保守的な関西人は「東京の真っ黒なうどんなんか食えるかい」とうれしそうに悲鳴を上げる。 筆者も東京に来てうどんに違和感があり、そばばかり注文してたのだが、最近本当に黒いうどんに出会った。ここまでくるとむしろこれがうまいのではないかと思い直した。 これでハマった。もっと黒い、もっと黒いうどんを見てみたい。

島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。(動画インタビュー) 前の記事:対決!パシリVS編み物~編むのと買ってくるのどっちが早いか > 個人サイト それにつけてもおやつはきのこ デジタルの製版機ってなんだ シルクスクリーン印刷の新しい製版機を試用させてもらえることになった。 そもそも「シルクスクリーン印刷」を使うとどんなものができるのかというと、こんな感じ。布や紙だけじゃなく、金属やガラス、それ以外の素材にもプリント可能だ。 メッシュのシートの裏側にインクを乗せてプリントする 靴下もいいなぁ 今回使わせてもらうのは、自分で作ったデータを送るとスクリーン印刷用のマスターが製版できる機械だ。 こんなプリンターみたいな製版機は、これまで業務用としては存在していたが、プ
小学校低学年の息子がいる。水泳が好きで週末によくプールに連れていくのだが、ある日の帰り道、路上で急に立ち止まり、何かを拾い上げた。 「おとうさん、ダイヤひろった!」 子供の手のひらに、大きさ5ミリに満たないほどの、しかし例のあの形にカットされた、キラキラ光る石が乗っていた。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:「こんな俺でもUMAのモデルに」ジェネレーター > 個人サイト nomoonwalk そのダイヤっぽい石(ここでは便宜的にダイヤと呼ぼう)は、それ以来、子供の宝物入れに大事に保管されている。 もらいものの中国茶の缶が子供の宝物入れ 中に
2013年から、YouTubeチャンネル『無駄づくり』を開始し、無駄なものを作り続ける。 ガールズバーの面接に行ったら「帰れ」と言われた(動画インタビュー) 前の記事:Emojiに描かれた弁当を作って食べる一週間 > 個人サイト 無駄づくり 今一番作りたいものがある 映画館で上映前に「NO MORE 映画泥棒」という映像が流れる。見たことがない人に向けて説明をしよう。なんでも、映画館で上映されているものをビデオカメラで録画してインターネットにアップロードする人や、その違法にアップロードされたものを見る人がいるらしいのだ。許せないよね。映画泥棒は、それらの行為の違法性の周知やその啓発を促す映像となっている。 登場人物は全員頭が無機物になっており、映画館で盗撮をする「カメラ男」は、人間であれば頭がある部分がビデオカメラだ。そのカメラ男を捕まえる「パトランプ男」は、頭がパトランプになっている。頭
以前、都内の日本酒専門の立ち飲み屋を走って回りながら日本酒を飲む「日本酒を飲みながら走るマラソンをやったらとても楽しかった」という記事を書きました。たいへん楽しい走りでした。 あの企画はフランスボルドーで実際に行われている、ワインの蔵にエイドがあって、蔵のワインが提供されるマラソン大会「メドックマラソン」を真似てやっています。 日本でも。しかも都内から急行電車で1時間ぐらいの距離の所で、似たような事ができる町がありました。日本酒だけでなく、ワインも、ビールも飲める町です。実際に飲みながら走ってみました。たいへん楽しかったです。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:「天下一品」発祥の地にはぼくらの知らないメニューがありました おもちゃ屋がまだまだ町にあふれて、放課後や休日には子どもたちが押し寄せていた2001年、私は小学校6年生、クラスではコロコロコミック派よりも週刊少年ジャンプ派が多くなってきた、大人の階段を登りはしめた頃の話である。 クラスの男子全員が遊戯王というマンガ原作のカードゲームに熱中し、おこづかいの全てをカードダス(ガチャガチャの1回100円で5枚ぐらい出てくる)に使っていたとき、どうしてもとなりに置いてあったオカルトのカードダスに興味出てしまった。 それから2カ月間ぐらい頑張って集めていたが、急にそのカードダスがなくなってしまった。どうやら人気がなくて撤去
