っていたが、実際に5%と聞いてやはり驚きを隠せなかった。IMFなどの国際機関と欧米の投資銀行のアナリストたちの事前予測では、いずれも5%未満の成長だった。 同統計局が公表した同年1-9月期の経済成長率は第1四半期5.3%、第2四半期4.7%、第3四半期4.6%と下り坂を辿るものだった。しかし、第4四半期は5.4%に跳ね上がった。確かに、中国政府は暮れに一連の景気刺激策を発表した。12月の経済工作会議では、中立的な経済政策を「積極的な財政政策と適当な金融緩和」へと大きく舵が切られた。しかし、これらの政策パッケージのほとんどはまだ実施されておらず、2025年3月の全人代で予算が承認されて
変わる「セールストーク」に隠された秘密 私は、1994年に住宅業界に身を投じた。バブル崩壊後のデフレ時代の入り口で、まさに「失われた30年」のスタートラインだった。 前編『「昭和のステータス」が滅びゆく住宅業界に「令和の新常識」が台頭していた…!若者たちが始めている「かしこい家の選び方」』では、昭和のステータスともいえる「注文住宅」が鳴りをひそめ、いわゆる建売の「分譲戸建」が活況を呈している状況を説明してきた。そうした時代の住宅選びは、“かしこく妥協”することが、ポイントである。
「昭和の家選び」の終焉 私は、1994年に住宅業界に身を投じた。バブル崩壊後のデフレ時代の入り口でまさに「失われた30年」のスタートラインだった。 そのため、バブルの残り香を感じさせる「昭和の家選び」とデフレに沈んだ「平成の家選び」を経験してきた。 「いつか、わが城を持ちたい」「自分の城を設計段階から考えて、オーダーメイドの住処を持ちたい」という野心的な「昭和の家選び」も肌感覚で知っている。その代表格である「注文住宅市況」が低迷していることを、前回の寄稿で紹介した。注文住宅は、苦境に陥っているどころか、業界の構造が変わったことですでに絶滅危惧種となっている。 一方で、いわゆる建売の「分譲住宅」のマーケットはどのようになっているのかを探ってみたい。注文が苦境に立たされるなか、分譲住宅市場は底堅く推移していると言ってよい。 今回は、その背景を探っていこう。きっと、これから家を買おうという人にと
タレント・中居正広の女性トラブル問題を発端に、フジテレビが窮地に立たされている。渦中の中居は1月23日に突然、引退を発表した。その一方でフジテレビではスポンサー企業のCMの差し止めや見直しが続いており、その数は75社以上にのぼっている。 中居正広が突然の引退発表 フジテレビの社員が、中居と女性との飲み会をセッティングし、その際に「不適切な接待」があったことが報じられて以降、大騒動となっている。 すでにレギュラー番組が打ち切られることが伝えられていた中居は、1月23日に自身のファンクラブサイトを通じ、芸能活動の引退を突然表明した。 《私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。なお、会社であります【(株)のんびりなかい】につきましては、残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します》 文中ではトラブルのあった女性や関係者に向けても謝罪し、ファンに向けては、 《ヅラ(※フ
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