NASAが今年夏に打ち上げを予定している太陽探査機「Parker Solar Probe」(Wikipedia)に乗せる「名前」を募集している(NASAの発表、CNN)。 現在応募受付サイトで受付が行われており、無料で登録可能。登録された氏名はマイクロチップに記録されて同探査機に搭載されるという。 Parker Solar Probeでは、人類が未だ近づいたことがない太陽近辺の調査が行われるという。
国際宇宙ステーション(ISS)の外壁で細菌が発見され、これが地球外のものである可能性があることが話題になっている(INDEPENDENT、トカナ、Slashdot)。 トカナの記事では「“未知の生命”が国際宇宙ステーションで採取」「人類とエイリアンが邂逅」などとされているが、実際のところは現時点ではこの細菌が地球外由来のものであるという証拠はないようだ。 この細菌の発見を明らかにしたのはロシアの宇宙飛行士で、ISSモジュールの打ち上げ時にはなかったものだとしている。ただ、超低温や高温に耐えられる細菌は地球上にも存在し、以前にもそういった地球由来の細菌が宇宙ミッションで見つかったことはあるそうだ。現在分析中とのことだが、とりあえずこの細菌には危険性はないように見えるという。
質量の大きい恒星は、最後に「超新星(supernova)」と呼ばれる爆発を起こし、場合によっては中性子星やブラックホールになると考えられていた。しかし、超新星爆発を起こすことなしに恒星がブラックホールになったのではないかと考えられる現象が観測されたという(アストロアーツ、産経新聞、Engadget Japanese)。 地球から2200万光年離れたケフェウス座の渦巻銀河「NGC 6946」にある恒星「N6946-BH1」は2009年に輝き始めたが、2015年にはその姿が見えなくなり、追加観測の結果この天体自体が消滅してブラックホールになったという結論になったという。 NASAの研究チームはこれについて、「恒星がブラックホールに生まれ変わる瞬間を初めて捉えた可能性がある」と発表している。消滅の原因などは分からないが、超新星爆発の観測数の少なさから考えると、このように超新星爆発なしにブラックホ
地球から1480光年離れた連星「KIC 8462852」は、宇宙人関係の研究者の間で人気の高い星の一つ。この星では謎の減光が確認されており、その原因がエイリアンの作り出した巨大人工構造物がその光を遮っているかもしれないという説があるためだ(過去記事)。そして今年の5月19日にもこのKIC 8462852に突如として急激な減光現象が発生したそうだ。リアルタイムで観測できる状況になったのは今回が初めて。通常なら数か月は待たなければならない観測用望遠鏡の確保もすぐに行われた。 今回減光現象のスペクトルを観測することで、なぜこういった現象が発生しているのか、その原因が推測できる可能性があるという(Science、Engadget Japanese、 Popular Mechanics、Slashdot)。
男性は魅力的な女性と数分間一緒にいるだけで、認知機能に支障が出ることが分かったそうだ(The Telegraph、本家記事、論文のアブストラクトより)。 研究では40名の異性愛者の男性に標準的な記憶テストを実施し、その後7分に渡り研究チームの男女と会話してもらった後、再度記憶テストを行ってその結果を調べたそうだ。その結果、女性と話した被験者は相手を魅力的に感じる度合いが高いほど記憶テストにかかる時間が長くなり、間違いも増えたそうだ。男性と会話しているとき、またそれ程魅力的に感じない女性と一緒のときはこのような結果は見られなかったという。 魅力的な女性と過ごしている時は相手に好印象を与えようとして脳の機能を駆使し、他のタスクに回せるリソースが無くなるのではないかと研究チームは考えているそうだ。また、ある心理学者はこの結果について「男性が自分の遺伝子を残す方法を考えるようプログラムされているこ
Nature Physicsの論文 [doi.org]を流し読みしてまとめ. ・光吸収の飽和と言うこと自体は昔からよく知られている.これは物体に当てる光をどんどん強くしていくと,可能な励起を使い果たしてしまうためそれ以上の光を与えても吸収は増えず,当てる光は強くなっていくために吸収"率" = 吸収した光(飽和してほぼ一定)/当ててる光 がどんどん小さくなっていくと言うこと.(この場合でも吸収量自体が減っているわけではない.吸収可能な量を遙かに上回る光が照射されているため,大部分が抜けてきているだけ) ・今回Alの内殻励起(L端)に相当するX線を自由電子レーザーを使って超強くしてパルスで当ててみた.すると高強度になるに従って内殻励起が飽和して,吸収"率"はどんどん小さくなった. ・パルス後,内殻に励起されたホールは外殻からの電子の落下で埋まる(オージェ過程)が,この際余剰のエネルギーを放出,
3月に「ルービックキューブは25手以内で揃う!」というトピックがあったばかりですが、そのTomas Rokickiが今度は上限を一気に2手下げて23手としました。キューブフォーラムの記事によると、前回と同じ方法で、Sony Pictures Imageworksのレンダリングファームの余剰CPU時間を使い、約7.8コア・年分の計算時間をかけて、ルービックキューブのどんな状態からでも最大23手で完成できることを示したそうです。このレンダリングファームはスパイダーマン3やSurf's Upの制作に使われました。 今回の探索でも21手必要なキューブ状態は発見されていません。対称形の考察などから上限は20手だろうと予想されています。同じアルゴリズムでこれを証明するには、3500コア・年のCPU時間が必要になるとRokickiは見積っています。さらに速い探索手法が考案されるのが早いか、ムーアの法測で
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