僕は光るものにめっぽう弱い。光るものを見つけるとついつい欲しくなってしまう。そうなる理由を説明するのは難しいが、たぶんDNAに刻まれた本能なのではないかと思う。 さて、そんな僕が最近気になってしかたがないものがある。ウランガラス(あるいはワセリンガラス)というものだ。 上の写真は同じウランガラスの盃を撮影したものだが、左が普通の光を当てている状態、右がブラックライトをあてた状態である。ご覧の通りブラックライトを当てた状態だとまるで魔法のアイテムのように光を放つ。 凄く気になったのでこのウランガラスの世界を覗いて来た。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:名古屋の松屋にはきしめんがあるし、ローソンにはハブ酒がある その前に天下一品(通称天一)に出会ったときの話を聞いてほしい。 あれは、徹夜が続いて満足にご飯を食べていないときだった。作業が一段落し、何か栄養があるものを食べようと来たのが天下一品だった。人生で初めての天下一品である。 お腹が減っているのでラーメンだけでは物足りない、ライスも食べたい、何かおかずも食べたい、その瞬間、目に入ってきたのが豚キムチだった。豚キムチ定食と初めての出会いである。 豚キムチとライス、ラーメンを同時に口の中に入れたとき、衝撃が走った。栄養が全身に駆け巡り、活力が心の底から湧き出てきて、カウンターの席に光が差してきた気がした。 天一
どうも、ライターのスズキナオとパリッコによる、ただ酒を飲むだけのユニット「酒の穴」と申します。 我々は常日頃から「こんな場所でお酒を飲んだら、こんなシチュエーションでお酒を飲んだら、楽しかったり心地良かったりするのではないか?」という、酒のあらゆる可能性を探求しております。 そして、これまでに行ってきた飲酒活動の中でも、誰にでもおすすめしたいのが「チェアリング」という遊び。 今回はその魅力を、油断すると脱線しがちな対談形式でお伝えできればと思います。 ※この記事はとくべつ企画「外でやる」のうちの1本です。
もとより工作が好きで『できるかな』を愛視聴していたぼくは、箱庭世界を自由にくみたてることができるレゴブロックというおもちゃに、たちまち夢中になった。 その後、レゴが大好きになり、デパートに行くたびにあの手この手でレゴをねだった。一度などは、消防署のレゴがどうしても欲しくて、パープルタウン(※鳥取県倉吉市にあるショッピングセンター)のおもちゃ屋で号泣したのを覚えている。 そのときは、「レゴはだめだけど、花火を買ってやるから、泣くのはやめろ」という妥協案を提示されたが、消えてなくなる花火よりもレゴの方がいいとさらに号泣。その結果、ゲンコツをくらったうえに、何も買ってもらえず家に連れもどされた。 たしかにいま考えると、号泣というのは悪手であることにちがいない。しかし、ゲンコツはやりすぎだし、レゴの代替として花火はない。おもちゃとしてのベクトルが違う。 はっきりいってこの件では、まだ親を許していな
この永正寺がかつて開発したチンポンジャランは禅宗の葬儀の鳴り物を一人で担当できる楽器であった。一見、大道芸かと勘違いするユーモラスさだが、一人でできるので葬儀が安く済むらしい。 「企業ならその一瞬だけ売上を上げればいいですが、お寺は50年100年のお付き合いですから葬儀で生活が困窮されてしまっては困るんですよ。」 と副住職の中村建岳さんは言った。つまりはちゃんとした気持ちで新しく色々やってるお寺だ。 今回その中村建岳さんからまた連絡が入った。構想十年、念願の「どこから見てもこっちを向いてる仏像」を作ったと。 さあ、今度はまったく意味がわからないぞ。仏像にそんなモナリザや音楽室のベートベンの怪談みたいなおもしろ要素が必要なのだろうか? もしかしてふざけてるのではないか? そんな疑いを抱えて江南市に再びやってきた。
スーパーに行くと「♪ポポポポポ~ポポポポポ~」とやけに耳に残る音楽が流れていることがある。特に覚える気も無いのに、うっかり1コーラス口ずさんでいる自分にハッとする。 あの曲は「呼び込み君」というマシーンが流していると聞いた。そういえば白いボディをちらっと見たことがある。いったいどういう目的で作られた製品なのか。直接メーカーに話を聞いてきた。
ガイドブックに頼らずに、地元の人にお薦めの場所を聞いて周る旅はたのしい。 どんなところにたどりつくか分からないドキドキと、地元の人しか知らないような情報が得られて嬉しいからだ。 今回やってきたのは牛タンとずんだ餅で有名な宮城県仙台市。いったいどんな旅になるのだろうか。 ※これまでいろいろな場所で取材をした記事を読めば誰もが知ったかぶりできるはず。「知ったかぶり47」は、デイリーポータルZと地元のしごとに詳しいイーアイデムとのコラボ企画です。 愛知編:名鉄のナナちゃん人形の股を覗いてはいけない~地元の人頼りの旅 in 名古屋~ 鳥取編:まさか鳥取でうどんを食べるとは~地元の人頼りの旅in鳥取市~ 滋賀編:彦根の心霊スポットが本気で怖い~地元の人頼りの旅in滋賀県~
衝撃的だった、東日本でカールの販売が終了するというニュース。 ド定番のお菓子「カール」がなくなる日が来るなんて、これからどうやって生きていけばいいか分からないよ! ……という人たちのために、これからも購入することができる「カールっぽい」お菓子を検証してみました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:「ペヤング」といったら「やきそば」じゃなくて「ヌードル」でしょ!? > 個人サイト Web人生
よく、ファンタジーなアニメや映画で光る魔法陣があらわれるシーンがあるだろう。地面や空中など様々なところに魔法陣があらわれるのだ。 あれ、かっこいいなーってずっと思っていた。 自分でもやってみたい。でも方法がわからない。 PhotoShopを使えば簡単だけどつまんない。 そんなある日、合成なしでやる方法を思いつきました。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:蠱毒ヨーグルト > 個人サイト keiziweb DI
私事ながら、少女漫画家の栗原まもるさんと2015年10月に結婚しました。今さらもう1年半前の話だ。 互いにフリーランスということで、結婚式も何もそれらしいことをせぬままダラダラ仕事をしていたら、あっという間に1年半が経ってしまった。 僕も妻も、モチベーションが上がらない限り、大抵のことは放置して気にしないタイプだ。このままでは何も進まない。 じゃあ、かっこいい結婚写真を撮るって、どうだろう。「爆破結婚写真」とかモチベーション上がりそうじゃないか。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:溶かす!削る!灼熱の肉汁!ケガめし > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k
子供は「浮く風船」が大好きだ。なにしろ滅多に手に入らない貴重なものだから。 ぼく自身は、母親に教えられたとおり、あの風船には人類の夢と希望が詰まっているから空高くのぼっていけるのだと一昨年まで信じていたが、どうやらヘリウムガスというものでふくらませても同じように浮くらしい。 ……あ、いや、ちがうな。こういうテイストで書いてくつもりじゃなかったな。ええと、とにかく浮く風船をもらってですね、喜んでたらうっかり手をはなして風船が飛んでっちゃったという苦い経験、誰しも一度は憶えがあるんじゃないでしょうか。 どんどん小さくなる風船をただただ見上げるだけの無力だった少年少女時代。あのころの悔しさを、大人になった今であれば晴らすことができるのではないかと思うのです。 遠いあの日に飛んでいった風船、大人が全力で追いかけてやろうじゃありませんか。 (櫻田 智也) モチベーション 風船を本気で追いかけるといっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く